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妻を亡くし、完全にひきこもりになった父に対し、私が出来ることは何ですか?
1年前に母が癌で亡くなり、私と父が残されました。 私は独身(バツイチ)で30代後半の女性、一人っ子です。父は65歳です。 母は15年以上も癌で闘病していたので、その間父が介護を行っていました。私は東京で働いているので、週末だけ静岡の実家に戻り、介護を行っていました。 この10年あまり、父は母の看病だけにすべてを捧げていたので、趣味もなく、友達も居ません。父や、亡くなった母の親戚は九州にいるので、近くに頼りになる親戚も居ません。 父は5年前に早期退職しましたが、幸いなことに父の両親が資産家だったので、お金には苦労していないようです。 母を亡くしてからというもの、父は家に引きこもって、一日中、インターネットやゲームばかりするようになってしまいました。 私の方で手配した宅配の食事やネットからの購入で、何とか食生活には問題がないようですが、全く人とコミュニケーションをとろうとせず、完全に家に引きこもってしまっています。一歩も外に出ていません。 週末には私が車で実家まで行き、泊まっているのですが、外に出ることを面倒くさがり拒みます。父との会話もゲームなどのオタクな内容ばかりになってしまっています... 正直、私も末期癌の母の介護で少し疲れ気味で、自分の生活(再婚や出産など)はほぼ諦めた状態でしたので、母が亡くなった今、やっと自分の人生を立て直そうか?と思っていたのですが、今度は父の状態が心配になってきてしまいました。 一生仕事を続ける予定(IT関連の技術者です)ですので、現時点で田舎に戻って父と同居することは難しい状況です。また仕事は海外出張も多いので、これからずっと毎週実家で父の相手をすることもできません。 このように65歳を過ぎて、完全にひきこもりになってしまった父に対し、私は何ができるでしょうか? 父はお金を持っているので、生活には困っていません。パソコンやゲームは買いたい放題です。しかし完全なひきこもりです。 精神科医に相談することも考えましたが、 「65歳の俺がひきこもって何が悪い! 十分働いたし、子育ても妻の介護も終わった!」 と父は怒ります。確かに、父の言い分は筋がとおっている?ので、私も何ともいえません。このままでもいいのかなぁ、とは思いますがやはり心配です。 アドバイスがありましたら、よろしくお願いいたします。 娘の希望としては、ゲームやネット以外の趣味を見つけて、外へ出て、友達を作ったりして欲しいのですが…。
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こんにちは。 長い間のご看病、大変でしたね。 まずは、そっとしておいてあげることだと思います。 Nanami118さんにとっては、大切なお母様、 お父様にとっては、大切な奥様を亡くされ、 それぞれ複雑な悲嘆や前向きにと言う気持ちや・・・色々なお気持ちをお持ちの事と思います。 同じ家族でも、 それぞれの立場、亡くなった方との距離関係、生活環境などで、 思っていることも、その表現の仕方も、 立ち直るスピードも、悲嘆の内容も・・・それぞれ違います。 それは、仕方がないことです、 違いはあれど、家族皆、それぞれ悲しかったり、空しかったり、 これからどうしようと考えたりする気持ちは、変わりないと思います。 また、特に介護をして密な時間を過ごした奥様とのお別れであれば、 それは、とてもとても辛い経験だったでしょうし、 今でも辛い時間が流れているのだとお察しします。 >娘の希望としては、ゲームやネット以外の趣味を見つけて、外へ出て、友達を作ったりして欲しいのですが…。 これは、 Nanami118さん自身の希望であって、 お父様の希望ではないので、 ここは、そっとお父様の希望を見守ってあげて欲しいと思います。 お父様には、お父様のペースがあって、 同じ様に、Nanami118さんにはNanami118さんのペースがあって、 それぞれのペースで悲嘆から回復すると思いますので、 お互いの事は、それぞれ、そっとしておく事です。 かき乱してはいけないのです。 「引きこもっている」様だけど、 それには、無意識だとしても、 きちんと意味があっての事だと思います。 それを無理に外に出さなくて良いと思います。 ゲームだって引きこもりだって、 お父様にしたら、良い事なのかもしれません。 むしろ、そうして無理に何かをすればするほど、 その後、余計に気が滅入ってしまったりします。(過活動) 人によっては、生活の為に働かなくてはいけなくて、 その無理によって、却って精神を壊して、 精神の病に罹ってしまう人もいます。 だから、悲嘆の克服には、それぞれのペースが大事なのです。 お父様は、今は、 力が無く引きこもるしかできないのかもしれないし、 ずっと奥様と暮らしたこの家を離れたくないのかもしれないし、 1日中ここで奥様との想いにふけっていたいとか、 悲しみを味わっていたいとか、 葛藤しているとか、 精神的にも物質的にも整理がつくまで、動けないとか、 近所で同じ様な年齢の女性を見ると辛くなるとか、 近所の人に偶然会ってしまい気を遣うのが嫌だとか、 (他人に「元気になりましたか?」とか言われると、 「元気になるわけないじゃない」と思いながらも、 「はい」と曖昧に答えるのも疲れるから ) 自分の心が傷つく事から自分を守る意味で、 引きこもる・外に出たくない理由があると思います。 その理由について、誰かが否定したりする権利はないので、 ここはひとつ、それぞれの希望は押し付けないのが、 それぞれの克服への近道だと思います。 日本ではまだグリーフケアなどが充実しておらず、 悲嘆克服のプロセスや心理など、わからない事も多いので、 何とも一概には言えませんが・・・ 私も死別を体験した時に、 周り人から「早く元気になって」と言われ、傷付いた事があります。 周りの人は、悲しむ姿を見るのが嫌だから 「前向きになる様に」「前向きになって!」 「外にいこ~」「お茶しようよ~」と必死なのですが、 それは、 その人の希望やペースであって、私の希望やペースでは無く、 申し訳ないけど、それが却って負担になり疲れ、傷付いた経験があります。 私も辛くて引きこもっていた時期もありますが、 時間が経って、趣味も何もありませんが、 徐々に外に出て行けるようになりましたよ^^ 誰かが元気のない時に、 周りの人が良かれと思って何かを押し付けては、逆効果だと思っています。 だから、お父様が元気がないときは、 「そうだね・・・今は辛いよね・・・いろいろあったものね・・・」と思って、 その気持ちに寄り添ってあげて欲しいのです。 >完全にひきこもりになってしまった父に対し、私は何ができるでしょうか? とにかく、そっとしておいてあげる。 そして、お父様の気持ちに寄り添ってあげる事だと思います。 無理に外に出さない事です。 なかなか会えなくても、電話やメールで十分だと思います。 何もせず、そっとしておくのも、思いやりです。 お父様の言う事を否定しないで、 「うん、そうだね~」と応えて、 気持ちを寄り添ってあげると良いと思います。 お父様が、何か言ったら、聞いてあげる、 「外に行きたい」と言ったら、 どんどんつれて行ってあげると良いと思います。 男性は特にこう言った感情を他人に吐く事は 上手ではないと思うので、吐きやすい会話・環境を作ってあげるのも良いと思います。 もし、言った言葉に、 「そんな事無いよ~」「○○しようよ~」と返事が来たら、 貝の様に心まで閉じてしまうかもしれませんから、 とにかく、否定せず、寄り添ってあげてください。 離れて暮らして、年老いて、引きこもってしまい・・・と ご心配かもしれませんが、まずはここからだと思います。 そのうち、だんだん外に出るようになりますよ。 徐々に・・・です。 あとは、もし思い出話が辛くないのであれば、 お母様との思い出をお話しするのも良いと思います。 お父様とNanami118さんの間には、 「奥様/お母様」がきちんと存在している・・・ そうわかるだけで、 お父様の気持ちは、大分救われると思いますよ。 今は、“無理”と“押し付け”だけは禁物だと思います。
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- copyRobots
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No2です。 カメラをプレゼントするって聞いてうれしくなってしまいました。 なので少し脱線します・・・。 自分もカメラが初心者ですが好きなので・・・。カメラを持ち歩くといつも歩いている道でも、何かを撮ろうと思いながら歩くので、いつもは気付かないことを発見したりして楽しいです。 お父様はゲームやパソコンができるようなので、必要であればあなたがサポートして撮った写真でブログを始めてはいかがでしょうか?年配の方でも自分が撮った写真でブログをやっている方は多いともいます。 そこから人とのつながりができるかもしれないし、ブログをちょこちょこチェックすることであなたも海外から近況をしることができると思います。あなたがコメントなどをすればあなたの近況も簡単にお父様につたわりますし便利です。 自分もこの前、念願の一眼レフを買いました。オリンパスのE-510というやつで、初心者にも使いやすくて軽くて良いものですし、一眼レフにしてはレンズ付きで安いです。また、静岡でしたら最近は御殿場プレミアムアウトレットにNikonのアウトレットショップができたみたいですよ。 お父様がカメラにはまってくれるといいですね。
お礼
copyRobotsさん、ありがとうございます。 父はパソコンおたくなので、確かにブログなどには興味を持つかもしれませんね。 私は長期の海外出張が多い仕事をしているので、父がブログを書いてくれるようになると、確かに安心します。ああ、今日も元気に富士山の麓で生活して居るんだなぁーって。 御殿場のプレミアムアウトレットですね。 父の日のプレゼントに、買ってみようと思います。
- mikan4932
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お父様、動物はお嫌いでしょうか? お父様とは違いますが、私も今春子供が就職のため家を出てしまい、心にポッカリ穴が開いてしまいました。(主人は居ますが・・・) ですが、もともと犬と猫を飼っているため、この子たちの為に頑張らねば!!と奮起しているところです。 お父様がお元気で、経済的にも急な病気や怪我があっても対応出来て、常に一緒にいてもらえたら、動物も幸せじゃないでしょうか? 私的には、余り大きくなく、丈夫で人懐っこい犬がいいとおもいますよ。 散歩に出たりすることで、自然と外にも出るでしょうし、同じ犬連れの人とコミュニケーション取れたりしますけどね・・
お礼
それは良いアイデアですね! 父は盆栽が大好きなのですが、やはり動物が居るとぬくもりもありますし、なんと言っても父が世話をしなくてはなりませんからね。とはいっても引きこもってからは、盆栽をすべて家の中に入れてしまい、室内で世話をするようになってしまいましたが。 父は残念ながら犬はあまり好きではないのですが、猫や鳥などは以前家族で飼っていたことがあるので、猫はよさそうですね。 今度父に会いに行くときに、それとなーく、話しかけてみます。 ありがとうございました!
- copyRobots
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こんにちは、いろいろとお悩みで大変そうですね。 質問を読ませていただいて思ったのですが、お父様が今を楽しんでいるかどうかが問題なのではないかなと思います。 ぼくは26歳で既婚者ですが、自宅が大好きです。ゲームやネットも良くします。会社では毎週金曜日に飲み会に行きますが、ぼくはまっすぐ帰宅します。友人がいないわけではなく、連絡を取ってもいますが、もともとお酒を飲むとかもそこまで好きではないので直接会うのは年に3,4回くらうです。(ちなみに会おうと思えば30分くらいの移動で会えます) 世の中にはカメラが趣味の人、読書が趣味の人、車が趣味の人、山登りが趣味の人など様々いらっしゃいます。たまたまお父様の趣味が室内でのゲームだったのであれば特にもんだいはないと思いますよ。 奥様がなくなって本当に自暴自棄になってしまう人は食事も喉をとおらなかったり、そもそも食べること自体を忘れてしまったり、なにもしないものです。ゲームなどを「買いに行く」気力すらなくしてしまうものです。そういう気力があるうちは心配しなくてもよいと思いますよ。 余談ですが、お金に余裕があるのなら良いカメラを買うというのもいいと思います。カメラがあると景色などの「作品」を作りたくなり、自然と外に行くようになるかもしれませんよ。
お礼
ありがとうございます。 回答者様がおっしゃるとおり、父があまり今を楽しんでいるようには見えないのが気がかりです。「早く死んだ妻のところに行きたい」「どうせ生きていたって・・・」のような厭世的な発言が目立ちます。 食事をなんとかとっているのは、たぶん私に心配をかけたくないという気持ちもあるのでしょう。夕飯宅配サービスに私が無理矢理申し込んだので、食べないと申し訳ないと思っているみたいです。 やはり今は見守っているしかないのでしょうね。 カメラというのは良い提案ですね。次の父の日には、高価なデジカメを買ってあげようかな。富士山の近くに住んでいるので、きれいな景色が写せます。 父と離れて暮らしている上に、私の方も仕事が不規則で出張も多いので、私が忙しくしているうちに、父が家でひっそり亡くなっていたらどうしよう、とかいらぬ心配をしてしまいました。 よく考えたら、私も一人暮らしをしていて、東京に身内が居るわけではないので、それはお互い様ですよね。 しばらく様子をみてみます。
私の考えでは、後1年は「ほっとく」ことです。 お父様は、寂しさと終ったという感情の波と闘っておられる最中です。 これは、最低でも、もう一年は続く闘いです。 3年が過ぎたら、頃合を見計らって色々と・・・。 が、後1年は「ほっとく」ことです。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、3年という月日がかかるのですね。 そう考えると、1年目の今はまだまだ何をするにも早すぎるタイミングですね。 しばらく見守って、好きなように暮らさせてあげようと思います。
お礼
fizee160さん、親切なご回答、大変ありがとうございました。 そうですよね。父は10年間もずっと母の側で看病し、壮絶な病気との闘いを見てきたので、もしかしたらこの引きこもっているように見える時期も、父にとってはとても大切な回復のプロセスなのかもしれませんね。 母が亡くなる前の最後の言葉が、 「お父さんをよろしくね。頼んだよ。」 だったので、私も必要以上に心配している部分もあったかもしれません。 言われてみれば、無理に外に出て同じ年代の夫婦を見たり、声をかけられるのは、辛いことでしょうね。父がテレビをほとんど観なくなったのも、もしかしたら、コマーシャルなどで「熟年の夫婦がふたりで旅をする」みたいなシーンが出てくるのを観たくないのかも、と今ご指摘されて気がつきました。 近い親戚も無く、父が独りで田舎で暮らしているので、私が東京で忙しくしている間にもしも父に何かあったら・・・と必要以上に心配しすぎていたのかもしれません。 母との思い出話はよくしています。 桜が咲いていたので、母が桜が大好きだったことなど、ずっとお酒を飲みながら話していました。父も、母と知り合った頃の昔の話を、よくしてくれるようになりました。 おっしゃるとおり、父のペースに合わせて、押しつけはしないようにしようと思います。まぁ、逆に考えると、父の方も都会で独りで働いている娘のことを、私以上に心配しているかもしれませんしね。 本当にご親切なアドバイス、大変ありがとうございました。