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同人誌の本文原稿について
色々な本を拝見していて、「あ、これはアナログで描いてるな」とか「これはデータだな」(最近はあまり区別ないですが)とかなんとなーくわかるんですが、 たまに主線は確実に手描きで、おそらくコピックなどで塗った感じのハーフトーン・薄墨の表現を使ったの本文を描かれてる方をみかけますが、 あれはどうやって入稿・印刷しているのでしょうか? 仕上がりがなんとなーく全体的に淡い印象にはなっているようなんですが…。 (1)普通に描いてコピックで塗ったものを、そのまま印刷している (2)昔からある、アミカケ処理をして印刷している (3)(1)のものをスキャンしてデータ入稿している この中のどれかだとは思うのですが、(1)はできるのか!?とも思いますし(3)だと調節の段階でどうやってるのかも気になります。(よく色が飛ぶので)… ご存知の方いらっしゃいましたら宜しくお願い致します。
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- natsunatu
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色々な方法がありますが、考えやすいのは(2)のパターンだと思います。大手サークルさんだと鉛筆描き原稿をそのままアミ処理して印刷・・・というようなこともよくやっていますね。時々それに時間があればコピックなどで濃淡がついているのを見かけます。 ですが、(2)の方法は少々加工代が高いです。 最近はデータでの原稿作成が多くなってきていますので、PhotoShopのような加工ソフトを持っていれば、 「ブラシで濃淡をつけて彩色」→「白黒変換して自力でアミカケ処理」 ということも出来ます。 デジタルっぽく見えたり、まるでコピックで塗ったように見えたりする漫画が出来上がります。 (1)の方法は、一応入稿は可能かと思いますが、お勧めできません。濃淡の判断で「薄い」部分は「白」に、「濃い」部分は「黒」に、それぞれ印刷されてしまいますので、求めていたような仕上がりには中々ならないと思います。 この場合(2)の加工料を追加で請求されるか、 または再現があまりに困難であると判断し、不備として印刷を断られる可能性が高いでしょう。 (3)のパターンですが、フルカラーよりも単色(青やグレーなど)で影を入れて、アミ処理をすると比較的思った濃淡差がつけやすいですよ。 また、コントラストが低すぎる(濃淡差が殆ど無い)状態だと綺麗に出ないこともあります。 調整はアミカケ処理をする際にコツがありますので、加工ソフトごとにノウハウを紹介しているサイトや教本を見て研究してみて下さい。
お礼
ありがとうございました。 なるほど~ 初めて知る技法ばかりです。大変参考になりました。