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なぜ高校に行くのかという疑問に対して?

中2の娘のことなのですが、ふとした会話から(確かダラダラとテレビを見ていたので、私が受験勉強でもしたら?と言った)、「なぜ高校に行かなければならないか?」と言われました。 「中学をでてすぐやれる仕事は限りがある」「あとで後悔しても遅い」など、思いつくだけのことは言ったのですが、最近、こういうことに関して不安定というか、 なにかにぶつかっている、というか……。「じゃ、中学出て何かしたいことはあるか」と聞けば、「別に」。「いつ、決まるの?」と聞けば「分かんない」。 「学校で何か嫌なことでもあるのか?」「(親に)言ってもしょうがない。」という調子です。 ただ、いつもこうなわけではないのも不思議で、「将来は獣医になりたい」と話し、獣医になるためにはどんな大学がいいか、など明るく話すときもあります。勉強も比較的している方だし(塾も進んで行ってる)、成績も悪くはない。が、勉強は嫌い。つい先日は、文化祭でクラスが何部門だか賞を取ったとか大喜びしていたばかりでした。 私自身、中学の時、高校へ行くのは当たり前と思っていて、1つの目標であったので、「なぜ高校に行くか」という疑問を持ったことがありません。 一体、今、娘にどんな言葉がけが必要なのか、はたまた、何も言わない方がいいのか……。 そこで、実際、中学生の頃このような疑問を感じた経験のある方、また、子供さんにそのように言われた経験のある方、その心理や、対応、その後どうなったか、など教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。

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回答No.10

大学生の息子と高校生の娘の母親です。9年ほど小中学校で教員の経験がありますが、辞めてからの方が長いです。 投稿を読ませていただいて、反抗期そのものの言動だなあ、と思いました。受け答えも、日によって機嫌が違うのも反抗期の特徴だとおもいます。日によってどころか、さっきまでの態度と全然違ったりするものです。 でもたぶん娘さんが本当に高校へ行かないことはないと思います。娘さんのプライドが許さないと思うからです。 成績が悪くて得意なものもなく、学校もおもしろくない、という状態の子が、「なぜ、高校へ行かなければならないの?」と言い出すことがあるようですが、娘さんの場合は違います。勉強は好きじゃないけどする、成績も悪くない、文化祭もたのしんでいる・・・心配しなくてもいいと思いますよ! ただこの時期の子どもには、「普通はこうだ」とか「みんなこうしてる」とか「将来の為にこうすべきだ」というようなことは、タブーだと思うんです。なぜなら、彼らは純真ですから、損得抜きにものごとを考えるし、世間とか、権力とかいうものに、反感を持ってるからです。正義感が強い子や純真な子ほど、反発心が強いです。だから 親がそういうことを言うと、世間や権力と同様、たちまち敵になってしまいます。 だから「そういう疑問をもつ事はとてもいいことだ」という気持ちを持ってあげてください。実際 何の疑問も持たずに みんな行くから、と行く子達よりも ずっと充実した高校生活が送れると思いますよ。 とはいえ、今の時点で「なぜ?」という言葉が、よく出るということなので、そのときの対応の仕方はなかなか難しいですよね。 まずは「そういう疑問をもつのはとてもいいことで、な~んにも考えない子たちより あなたはすばらしい」という意味のことばで、娘さんの考えをを認めてあげてらどうでしょう。そして、学歴偏重社会や世間が人を判断する仕方に対する矛盾点などを 一緒に話し合うのもいいと思います。それだけで、「矛盾や疑問は沢山あるけど、日本の社会の現実はそうだ」ということが 充分伝わると思います。でもそれは口に出さない方がいいですね。それに「現実はそうなんだからこうするべきだ」というようなことも言わないように、また そういう考えを悟られないようにするべきなんじゃないでしょうか。 もうひとつ、外国ではどうなのかなあ?などと、視点を外へ向けてみるのもひとつの手かもしれません。高校へ行くとか行かないとか、意味があるとかないとか、限られた範囲の話から、大きな視野に問題を広げてみる、というか、この場合、すりかえてしまうのです。 わたしもあまり詳しいことは知りませんが、 イギリスでは数年前に教育改革が行われ 大学までいくコースと技術を習得するコースとに分かれているそうですが、技術コースが軽視されてるわけじゃなく、熟練者に対する評価は高いそうです。(いつか TVで見ただけなので、詳しくはわかりません) また、韓国での受験競争は激しいもので、夜10時ごろまで、学校に残って勉強してる状況があるそうです。(これも何年か前に新聞で読んだだけです。そこには、「韓国では塾が禁止されている」と書いてありましたが、今もそうなのかはわかりません) それから 中国のペキン大学では、開門前、門前に大勢の学生が集まるそうです。早く行って席をとるためです。遅いと席がないのだそうです。 日本には中国からの留学生が沢山います。わたしは暫く外国人の日本語学習のお手伝いをしていたのですが、中国からの留学生は とても熱心で優秀です。将来貿易の仕事をするんだ、とか 事業を起こすんだ、とか とにかく意欲的なんです。彼らを見ていると、いつか日本は教育でも経済でも中国に抜かされるなあ、と感じてしまいます。 娘さんとも色んなことを話してみたらいかがでしょう?悪までも話としてです。そこに、お母さんの作為的なものが見えたら、反感をもつだけだと思います。 文面からの推測ですが、miharinさんは とても真面目な教育熱心な方ではないですか? もちろん口やかましい教育ママという意味ではありません。ただ 中2のお子さんに「受験勉強でもしたら?」とおっしゃったのには正直びっくりしました。それに「いつ、決まるの?」も・・性急で、詰問のような印象を受けたので・・・すみません、気を悪くされたら、許してください。 色々書きましたが 私は決して子育てに成功した母親ではありません。(どんな子育てを成功というのか よくわかりませんが)息子も中2ぐらいから反抗期がありましたし、中3のときにタバコを吸ったりしました。息子の部屋の壁は2箇所穴があいています。友達もいわゆる真面目な生徒じゃなく、かといって問題児でもないけれど・・・という子が多く、息子自信もそういうタイプでした。今でも 遊びに来る友達は、ピアスあり、金髪あり、ロングヘアあり です。でも わたしはその子達大好きなんです。挨拶もきちんとするし、靴まで揃えてあります。 娘にしても 小5のとき先生不信になり、私が登校拒否させました。10日位でしたけどね。自分から行くと言い出して、暫くして新学年になり大事にならずにすみました。 長くなるのでこれ以上書きませんが、私は子育てで苦労を感じたことは一度もないつもりです。腹がたったことはありますよ~ 「子供は社会からの預かりものだ」と聞いたことがあります。自立した社会人になったら社会に返す、わたしはそう思ってます。 「いい生活よりいい人生を」というのもありましたねえ。全くそのとおり! 「人生ほど甘いものはない、何度でもやり直せる」これはラサール石井の行ってた非常に厳しい塾の先生が 受験を失敗した生徒に言った言葉だそうです。 miharinさん 普段ご主人がいらっしゃらない分 責任を人一倍感じられてると思いますが、泰然として子供を育てましょう。(自分自身への言葉でもあります) 娘さんは高校へ行きますよ。あなたは世間の一部にならないであげてください。    

miharin
質問者

お礼

>miharinさん 普段ご主人がいらっしゃらない分 責任を人一倍感じられてると思いますが、泰然として子供を育てましょう。 自分自身の気持ちをもっとゆったり持って、と頭では考えていても現実は余裕が無い接し方をしていました。もう少し娘を信じて待つ、見守る、そういうことが大切なんだろうな、と思いますし、確かに、実際あまりぐだぐだ言わない方がうまくいく(勝手に自分でやっている)ことの方が多いようですね。 「受験勉強でもしたら?」「勉強したら?」などなど、けっこう日常の会話で私は言っていましたが、もしかして、普通はあまりないのかな?なんて、こともチョット新鮮に驚き、というか……。 また、 >彼らは純真ですから、損得抜きにものごとを考えるし、世間とか、権力とかいうものに、反感を持ってるからです。正義感が強い子や純真な子ほど、反発心が強いです。 「ああ、そうだ」と思い当たることが、たくさんあります。 それをすべて「反抗されている」ととらえるか、totoroさんのように、一緒に考え、向かい合っていくかで、ずいぶんと違うのでしょうね。 本当にみなさんからの回答は、自分がこれまで生きてきた道と違う道もあるんだ、ということ、思春期の子どもたちの揺れる気持ちなどなど、大変参考になりました。わたし自身、視野と心(娘に対するときの)が狭かったのですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (11)

  • chobi9911
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回答No.1

考え付いてしまうとどうにも答えが出ず悩んでしまう問題ですよね。 中2の子なんてそんなものじゃないですか? 私もそんな時期があったけれど、漠然と考えただけでした。 答えが無いのも本人はよくわかっているとおもいますよ。 ただテレビを見ていたときに受験勉強しろ、とか水をさすような事を言った親に対してちょっと反抗してみただけだと思います。 でもそこで「高校に行く」と言う事に対して一緒に考えてあげたりすることや、本人がどう感じているかを考えてあげるって凄く大事な事だと思うんです。 「いいから行け」とか「そういうもの」的な答えや、世間一般的な回答はがっかりしてしまうというか、そんなことはわかっている、と更に反抗したくなっちゃうんですよね。 かといって自分も深く考えているわけではないので切り返されると面倒だし。 私は高校には普通に進学したけれど、すぐにやめたくなり、親に話したら 「嫌な事は無理にすることは無いよ。」ととても冷静に言われて逆に不安になっちゃってそのまま卒業にいたりました。たぶんそこで「バカな事言うな」とか頭ごなしに否定されていたら勢いで止めていたかもしれないです。 突き放す言い方ではなかったけれど、深く追求されない事で自分で自分の将来に責任を持たなくてはいけないと考える事ができました。 娘さんは将来の夢もあるようで、思春期の素朴な疑問&ちょっとした反抗心だったんじゃないかなと思います。勉強が嫌いなんて珍しいことじゃないですよ。 こんな風に考えてあげられているのだからそれをそのまま告げてみては? わからないことは一緒になってわからないと言う方が信頼できますよ。 望む事は子供の幸せだということが伝わればいいのだから。頑張って下さい。

miharin
質問者

お礼

さっそくのご回答ありがとうございます。 実際、「なんで勉強するのか」「自分が高校に行きたいのか行きたくないのか、分かんない」そんなことをよく言います。 私自身、そんな風に思ったことがなかったので、言われるとすごくあわてます。 将来の夢も、語るときもあれば、まだ確固たるものにはなっていないようでもあり、この子の将来は一体どうなるのか、と不安になってしまうのです。 でも、親が少し余裕を持って、接することが大切なのかもしれませんね。

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