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準動詞にこれらの意味は含まれますか?

助動詞+have p.pや完了分詞構文や完了動名詞は、過去をあらわすだけでなく、完了、経験、継続(いわゆる現在完了)の意味は含まれますか? たとえば、(これは自分で作った分詞構文ですが) Having been in prison,He failed an interview. を「刑務所に入ったことがあったので、彼は面接に落ちた」と経験の意味 でとることはできるか、ということです。 完了不定詞にはこれらの意味が含まれることがある、とは聞いたことが あるのですが、他の準動詞や助動詞+have p.p表現も同じことが言えるのかわからなかったので質問させていただきました。

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  • Parismadam
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回答No.2

こんにちは。3/2のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問1: <助動詞+have p.pや完了分詞構文や完了動名詞は、過去をあらわすだけでなく、完了、経験、継続(いわゆる現在完了)の意味は含まれますか?> はい、含まれます。ただ、主に「完了」の意味になります。 1.助動詞+have p.p、完了分詞構文、完了動名詞で使われるhave+ppの部分は「時制」ではありません。時差を示唆する一種の語法なのです。 2.これらのhave+ppは「完了」の意味で使われます。 3.主節の時制と比べて、それより前の時制であることを示す大過去的な用法になります。 (1)助動詞+have p.p: 例: He may be ill(現在推量) 「彼は病気かもしれない」 He may have been ill(過去推量) 「彼は病気だったかもしれない」 推量しているのは現在ですが、下の文は、過去の事実を推量しています。このhave+ppは「完了」のニュアンスを表します。 (2)完了分詞構文: 例: Having finished the work, I can go out. =As I finished the work, I can go out. 「仕事を終えたので、外出できる」 分詞構文は下の文のように、AsやWhenを使って副詞節に書き換えることができます。ここでは、従属節の時制が、主節より「前の」ことになる、つまり従節は過去、主節は現在形なので、分詞構文ではその時差をhave+ppで表しているのです。 (3)完了動名詞: 例: Never mind making mistakes. 「間違いをするのを気にするな」 Never mind having makd mistakes. 「間違いをしたことを気にするな」 mind~ingの~ingは動名詞です。下の文では「既に間違いをした」という完了の事実をhave+ppで表しています。 ご質問2: <「刑務所に入ったことがあったので、彼は面接に落ちた」と経験の意味でとることはできるか、ということです。> できますが、「経験」というより「完了」の意味になります。 1.ここでのhave+ppの働きは、主節より「前の時制」=「既に完了したこと」を表しているということです。 2.節に書き換えると As he had been in prison, he failed in the interview. となり、従節の時制はhad been(過去完了)、主節はfailed(過去)と時制のずれが生じます。 3.完了分詞構文は、そのずれを表す用法で、その意味で「経験」というより「完了」の意味合いを持つのです。 以上ご参考までに。

kirara826
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございました。 参考にさせていただきます。

その他の回答 (4)

回答No.5

>単なる時間差なら,完了形は用いる必要はありません。 は少し言いすぎでした。 日本で習うほど,時間差がある場合に完了形の分詞構文にすることはないということです。

  • googoo1956
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回答No.4

>助動詞+have p.pや完了分詞構文や完了動名詞は、過去をあらわすだけでなく、完了、経験、継続(いわゆる現在完了)の意味は含まれますか? ○ その理解で良いと思います。 ○ 「助動詞+have+p.p.」は、「have」の後に続く動詞が「動作」ではなく「状態」を表す場合、「過去」または「現在までの継続」のどちらかを表します。 (A) He 【must have lived】 in London for a lomg time. → (1) It is certain that he 【lived】 in London for a lomg time. → (2) It is certain that he 【has lived】 in London for a long time.  ※「過去」か「現在までの継続」のどちらであるかは、文脈から判断することになります。 ○ 分詞構文でも同じです。 (B) 【Having been】 ill for a few days, he looks tired. → (1) As he 【was】 ill for a week, he ... → (2) As he 【has been】 ill for a few days, he ... ○ 「経験」を表すこともあります。 (C) 【Having visited his house many times, I know where it is. → (1) As I have visited his house many times, I ...

kirara826
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございました。 参考にさせてください。

回答No.3

分詞構文の場合は特にですが,単なる時間差ではありません。 時間差なら,どちらか先かは文脈でわかりますし,英文の流れから,前に来る方が先になるのが普通です。 完了形の分詞構文を用いるのは,過去と大過去のような時間差でなく, 「完了」「経験」「継続」の意味,すなわち完了時制としての意味を出したい場合です。 「完了」というのは単なる時間差でなく, 現在完了なら,今の気持ちで「今終わってしまっている」 過去完了なら,ある過去のときまでに「終わってしまっている」 という内容です。 Having seen the man before, I knew his name. とあれば,「以前にその男性に会ったことがあるので,名前を知っていた」です。 before とあるように,「経験」の意味です。 Having been in prison,He failed an interview. の場合,「面接を受けた」という過去まで「刑務所にいた」という継続の可能性もありますが,普通は 「入ったことがあった」という経験と考えていいです。 単なる時間差なら,完了形は用いる必要はありません。 分詞構文で完了形になっていたら,まず「完了」「経験」「継続」の意味を出すためだ,と思ってください。 「完了」的な過去完了と,「大過去」を区別しないということは, 現在完了と過去を区別しないに等しいです。

kirara826
質問者

お礼

分詞構文は「完了」「経験」「継続」をあらわすためのものだったんですね。参考になりました。 ありがとうございました。

回答No.1

>助動詞+have p.pや完了分詞構文や完了動名詞は、過去をあらわすだけでなく、完了、経験、継続(いわゆる現在完了)の意味は含まれますか? 基本的にそのように思いますよ。 あと、 Having PP の分詞構文は おっしゃるとおりのフィーリングを表せます。 Having PP という事実があったからこそ、という感じです。 因果関係といってよいと思います。 また、 時間差を表しているともいえます。 同時に起こっている場合は ..ing になりまが、Having PP のかわりに ing 分詞にしても間違いではありませんね。 "Not getting up early this morning, I was late." "Not having got up early this morning, I was late" はどちらもOKで、 I was late because I didn't get up early this morning. が最も自然な文ですね。分詞構文を多用しすぎないほうがいいことも確かです。 貴文も He failed ... because he had been in prison. のほうがリアリティーのある文と思います。

kirara826
質問者

お礼

必ずしもhaving p.pにしなくてもいいのですね。 参考になりました。ありがとうございました。