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のう胞がありますが、両親ともありません。
肝臓と腎臓にのう胞があります。 かなりの数だし、結構な大きさです。 病院で「先天的なものだろう、遺伝だろう」と言われましたが、 両親ともに、のう胞はありません。 「のう胞」という言葉すら知らなかったくらいです。 両親どころか血縁関係者に、肝臓や腎臓が悪い者はいません。 そんなことってあるのでしょうか。 それとも私は突然変異なんでしょうか。
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医師です。専門は麻酔科です。 内科の先生の知識にはかないませんが、わかる範囲でお答えします。 のう胞性腎疾患(嚢胞性腎疾患)には、遺伝するものが多くあります。 文面や、肝にも多発しているところから、恐らく「多発性嚢胞腎」ではないかと思います。 この病気は「常染色体優性遺伝」するものと、「常染色体劣性遺伝」するものとに大別されます。 遺伝の話は、一般の方には難しいかもしれませんが、常染色体劣性遺伝の場合には、両親とも健康な場合でも子供が発症することがあります。 DNAというものは、必ず組になっています。 両親から一個ずつもらうわけです。 ここで、 Aが健康なDNA aが病気のDNA としましょう。 常染色体劣性遺伝とは、aaという形になった場合のみ発症します。 AA・Aaは健康なんです。 父 母 Aa(健康)----Aa(健康) ↓ 子供は、AA(健康)・Aa(健康)・aa(病気)の可能性があります。 この考え方は血液型も同じです。 大事なことは、医療機関でしっかり診てもらうことです。 致死的な病気ではないですが、放置していいものでは絶対にありません。
お礼
高校のときに生物の授業で習いました! メンデルの法則ですよね!!! 授業で習った「遺伝」大好きだったんですが、ここに繋がるとは・・・! おっしゃるとおり、多発性と書かれていました。 私のケースの場合、 「優性遺伝」だった場合は、両親のいずれかはのう胞があるはずなので、 「劣性遺伝」かつ「両親がAa」かつ「父のaと母のaを受け継いだ」ということですね。 とってもよく理解できました! ありがとうございました!