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意志動詞って?
will とbe going toの使い方の勉強をしています ある程度は理解できたんですけど、 意志動詞 無意志動詞が絡んでくると頭がごちゃごちゃに なってしまいます。 この動詞の違いってなんなんですか? 意志動詞と無意志動詞の単語帳とかってあるんですか? よろしくおねがいします。
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Q1「問題はこれら(=二人称、三人称)の肯定文での意志の表し方なんです。要は、話し手が二人称と三人称の意志をどうやって、その人たちに代わって 話をするのか、かなり心理的な問題になってしまうとは思うのですが」 Q2「追加問題:willの強い意志を出せるのは 一人称だけだということで いいのでしょうか?」 A willの意思未来は、平叙文では、主語が1人称の場合で、I/We willの形にほぼ限られるといえます。話し手が自分以外の人の意思について言及することは困難だからである(他人の現在の心中はわからないのは当然のこと)。しかも動詞が、話し手が自分で6意図的に左右できる内容である時(意思動詞とはこれのことをいうのでしょう)のみである。 2人称、3人称が主語の場合にも、willが(弱い)意思を表す場合があります。 以下それについて述べます。もちろん以下動詞は全て「意思動詞」に限られます。 1 when/if/until - などの副詞節の中で、「~する時/~すれば」と話し手が、人の意思を 想定する場合 willには強勢がおかれる(「意思」を表さないとき、副詞節の中を「現在形」にするのは常識)。 If you will do it again,do it by yourself. 「どうしてやるというのなら、自分でやりなさい」 If he will go, we must give up this plan「かれがどうしても行くというのなら、この計画はあきらめるしかない」. 2 「主語you/he等の普段の言動、振る舞いからみて主語がこの先も自分の意志で何度もすると、話し手(I)が予想できる」場合。一般に学校文法では「現在の習慣」、「固執、拒絶(will+notの形で)」のwillと呼ばれる。willには強勢がおかれ、しばしば話し手の苛立ちの気持ちを表す。この用法はあまり用いられないようです。 Whatever I say, he will have his own way. 「何を言っても彼は自分の思い通りにしようとする」 The door won’ open. 「このドアはなかなか開かない」(ドアを人に喩える) 普段からしていることなので、話し手(I)は、「彼/あなたは,この先もきっとする気でいるな」と他人の意思を憶測するわけです。 3 you will – で、「命令、依頼」を表す場合。 2種類あり 1) Will you – 「~してくれませんか」(*この形が「~するつもりですか」ということを表すことはまずない)の変形で、意味もさほど変わらない。 You will help me, I’m sure. (=Will you help me ? I’m sure you will.) 形は3人称でも、内容は2人称の場合 The audience will sit down (皆様、お座りください) 2) you will― 「あなたは、~するだろう」という推量(単純未来)の意味から変化したもので、「お前は、この先して当然だ」という押し付けがましい高圧的な意味になることもある。 You will come to the staff room after the class.「放課後職員室へ来なさい」 この用法の発展で3人称では「指示、命令」になる This missles will be launched at 6;00 「ミサイルは6時発射せよ」 4 最後に 「あなたは~するつもりでいる/か」「彼は~するつもりでいる」 といいたければ、willは使わず、通常be going to を使う。 なぜ、willはだめで、be going toならいいのか? 説明します。 be going toは、これまでの回答で何度も指摘されたとおり、「計画済みの意思を」表す。 :willの場合は、話し手の発話の時点で、主語がこの先~するという意思をはもつが、それは単なる思い付きであることが多く実行には移してない、つまり他人(=話し手I)から見れば主語が何をするつもりなのかその証拠になるものが発話時点では何もないのに対して、be going toは、話し手の発話時点で、すでに何らかの準備に入っており、この先何をするのか、その兆候が既にみられるため、他人(=話し手I)でも予想がつく。 She will sing. [彼女は歌うだろう(スケジュールから予想、しかし彼女は今着席していて歌う意思があるのか不明、歌う気はないかも?)] She is going to sing [彼女は歌うぞ(彼女はマイクを手にしているので、彼女の「歌うつもりでいる」意思があることがわかる)] [注意: Horusさんの答えも参照] 話し手が話す瞬間に、自分以外の他人が、この先何をする気でいるのか 想定や憶測ではなく、押し付けの命令でもなく、その人の普段の振る舞いや言動も知らずに、この先何をしそうかその兆候もみられず、言い当てることはまず不可能でしょう。 (占いでもbe going to , 予言ならshallになる?) 二人称/三人称will+意思動詞が通常の「意思未来」を表すことはないといえます。 Q3「BE GOING TOを二人称、三人称の肯定文で(付加疑問文などをつけないで) 考えた場合、(彼、彼女の意志を変わって話すことになるので)命令とか 押し付けに近い様に思うんですが、いかがでしょうか」 Aそのとおりです。ただし、3で述べたとおりwillを使うほうが普通です。 be going toを使えば、4で述べたとおり話し手が言う前に主語が既に何らかの行動に入っているのでyou are going to -- 「お前~するつもりでいるな」と命令ではなく、確認および決め付けた言い方になる。また「おまえは~することになっておるぞ」と決定済みの命令を与えることもあらわしますが、これは本人の意思ではないので意思未来にはいりません(最初に挙げたIt is going to rain 「黒雲だ、雨が降るぞ」の用法に近い) 余談ですが、英語のwillは、古典日本語の「らむ/む」に近いという人もいます。 我せむ (わたしがしよう) = I will do it.意思未来 汝せむ (おまえやってみな) =You will do it 3の命令用法 誰ぞせむ (だれがするのだろうか) = Who will do it ? 単純未来 平安時代ならよかったですねえ Q4 the verb of volition 「意図的(行為を表す)動詞」は何かにのっていたのでしょうか? 高校生向けの参考書にはありません。 「現代英文法総論」レナートデクラーク著 にありました。
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- adjective
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>追加問題:willを二人称、三人称を無意志として使うことは きますよね?これは> その人の意志に問題があるのではなくて、あくまでその二人称と三人 > 称が ”将来にする”という点を強調していると聞いたことが > あるのですが、willの強い意志を出せるのは 一人称だけだというこ > とでいいのでしょうか? NO1の回答者再来です。1の回答で「will:その瞬間に思いついたことを述べるとき」と書いていますがスルーされましたけど。 これこそ話をする人がその時思いついた意志のことですよ。 もう一回くどく書くと、 「will:話し手がその瞬間に思いついた意志について述べるとき」 willは瞬間の意図や意向をあらわし、この”瞬間”という時間差がないのがwillの意志未来の特徴みたいです。ここをbe going・・・と使い分ける必要がある。 だから He will get up early next morning. この文のようにあなたでない彼がその瞬間、明日の朝早く起きようと思ったこと(意志)を他人が発することはできませんよね。 どうやってその人の意志を瞬間的に教えてもらうのでしょうか?テレパシーがあれば別か?でも現実不可能。 willで”意志”という意味ではIかWeしかないわけです。 なので2/3人称はbe going toになります。それは彼が早く起きると決めた意志を後から聞いたからですね。伝聞の意志はbe going to 文法的には間違ってなくて、He will get up early next morning.はありえますよね。 「彼が明日はやく起きると私は推測します」こんな意味になってしまいます。 ふつうのwillですよね。「~だろう。」でもこれは断定の意味を持っているようです。
補足
ありがとうございます、たすかります、 1人称と2人称・3人称の意志の出しかたの違いで be going to を使うのはよく、理解できました ということは たとえば誰かと話しいて、その彼が第三者の話を be going to を使った場合は、何かしら その話題に上がった人の意志を感じ取れる何かの情報などを しっているということですよね? それと これは疑問文が絡んだ場合なんですが Will heの場合はどう訳すのでしょうか? Is he going to do something(彼は何かするつもりなの?) でいいと思うんですけど Will he do something(彼は何かするのでしょうか?またはするつもりか?) とすこし客観的な訳になるとおもうのですが、、、 アドバイスおねがいします。
- Horus
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意味はわかるけど、確かに聞きませんね。ひょっとすると全ての動詞はその二つに大別できるかもしれませんね。 これが答えってわけじゃないけど、同様の質問がありますので、覗いてくださいな
- paniniXX
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「意思動詞」という用語は、どの参考書、文法書 にも見当たりませんでした。どの参考書、教科書? に書かれていたのでしょうか? おそらくthe verb of volition 「意図的(行為を表す)動詞」の訳語かもしれません。無意志動詞とは、rainなどのように人の意思でできない出来事を表す動詞」程度でしょう。 ひょっとして次のような例文のことを言っているのでは? It is going to rain. 「(空の黒雲を見て)雨が降りそうだ」 It will rain.「(まだ空は快晴ですが)きっと雨がふるよ」 具体的に例文を入れてもらえば、詳しく説明できます
補足
回答ありがとうございました the verb of volition 「意図的(行為を表す)動詞」は初めて聞きました 基本的なことは大体理解できたつもりではいます(これがいけない所なんでしょうが、、) あるテキストでは二人称と三人称の意志を表すときはbe going to を使うと説明されていて、それは理解はできました。 問題はこれらの肯定文での意志の表し方なんです。 要は、話し手が二人称と三人称の意志をどうやって、その人たちに代わって 話をするのか、(もちろん天気のITの話は分かります)かなり心理的な問題になってしまうとは思うのですが。 BE GOING TOを二人称、三人称の肯定文で(付加疑問文などをつけないで) 考えた場合、(彼、彼女の意志を変わって話すことになるので)命令とか 押し付けに近い様に思うんですが、いかがでしょうか。 外国人の方と話をしていても、ここまでの話になると かなり込み入ってくるので時々混乱します。しかし最近感じるのは このあたりを(特に日本語訳を明確に当てはめるルール見たいのを 作るなどして(例:~するだろう、~するでしょうの話しての確信度など) ) もうすこし初心者に分かりやすくしてあげれば 英会話の役に立つのではないかとおもうのですが、 正直自分の場合は、あら治療で このあたりのニュアンスは 飛ばして学習を進めてきました。ですので今気になり始めてしまったのです ですのでよろしくお願いします 追加問題:willを二人称、三人称を無意志として使うことは できますよね?これはその人の意志に問題があるのでは なくて、あくまでその二人称と三人称が ”将来にする”という点を強調していると聞いたことが あるのですが、 willの強い意志を出せるのは 一人称だけだということで いいのでしょうか? 追記;the verb of volition 「意図的(行為を表す)動詞」は 何かにのっていたのでしょうか? 基本的に意志動詞と無意志動詞(日本語の文法でも かなりややこしいみたいですが⇒これが”は””が”の 使い分けにつながると解釈していますが)を もう少し理解を深めたいので何かありましたら 教えていただきたいです。よろしくお願いします 大変ながくなりまして、申し訳ないです。
- adjective
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あんまり関係ないかもしれない回答ですが。 will:その瞬間に思いついたことを述べるとき。 朝新聞をみて「今夜はTVで映画を見るぞ!」この場合will be going to:もうやることを決めておいたことを述べるとき。 そのあと家族が今日の映画は○○だねぇ、あんた見たいと言っていたね? そん時「今夜その映画を見るよ」と言う場合この場合はwillは使えない。 ちなみに、夕方友達に「今夜遊びに行こうよ」といわれて 「今夜はTVで映画を見ることにしてるんだ」と個人の予定に組み込まれた場合は現在進行形を用いる。 現在進行形があらわす未来形も区別したほうがいいですね。 be going to:今の状況から未来に起こることがほぼ決定しているとき。 といったニュアンスらしいです。
お礼
大変、大変参考になりました。ありがとうございました。 とても深い理解ができました、 ご回答からいって相当精通していることが伺えます。 Willとbe going toは現在英会話を学習する方にとって 学習のはじめのあたりに位置する項目でありながらも かなり感覚的で習得しにくい部分だと感じていました、 Willとbe going toについてはじめは 事前に計画していたことと突然思いついたことに 大きな違いがあると気づいたときは、学習者として 大変有益でした、しかし現在学習を振り返ると 学習を進めるにあたって(自分が 曖昧にしてきたように)疑問文の時の意志、意志動詞との関連 などをあまり深く考えていなかったことに気がつきました。 特に英会話の場合、感情が交わるコミュニケーションになるので 言葉による影響が大きく、will be going toの使い方一つで 大きく話に影響してくるとつくづく感じているところです。 今後英語教育が盛んになるにつれ、この意志動詞と無意志動詞について 細かく掲載された本などがより分かりやすく 単語帳に なるのでは内科と思うのですが、その辺はどう考えていらっしゃいますか? もし参考になるような本が(できれは日本人向けのものを) あれば教えていただけないでしょうか? Paninixxさん、色々ありがとうございました。大変感謝しています。 また機会がありましたら今後もよろしくお願いします