不安と恐怖の違いは分かるでしょうか。
恐怖は、その恐怖の対象がはっきりしている場合です。先が尖っている物に対して恐れおののくのが先端恐怖症。広場に出ると恐怖を感じパニックを起こすのが、広場恐怖症。
不安の場合は、その対象がはっきりせずただ漠然とした恐れを抱く物です。
その不安はどこから来るのかいろいろな説があると思います。一つ考えられるのが、その人の性格だと思います。真面目、責任感が強い、完璧主義、・・・などが考えられます。
真面目なので、どうしてもやらなければならないことを真剣に考えてしまう、そうするとこうすると、こういう問題が出てくる、それを解決するには、どうしたら良いだろう、いや、その他にも違う問題があるなと
いろいろ考え、・・・・と考えてしまってしまう。気がつくと出発点に戻ってきて、堂々巡りをしている。いろいろ考えてそれで、疲れてしまう。
こんな感じでは、ないでしょうか。毎日、そんな堂々巡りの毎日ではないでしょうか。
そんな連鎖を断ち切るためには、どうしたらよいでしょうか。人は「そんなの心配しなくてもいいよ、気にしない。」と言いますが、言うは易く行うは難しでそう簡単にいきません。
カウンセリングを受けているそうですが、カウンセラーに話を聞いてもらうことにより、共感的態度で「聞いてもらっている。」と受け入れられた感情になると思います。その受け入れた感情によって不安が消えるのだと思います。
カウンセリングにはそのような効果がありますが、もう一つ効用があります。それは、自分の感情を言語化することによって、心の中の整理がつきます。カウンセラーはそのような受容的態度で、クライアントの心の整理を手助けするのです。
しかし、毎日カウンセリングを受けられるわけではありません。それで、自分で処理する方法はないでしょうかという質問になると思います。その方法として、カウンセリングの中で行われている言語化があります。
言語化の方法として、書くことがあります。
例えば、
明日散歩しようと思った時→1雨がふったらどうしよう→2雨に濡れて
風邪をひいてしまう→3風邪をひいたら肺炎になる→4肺炎になったら
入院→5入院したらお金がかかる・・・・
と思いついた事を書いていきます。ちょっと心を病んでいる人ならば1の「雨が・・・」と考えるのがいけないと気付くと思います。
しかし、あなたの場合は気付かず延々と書いてしまうような気がします。
そうならないようにするためには、プラス思考で考えるようにしてはどうでしょうか。
2風邪をひく→3薬を飲もう→4その金がない→5親に借りよう→6親は貸してくれない→7兄弟に借りよう・・・
常に明るい展望に考えていくのです。
お礼
すごいです。私の心のメカニズムがわかるのではないかと思うくらい 的確な回答ありがとうございます。いつもノートに書いています。自分の心の動きや行動を書いています。そうすれば不安が深まって、なお不安になります。書いているときは客観的に見れて、落ち着きますが、スパイラルみたいになって、パニックになって、パソコンで検索して不安の構造調べてしまいます。気がつかずに延々と書いてしまいます。次々不安が湧き出てきます。前向きに考えていますが、断ち切れないのも現実です。 気がつくと出発点に戻ってきて、堂々巡りをしている。いろいろ考えてそれで、疲れてしまう。こんな感じでは、ないでしょうか。毎日、そんな堂々巡りの毎日ではないでしょうかという言葉は、私の生活そのものです。あり地獄です。 カウンセラーに行くと、安心します。ただ、他力本願だし、お金もかかります。話すことも同じです。 自分の感情を言語化することによって、心の中の整理がつきます。カウンセラーはそのような受容的態度で、クライアントの心の整理を手助けするのですというのは、目からうろこが落ちた気持ちです。人に聞いてもらうと、自分はこんな考え方をしているんだと、新たな発見があります。一人でいると、堂々巡りだけど、他人がいると、同じ考えるのでも、前向きに考えれます。考え込んで、うつになるということがありません。 一人で考えるときも、人に話しているように、前向きに考えればいいのですが。前向きに考えるのは訓練でしょうか。一人で考えるとき、どつぼにはまらないように考える方法はありませんか。もともと、熱中しやすい性格なので、柔軟性はありません。なので、考えに幅がありません 視野が狭いです。