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健康保険制度が国民健康保険や組合保険などに分かれた理由

健康保険制度について不明な点があるのでご教示お願いします。 健康保険制度には市町村による国民健康保険や国民健康保険組合による国民健康保険など様々な保険者がいます。 質問1 このように様々な保険者を作ったことによるメリットは何ですか? 質問2 国民健康保険組合による国民健康保険や共済組合による健康保険などをなくして、一つの健康保険制度にまとめたほうが効率的だと私は思いますが、健康保険制度を一つにするデメリットでもあるのですか? わから方がいましたら、教えて下さい。

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  • walkingdic
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回答No.1

健康保険制度について不明な点があるのでご教示お願いします。 健康保険制度には市町村による国民健康保険や国民健康保険組合による国民健康保険など様々な保険者がいます。 >質問1 このように様々な保険者を作ったことによるメリットは何ですか? これは意図的に作ったのではありません。 社会保障制度はあまり充実しておらず、統一の取れたものがなかった時代からの流れで今も複数あるというのが現状です。 日本の健康保険制度は1922年がその出発点になっていますが、それから制度を拡充していく形で、1961年に国民皆保険となりました。 スタート時は労働者などを対象とした組合から始まり、その後市町村などが運営する国民健康保険などの整備などか行われたわけです。 つまり生い立ちの経緯等で複数のシステムが混在する形になってしまったわけです。 >質問2 国民健康保険組合による国民健康保険や共済組合による健康保険などをなくして、一つの健康保険制度にまとめたほうが効率的だと私は思いますが、健康保険制度を一つにするデメリットでもあるのですか? 一番財政状況が悪いのは国民健康保険です。 大企業などの健康保険組合はかなりいいほうです。 この根底にある理由としては、高齢で医療費のかかる人は国民健康保険に集まり、若手で元気な健康な人はそういう健康保険組合に集まっているからというのがあります。 そのため、保険料などもかなり違いがあります。 つまり、単純に一つにしようとすると、国民健康保険側は大歓迎となるでしょうけど、財財政にゆとりのある健康保険組合側はかなりの負担増になるので、それはマイナスになります。 つまりそういう理由で簡単に一つにすることは出来ません。

mofongo
質問者

お礼

なるほど。最初から計画して複数のシステムを作ろうとしたわけではなくて、成り行きでそうなってしまったのですね。詳しい説明ありがとうございました。

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  • tono-todo
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回答No.2

組合健保は、組合員のための福祉政策としてたくさん設立されました。 企業として、福祉施策は出費を伴いますので、別組織である、組合で福祉施策を展開した方がやり易かった、ということです。 政府も出費が少なくなりますから、組合設立を承認した。 1)組合員は安価に保養施設を利用できる等のその組合に参加していることによるメリットがあります。 2)効率的にはならない。 組合には組合の設立経緯があり、政府に管掌されると困る。 従業員福祉の一環と考える企業にとっては、大きなお世話。

mofongo
質問者

お礼

わかりやすい説明ありがとうございます