グランドホステスになりたいという夢

質問

グランドホステス（以下ＧＨ）になりたい大学３回生です。

そろそろ就職活動の準備を始める時期がきました。

親とはまだ具体的な話はしたことありませんが、母親はＧＨという職業に対するいいイメージを持っていないみたいです。
「若いうちしかできない職業。」
と思っているみたいです。
母の言う、
「手に職をつけなさい。」「続けられる職業に就きなさい。」
という言葉もわかります。

ＧＨのお仕事の将来性ってどうなんでしょう？

ご意見、お聞かせください。お願いします

回答No.3

noname#77701 · ベストアンサー

こんにちは。昔ＧＨだったものです。
というより航空会社に就職したら、ＧＨに回されちゃったんですけれど(笑)。

えー、お母様の「若いうちしかできない職業」というお言葉の通り、外から見るときっと若い子ばかりが目に付くと思いますが、あのカウンターの裏には、「バックオフィス」という中枢があって、そこには40代50代の女性が少なからず（！）、いるんですよ・・(笑)。

ＧＨというと、カウンターでのチェックイン業務が主のようによく思われるのですが、あれはほんの一部で、それ以外の、お客様の目に付かないところでのいわゆる裏方業務も随分あって、実はそちらの方がスキルが必要とされる重要なものなのです。

たとえば、飛行機が出発するまでの様々なコントロールを行うデスク業務というのがあります。
これは旅客の動きを把握しつつチェックイン締め切りなど時間のコントロールをし、各セクションとの連絡調整、各種突発事項の対処を一手に引き受けるのですが、羽田・成田など同時刻に何便も出発便を抱える空港においては、かなりのスキルと頭の瞬発力を必要とされる業務です。

またチケッティングという航空券の発券業務は、国際線ともなるとコンピューターでは対処しきれない様々なルールがあったりして、これまたある程度の経験と知識が求められます。

他にも、ちょっと挙げてみると、前もって様々な準備（ハンディキャップがあったり、時間のタイトな乗り継ぎ便のある方など特別なお手伝いを必要とされるお客様の情報収集・事前対応、各種リクエストのあるお客様や団体の席の事前割り振りなど）をしておく仕事、チェックインで回収されたチケットが適正なものかどうかチェックする仕事（要チケッティング知識）等など・・・。

それらすべてのが一人前に出来るようになるには、何年もかかります。
入ってすぐはゲート（搭乗口での業務）やチェックインくらいしかやらせてもらえませんが、経験を積むごとに裏の仕事が増えていきます。この仕事を覚えたら、次はこれ、という風に随時教育を受けながら出来る業務を増やしていくわけですね。40代50代のベテラン女性もいらっしゃいますが、経験もあり、本当に能力のある方の仕事ぶりは鮮やかでさえあります。

また能力を認められれば、本社に転任になったり、ＧＨを育てる教官になるというケースもあります。
（もちろん実際にはズルズルとただその日を過ごすだけのお局的な方(笑)もいたりしますが、見ている人はいるもので、そういう方はあまり責任のあるポストには就かせてもらえないですね・笑）

女性の多い職場ということで、まぁちょっとその手のゴタゴタはなきにしもあらずですが(笑)、女性が多いからこそ働きやすく、長く勤めることができるとも言えるでしょう。私自身は個人的事情で退社しましたが、同期の半分くらいはまだ残っていて、結婚しても続けている子が多く、中には子供を生み産休をとってから復帰してバリバリやっている子もいますよ。

お母様の「手に職」というお言葉がありましたが、上に書いたチケッティングなどは、ある意味「手に職」といえるような気がします。
チケッティングのルールと言うのは国際的に統一されているので、一度覚えれば（もちろんルールの改訂もしょちゅうですので、新しい情報を取り入れ、リバイスしていく必要がありますが）世界中どこのエアラインや旅行会社でも通用するので（コンピューターのシステムは様々ですが）、外資系初め他社ＡＬに転職することも可能でしょう。

物事を一つ一つ積み上げて何かを作っていく仕事ではありませんが、瞬発力が問われるそれなりに頭を使う仕事ではあります。何をもって「やりがい」というかどうかは人それぞれだと思いますが、ＧＨがただカウンターに立ってニコニコしていれば勤まる仕事でないことは確かです。

ちなみに、私が入社した頃とは変わって、日系の航空会社の場合、地上職員としての採用がなくなり、最近では関連会社でのＧＨ採用、または契約社員といしてのＧＨになるケースが殆どだとのことです。
ということは純粋にＧＨになりたい方には朗報だと言えるかもしれません。以前の雇用形態ですと、空港以外の部門（例：予約、秘書、市内支店勤務）に配属されてしまうこともありましたので(笑)。

それから、もう一つ！シフト勤務は、やはり色々キツイものがあります。
勤務される空港にもよりますが、朝５時にもう空港にいる（！）という早番のシフトでは、昼過ぎに仕事が終わりフラフラ・ボーーーーっと家に帰ってバタンキューだったり、遅番では反対に昼の２時ごろに出社して帰りは深夜、お休みは土日とは限らず、年末年始など人様が遊びに行くときには大忙し！という、かなーり「ヤクザ」な商売でもあります(笑)。なかなかフツーのお仕事をしている友人と会えなかったり、デートもままならなかったり(泣）します。

なんだかダラダラと書きましたが、とりいそぎご参考まで！
なんとなく雰囲気が伝わって、ayu_creaさんの判断材料の一つになってくれれば嬉しいです。(^_^)

お礼

元ＧＨさんのご意見、ありがとうございます。
実際に働いておられた方のお話を伺えて嬉しいです。
ＧＨのお仕事って思っているより、かなりハードなお仕事なんですよね。
でも、tartempionさんのお返事を読んで、
改めて頑張ってＧＨ目指していこうという気持ちが高まりました。
ありがとうございました。

回答No.2

noname#2714

ＧＨを採用する会社の人事担当者と仕事上、良く話すことがあります。また、現役のＧＨの知り合いも多数いますので、普段の生活も良く聞いています。

結論から言うと「長く続ける」という意味では、お母さんのおっしゃるとおりかも知れません。だいたい３０代後半には辞める方が多いようです。（もちろん４０代以上の方もいらっしゃいますが）

ＧＨの仕事は、はたで見ているより大変です。

まず、空港近く（羽田or成田）に居住しなければなりません。独身寮がある会社もありますが、満室の場合もあります。出勤は交代（シフト）制ですから４勤１休等で、土日祝日の休みはないと思ったほうが良いです。（もちろん代休はありますよ）

特に成田の場合は、休みの日に遊びに行くのが結構大変だし、友達と約束がしにくいのも事実です。

まぁ、空港関係者との合コンもありますので、仕事ばっかりというわけではありませんけどね。

「若いうちにしかできない職業」というのは、事実だと思いますが、「若いうちだからできる」と思いますし、入社試験も難易度が高いのですから、まずは「挑戦」で良いのではないでしょうか。

充実感はある仕事だと思います。

最後に将来性ですが、そもそも、入社試験で求められる語学スキルがＦＡより高くはありません（羽田でTOEIC 500、成田で550が最低レベル）が、英語ができないわけではありませんので、働きながら語学スキルを磨いていけば、転職の際に有利になると思います。専門学校等で講師になる道もありますよ。

また、ＦＡの試験に合格できなかった方々が、ＧＨで空港関係の実務を習得しながら、語学も勉強して、いろいろなキャリア（航空会社）にＦＡで就職する例も多く存在します。（むしろ、このようなパターンの方が多いように思います）

本人の努力で道が拓けていくのだと思います。

頑張ってくださいね。

お礼

ありがとうございます。
ＧＨというお仕事の大変さは、色々調べていくうちに知りました。
思っているよりかなりハードだということもわかっています。
でも、今はやっぱりＧＨになりたい気持ちが大きいので、
他の業界も含め、航空業界もめざして頑張っていきたいと思います！
ありがとうございました。

回答No.1

belete0306

こんにちは。２３才大学生です。グランドホステスをしている知人がいます。
たしかもう３０代後半だと思います。正式には元教え子なんです。
といいますのも私が元塾講師バイトの時に「社会人入試受験」のために塾に入り、私が担当した、ということです。それはさておき！彼女は今も国際線で世界中を飛んでいますが３０代後半とは思えぬほど（あくまで私の周りの他の知人と比較しまして）アクティブで美しいです。そしてかなり前向きな憧れる女性です。
今年、社会人入試で見事２部の建築学科に合格しましたが大学を１つ出ているので１・２年生時の一般科目はほぼ免除だそうで、ほどよく大学に通っています。どうやらこの１・２年の間に仕事を辞めてしまうそうです。それで以前から興味のあった建築学科を受験したようで・・・。
そういった意味ではお母様の言うこともあながちはずれではないかもしれませんが、どんなお仕事でも続けようと思えば続けられますが、早く辞めてしまうことも同じくらいの確率で発生すると私は思います。やはり最後は本人の気持ち次第ではないでしょうか？
これはあくまでそうした世界とは縁遠い私の偏見かもしれませんが、世界中を見ている、そして多くのお客さんに接しているからか彼女からは豊富な知識と教養のオーラが出ていますよー！本当にいろいろなものに興味があるようで、仮に今の仕事を辞めてもいろいろな世界で活躍できるのではないかと思います。彼女は建築という道を選択しましたが、英語及び他の語学を究めたり、という人もいるのではないでしょうか？
自分の人生ですからせっかく見つかった夢、どうぞ叶えてください！！その夢のお仕事を続けていくうちに見えてくるものってあると思います。って私も同じ大学生として頑張りたいものです！！幸運を祈ります♪

お礼

素晴らしい教え子さんをお持ちですね。
自分の夢に向かって頑張ろうと思います。
ありがとうございました。