- ベストアンサー
「おいしい」と「かわいい」の語源は何ですか?
もしかして、その道のひとにとっては常識かもしれない回答OR全くの見当違いかもしれないですけど・・。 中国語で「おいしい」っていうと、hao chi(ごめんなさい漢字の出し方&声調表記の出し方分からないです)なんですけど、それが日本語の「おいしい」に聞こえる時があるのですが、もしかして日本語の「おいしい」ってhao chi がもとだったりしますか?(強引?) あと、「かわいい」は「可愛 ke ai」 とかいいますよね。これも日本語の「かわいい」のもとですか? それからもひとつおまけなんですけど、日本語の「はい」っていう返事は、 広東語の「係 hai」がもとだってどっかで聞いた覚えがあるんですけど、 ほんとなんですか? 以上三点でした!
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
○「おいしい」 http://www.asahi-net.or.jp/~hy6t-ymgc/1-01a.htm http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/jkou/ii019.htm http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/bbs/bbs0110.htm 「おいしい」の語源は「いし(美し)」で、中世・近世には口語形「いしい」も用いられ、のち「お」を付けて「おいしい」となる。「いしくもおのおの申したり」(すばらしい、よくぞ言った)というように、出来の良いもの、美形の物を指した褒め言葉で「たいへんすばらしい」「よろしい」という意味。辞書には「中世女性語」として載っているようです。 因みに「いしいし(美し美し)」となると、「いや待ちなよ、江戸で団子のことを、美し美しといふから、おおかたコリャ団子であらう。(東海道中膝栗毛・十返舎一九)」のように団子を指すようです。 ○「かわいい」 http://www.246.ne.jp/~bhaus/CCE/com41.html http://home.alc.co.jp/db/owa/str_jpn_view?str_asn_in=1399 雅語「かははゆし」(顔映し)から来た「かはゆい」の変化。原義は、ほうっておけば悪い事態になるのをそのまま見過ごせない、の意(新明解国語辞典(三省堂)第五版)のようです。 ○「はい」 http://homepage2.nifty.com/osiete/s478.htm 「歴史から生まれた日常語の由来辞典(東京堂出版)武光誠著」には次の説明があるようです。 「はい」の語源は極めて説明し辛い。正反対の二説があるからだ。「拝」が「はい」という丁寧な答えの言葉になったとする説は分かり易い。しかし、中世から江戸時代前半にかけて「はい」と同じ場面で「あい」や「えい」の語が遣われている。それらは、今日の「ああ」「ええ」といったぞんざいな返事に共通する。「あい」「えい」といった気が乗らない受け答えが訛って「はい」になったともとれる(歴史から生まれた日常語の由来辞典(東京堂出版)武光誠著)などの説もあるようです。 以上の様子ですが、語源・由来などは色んな説があるのが楽しいかも(^o^)
その他の回答 (2)
- kito-cap
- ベストアンサー率9% (17/172)
私の聞いた事のある「はい」の語源は、次のようなものですが、何で読んだのか[原典]が思い出せないのです。 『1850パリ万博の帰国途中、鹿児島藩士が香港で[係:ハイ]という簡単な返事の方法を見聞きし、 古めかしい大袈裟な返事の代わりに二つ返事的に使い始めた』・・・というモノです。 これについては以前に問題があり否定的な回答が多いので参加しなかったのですが、もし本当なら面白いですね!! http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=15745 この説の一番の弱点は『否定形』にあると思います。 [係]の否定形は【唔係・ムハイ】であって[いいえ]とは云いませんね。。。 [ムハイ]もワンセットだったら議論の展開も違うと思いますが、「おいしい」「かわいい」と同様、似ているだけかも知れません。
お礼
あら、前にも同じ質問があったのですね。 パリ万博の頃の話なわけですか・・? 私が何処でこのことを見たかというと、確か広東語の会話のテキスト (でも広東語を勉強したわけじゃないんですけどね)に、そうなんですよー っていう記述があったから、へーと思った程度なんです。 そっか、ひとつの「説」なんですね。
- UKY
- ベストアンサー率50% (604/1207)
残念ながら、あなたの想像は外れているようですよ。 「おいしい」は、古語に「いしい」という女言葉があり、それに丁寧表現を表す「お」がついてできた言葉のようです。 「いしい」というのは、もともと「よい」という意味だったそうです。 「かわいい」については、 古語「顔映し(かははゆし・かわわゆし)」 ↓ 「かわゆし」 ↓ 「かわいい」 と変化したようです。 「顔映し」というのは、「顔を向けにくい」という意味で、そこから 「まともに見ていられない」→「同情を誘うような」→「放っておけない」→「愛らしい」 と変化したようです。ちなみに、この変化の過程で、「同情を誘うような」というところから、「かわいそう」という言葉もできたようです。 ちなみに、「可愛い」という漢字を書くのは当て字です。 「はい」の語源についてはわかりませんでした。ごめんなさい。
お礼
ぎゃぁー。見事に外れ・・ですね! 超はずかしいです。 なるほど、「いしい」に「かわゆし」ですか・・!!! 古典をちゃんとチェックしてから質問したら良かったです・・。
お礼
いろいろ調べてくださったのですね。 確かに語源はいろんな説明ができますし、かといって 似ているからといって「こうなんじゃないの?」って 気軽に周りに言ってしまうと、後で恥をかいたりするので むずかしいです・・。