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複雑な構文ですが・・・。
19世紀後半の英国小説で、女がえくぼを本当はないのに自分で頬を凹まして、作って男をたぶらかして結婚し、その男がそのことに気づく場面です。 she was amusing herself by artificially producing in each cheek the dimples, a curious accomplishment of which she was mistress. 私はこの文はof which以下は関係代名詞でa curious accomplishmentは前のamusing~dimplesまでを言い換えている、つまりa curious accomplishmentを前文の同格として名詞で表し、of以下でそれを修飾していると思ってのですが、自信がありません。できればこの表現は一般的かどうか、そうならば例も挙げて説明ください。お願いします。
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a curious accomplishment「不思議な才能」が前の部分の同格というので正しいですが, 全体ではなく,artificially producing in each cheek the dimples 「人工的に両頬にえくぼを作ること」です。 of which についてもおっしゃる通りです。 of があるのは be mistress of ~で「(女性が)~を自由に操ることができる」「~が得意である」のような意味があるからです。 accomplishment of which whe was mitress で 「彼女が自由にできる技能」という意味になります。 mistress は master の女性形で「女主人」「(女の)愛人」という意味ですが,古風な言い方です。 コウビルド英英辞典には,mistress に不可算として If a woman is mistress of a situation, she has complete control over it. と説明されていますが,英和辞典レベルではあまり一般的ではありません。 ウィズダム英和辞典には be mistress(a mistress, the mistress も可) of で (特に女性とはなく)「~を自由にできる」とありますが, ジーニアスには第四版にも「大家」のような意味までしか載っていません。 同格での言い換えはよくあります。 of which ~というのはかたい場面ではあります。
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- wind-sky-wind
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もう少し mistress についてですが, 具体的な個人を表すのでなく,「(女)主人のような性質」という抽象概念と考えたり, 形容詞が人やものの性質を表すように 形容詞感覚で be mistress となっていると説明したりすることができます。 あまり一般的ではありませんが, be son to ~「~の息子という存在だ」 become husband「(結婚することにより)夫という存在になる」 のような表現もあります。
お礼
深夜にも拘わらず、お早い回答ありがとうございました。大変参考になりました。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
この無冠詞は少し違いますね。 一つの考え方としては「形容詞」みたいになっていると考えることです。あくまでも品詞的には名詞だと思いますが。 慣用的に be mistress of ~で決まった表現になって,冠詞が消えてしまったと考えてもいいでしょう。 ただ,ウィズダム英和辞典にあるように,a や the をつけることもあると思います。
- d-y
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whichi = a curious accomplishment = producing in each cheek the dimples she was mistress of producing in each cheek the dimples 彼女は、両頬にえくぼを作る名人だった。 (master of ~で「~を自由に駆使できる人」のような意味になりますが、この場合は女性なのでmistressになっています。)
- kesexyoki
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of whichが"(a curious) accomplishment"の関係代名詞なのはまあそうでしょうね。","以下はdimplesの修飾ではないでしょうか?produceの後に目的語dimplesをおくのが普通なのに、先に修飾語であるin each cheekがありますし。 簡単な例文で言うと、Mr.Brown,our English teacher,is very funny. みたいな?簡単すぎますかね・・・ 質問者さんの解釈でいくと、she was a curious accomplishmentという文が成り立たねばならなくなり、これはおかしいですよね?
補足
「dimplesの修飾」、「先に修飾語であるin each cheek」、「質問者さんの解釈でいくと、she was a curious accomplishmentという文が成り立たねばならなくなり」というところをもう少し説明いただきたいと思います。私が言いたいのは she was mistress of amusing~dimlpesでそれをa curious accomplishmentで同格的に言い換えているのではないかということです。それを関係代名詞で一文にまとめていてるのではないのでしょうか?と質問したかったのですが、字数制限があり、言葉足らずで、真意が伝わらなければ申し訳ございません。
補足
「同格での言い換えはよくあります。」このような構文をあまり見たことがなかったので戸惑いました。一応自分の知識でそれなりに説明できていてうれしかったです。 wind-sky-wind様の回答でひとつ疑問が生じたのですが、mistressのところは熟語的表現なのですか?私は一つしかない役職などが補語に来た場合、無冠詞になるという文法がありますよね?それでmistressに「女性支配」、「女王」という意味がありofで性質を表していて(a person of courageなど)、それで無冠詞なんだと納得していましたが、そこのところはどうなのでしょうか?引き続き回答いただければうれしいです。