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アルコールと甘い物の関係
- 74歳の父が、家族に内緒で酒を飲み始め、それが発覚してから具合が悪くなりました。食欲が増え、飴をなめ続けるようになり、一日中ゴロゴロと過ごすようになりました。
- 父が酒をやめたことによって体調が悪くなった可能性はありますが、他の病気も疑われます。具体的な症状がある場合は、医師に相談することをおすすめします。
- 断酒によって体調が悪くなった場合、アルコール依存症や禁断症状が関係している可能性があります。ただし、父の場合は他の症状もあるため、専門家の診断を受ける必要があります。
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アルコール過飲と低血糖は深い関わりがあると、米国の医師、ナサン・ブロディー氏は本に書いています。 相談者様のお父様のことではないのですが、アル中患者の暴力と低血糖も関連しています。 脳のエネルギー源はブドウ糖ですが、全身のブドウ糖消費量が200gだと仮定すれば、体重の1/40しかない脳は50gも糖消費しないと生命活動が成り立ちません。 糖分は優先的に脳に送り込まれ、全身のエネルギー源は脂質で賄うことになります。 アルコール(グリセリンと云う油)のエネルギーを断たれ、体のタンパク質を壊して糖に変えて賄うことになります。これを糖新生と云います。 糖新生は、加齢とともに起こるヤツレの促進原因ともなります。 栄養に満ちた食生活に戻ることが大切でしょう。 しかしながら、老人になると胃酸分泌も低下して、蛋白消化が難しくなり、そこから糖に作り替えるのも難しくなるのが現状です。 その為に飴を欲しがるのだと想像します。 では、そうした方が飴を舐めれば舐めるほど、元来あるかもしれない低血糖が、機能性低血糖症へと変化して糖分を欲しがる、と云う悪循環が始まります。 機能性低血糖症には、体が動かないと云う症状がありますので、お父様の症状と符合しますね。 医師にお願いして、胃酸分泌状況をお調べください。血液検査で、ペプシノーゲンIとペプシノーゲンII 及び I/II比を調べることで胃酸分泌は見当が付きます。 胃酸分泌が足りないようでしたら、医師に消化酵素入りの胃薬を頂き、タンパク質もしっかり摂ると良いと思います。 その時に併せて、ビタミンB複合のサプリメント(ビタミンB1レベルで100~200mg)を摂ると、低血糖の解消とアルコールへの欲求も少なくなるのが期待できます。 大事なお父様です。大切になさってあげてください。
お礼
ありがとうございます。読んでとても参考になりました。医者に対して、胃酸分泌状況を調べてもらうようにします。