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基礎のシミ

お世話になります。雨が降ると基礎の1部分に雨だれがあり、乾くとシミになっておりました。施工業者に連絡したところ、水切りの勾配をつける事で手直しさせていただきますとの事。これで改善されれば良いと考えてます。後はシミの問題ですが、見た目も悪いので、どうすればシミがなくなるでしょうか?何か良い方法はあるでしょうか?

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回答No.1

たぶんシミは、白華現象と言われるものだと思います。 白華現象が起こる原因はいろいろありますが、発生原因は浸透した雨水がコンクリートの石灰分と反応しコンクリート表面に溶出流下し、その一部が表面に付着した現象です。基本的に除去の方法はありません。強酸で洗えば、石灰成分を除去(溶かす)できますが、逆にコンクリートを中性化を促進してしまうため、強度(対応年数)低下を引き起こします。 コンクリートは強アルカリで、この強アルカリの中では鉄筋は錆びません。ただ、空気中に二酸化炭素があり、これが水に溶けると弱酸性です。そう、常にコンクリートは強アルカリと弱酸性で少しずつ中性になってます。 この中性化の速度は約10年で1cmだそうです。温暖化の影響の二酸化炭素が現在増えてるから、さらに早くなっていきます。住宅のコンクリート厚み(鉄筋まで)最低4cm以上確保しなければなりませんので、4cmとして、鉄筋が錆びだすまで40年後からです。だから、住宅基礎の対応年数は40年となります。それを強酸で洗うと、一気に中性になってしまい、基礎としてNGです。 だから、上から化粧セメントをまた全体に塗ってしまうか、シミの前に花壇など作り隠すかです。ただ、花壇も基礎に引っ付けると基礎を常に濡らすため、少し外して花壇にしたほうがいいですよ。 逆に緑色のコケなら、漂白剤をかけて、洗い流せば一発です。次亜塩素酸ソーダーはアルカリですので、ただ、漂白後はきれいに流してください。塩素成分も長時間コンクリートにとどまると、塩害(塩化イオン)の影響が出ます。中性化を完全に起こした後は、鉄筋の錆びを促進する原因物質。

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