- ベストアンサー
火災保険について
新しくマンションを借りました。 契約の条件のひとつに、「要火災保険」とあり、それのための書類もいただいたところ、重要事項説明で説明をいただいた平米数と、かなり違う大きさが「建物の構造」として書いてあり、そこしか対象にならないようなのです。 これは一体どういう事でしょうか。 マンションの専有面積のうち、保険に入らない部分があるということなのでしょうか? 気になって仕方ありませんので、どうか教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
専有部分と共用部分の範囲は、 専有部分側の上塗り部分だけが専有部分で、 界壁・階層の本体すべて共用部分とする「上塗り基準」と、 界壁・階層の中央部分(壁心及び床の中心線)まで内側が専有部分で、外側は隣戸の専有部分に含まれる部分と共用部分とする「壁芯基準」の2通りの基準があります。 管理規約と保険契約の基準をご確認下さい。 例えば、「天井、壁および床は、躯体部分を除く部分を専有部分とする」という記載であれば「上塗り」という意味です。 どちらの基準なのかによって保険の評価額計算の新築費単価が変わります(概観法での評価額の場合)。 壁心基準での契約は、保険金額・保険料は少なくなりますが、界壁・階層等の壁心までの部分は補償されません。 保険契約は上塗り基準と壁芯基準のどちらでも設定可能ですが、管理規約に合わせないと保険料が無駄になったり、十分な保険金がもらえなかったりします。 参考URL 絵で見る専有部分と共用部分の範囲 http://www.haseko.co.jp/hss/hoken/qa/01_hani_senyu.html
お礼
明快なるご回答、ほんとうにありがとうざいます! いわゆる専有面積の出し方にも、2通りあるようで、その点でもかなり「?」マークの連続だったのですが、 火災保険もこうした側面があるのですね。 すっきりしました。ありがとうございました。