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気象についての質問です。

中緯度における大気循環なのです。 傾圧不安定を解消するために大気の大循環が生じており、中緯度においてフェレル循環が主だというのもわかったのですが、そのあと超長波と長波と傾圧不安定波というものが出てきました。これってなんなんでしょうか?

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  • euratom
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回答No.1

質問にお書きの通り、中緯度地域ではフェレル循環があるわけなんですが、その他にも極では極循環、赤道から低緯度地域にかけてはハドレー循環という大気の大循環があります。これらは、赤道と極での温度差があって、状態としては「不安定」になってるわけです。空気は、その温度差を小さくするために風が起きるわけです。それが、大気の大循環なんですが、なかには大きな山があったり、周りが海で囲まれていたり、内陸であったりして、地形的な要因によって、大気の大循環だけでは、温度差が解消しないんですね。そのために、大気では擾乱が起きるんですね。その擾乱の規模によって超長波と長波に分類されます。  超長波:水平波長10000~30000km程度で、地球の半径と同じくらい。偏西風波動     などが、それ!  長波:水平波長5000km程度。低気圧や移動性高気圧などにあたる。 また、傾圧不安定波も同様に、温度差を解消しようとしておきる波動です。特に、中緯度では南北の温度差が大きいですから、よく見られます。高層天気図を見ると、よく等高圧線が波うっていることがありますが、あの波が熱輸送を担っているんです。ちなみに、それは地上では低気圧や移動性高気圧を伴って、東進します! やや難しいことなんですが、いかがでしょうか?

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