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DVの被害者、加害者はTVでDV関連の番組を見て
友達夫婦がDV夫婦です 最近DV関連の番組たくさんありますよね?? 彼らは見てもDVに気づかないんでしょうか?? とくに暴力振るってる方は暴力は絶対いけないって気づかないのかな? あれだけ言われてるのに…。 不思議でたまりません
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質問者が選んだベストアンサー
この種の質問に多数答えている者で、自身もDVの加害経験があります。 確かに最近DV関連の番組が増えてきたようですが、まだまだ、いじめや子供の虐待問題などに比べれば、社会の注目度は低いと思います。 それに、DVの描き方についても問題が多いです。どうしても、TV番組は視聴率を稼ぐために、センセーショナルな身体的暴力を中心に描いていますから、ほとんどの人は、自分はそんなにひどくはない、あれはほんの一部の気の狂った人間のしていることだと、他人事のように見るのだと思います。今後もこのような描き方に終始するなら、多くのDV予備軍の人たちに、益々「自分はそうじゃない。大丈夫だ。今までのままでよい。」という安心感を与え、全然彼らの改心を促すことには至らないでしょう。 あなたもご存知かもしれませんが、DVと言っても身体的な暴力だけでなく、ことばによる暴言や精神的な暴力・束縛、性的暴力、経済的暴力などと多岐にわたります。要はパートナーのように身近な人間に対し、「力と支配」を行使し、自分の従属物のように扱い、段々その自己決定権や人間らしい感情表出の権利などを奪っていくことなのです。 このあたりまで、十分にわかりやすく説明してくれる番組はまだ少ないため、一般の視聴者には、まだまだ十分にその本質が伝わることが少ないのだと思います。 それと、ドラマ、映画や漫画その他一般の番組でも、暴力場面がたいへん多く、暴力は場合によっては許されていいのだとか、或いは少々乱暴な男性の方があたかも頼もしいかのような誤ったメッセージが流れている例がきわめて多いと思います。社会全体が、暴力、DVをいまだに許容しているのです。 報道以前に、マスコミ関係者の理解が得られない限り、まだまだDV加害者の当事者意識を呼び起こすには程遠いと思います。 又、被害者も、とかく自分の夫は報道で描かれているほどひどくはないと自分を慰め、さらに夫に期待をかけることで、危機意識をさほど感じないのだと思います。
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どれだけ犯罪についてのニュースが流れても犯罪は一向になくなりません。 同じことです。
そういう番組等を見てDVに気付き、反省するタイプの人間は最初からDVなどしません。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですよね…DVって根の深いものなんですね
お礼
回答ありがとうございます じゃあ本人たちは自分のところがDVではない って思ってるんですね…。 早くきづいてもらいたいものです