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分岐鎖アミノ酸 芳香族アミノ酸
すごく基礎的なことかとは思いますが。 質問させてください。 分岐鎖アミノ酸 芳香族アミノ酸 の区別というか どちらにどのような作用があるのですか? フィッシャー比がわからなくてしらべていたらこの二つの言葉が 出てきたますますわからなくなっちゃいました。 よろしくお願いします。
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質問の回答はNo.1の回答でほとんど大丈夫だと思うので、追加の質問について答えようと思います。 BCAA/AAAについてですが、 肝不全ではなぜフィッシャー比が下がるのか。 これはAAAが増えているという事ではなく、BCAAは消費されるが、AAAは消費されにくくなっているということです。 BCAAは筋肉でよく使われます。 AAAは肝臓でよく使われます。 そのため、肝臓の機能が失われるとAAAが消費されず、BCAAのみが消費され、BCAA/AAA(フィッシャー比)は低下するのです。 なので、肝不全などではBCAAを補給してフィッシャー比を上げたりする。だったはずです。
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分岐鎖アミノ酸(BCAA) 分岐鎖、つまり枝分かれの構造を持つアミノ酸である。 分岐鎖アミノ酸は肝臓では分解されないアミノ酸であり、筋肉や脂肪 組織、脳などでエネルギー源となる。また、タンパク質の構成成分である。 分岐鎖アミノ酸にはバリン、ロイシン、イソロイシンがある。 芳香族アミノ酸(AAA) 芳香環を有するアミノ酸であり、タンパク質の構成成分である。また、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の原料ともなる。 芳香族アミノ酸にはチロシン、フェニルアラニン、トリプトファンが ある。 フィッシャー比とはこのBCAAとAAAの比であり、分子にBCAAが、分母にAAAがきます。 肝不全時には、このフィッシャー比が低下してくる(BCAAが低下し、AAAが増加する)ので、フィッシャー比を高めたアミノ酸輸液を投与します。 芳香族アミノ酸が脳内で増加すると、ドパミンなどの神経伝達物質の産生が抑制され、肝性脳症が起きるといわれています。
補足
コメントありがとうございます。 えっと、少し質問させていただきます。 肝不全だとどうしてAAAが上がるのですか? どうしてBCAAが低下するのですか?
お礼
なるほど!ありがとうございます! よくわかりました。 ネットや本で調べても全然わからなくて困っていました(^^