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あがり症と社会不安障害克服のための話し方教室、会話術講座

みなさん、はじめまして 私はあがり症(社会不安障害と診断されました)がひどく、 会話と話し方の技術も破滅的です。 お薬に頼らずにあがり症を治すことを試みています。 全国に話し方教室がたくさんありますが、あがり症に非常に効果的なところ、 話し方教室や会話術講座に通われた方の体験談や感想を教えていただければ嬉しいです。 またオススメの話し方教室があれば教えてください

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回答No.2

あがり症(社会不安障害)ということですので、お答えします。私は昔ノイローゼで、大変に辛い思いで苦しんだ者です。ですが、それを乗り越えた経験から、話してみます。貴方の症状は、貴方が自分で起こしています。貴方は不安になることが有るかと思います。その不安から、話を進めます。 不安は、あなた自身が起こしています。その不安と言う事をお話します。貴方は「何か」に不安を感じています。それが、なんであれ、貴方が、その事を「意識」したことによります。その事によって抱いてしまった不安を、「悪い事として」追い出そうとしているはずです。その不安を「追い出そう」するときに、貴方は、もっと大きな不安に包まれているかと思います。 その不安は、貴方が、有る事を「意識」したことによります。そして。「意識」した事を、ことさらに追い出したいと思ってしまいます。その事で、不安は増大します。それは、誰でもがする事かもしれませんが、本当は「大いなる誤り」なのです。心に湧き上がった事は、自然に湧き上がって、自然に消滅する事なのです。不安を大きくしてしまって、パニックに近くしてしまう人さえあります。それは「パニック障害」と呼ばれているものです。 人は誰でも「意識」した時には、不安が付きまとってしまいます。ですが、その事を「意識上」で問題にしないときは、問題になりません。問題は、意識した事を特別に「意識」し過ぎる事が、問題なのです。それは、心の停滞を意味してしまうからです。その「嫌な感じ」等を、追い出そうとする事が。本当の問題なのです。どうしてかと言いますと、その、追い出そうとする事が「意識」に昇ってくるからです。それが、強くなった時が「症状の固定」となって、「症状の発生」になるからです。 ですから、症状の発生がその症状を追い出そうとする時に発生するのですから。症状を消滅させる事はジレンマに陥る、可能性が、あります。神経症を治す事が困難な訳は、このジレンマに在ります。 第一段階 不安の解消 不安を解消させるのには、心が流れるようにする事です。心の停滞が不安の元だと、知ることです。不安になった時に、不安を「意識」しなければ良いのです。具体的には、不安を相手にしない事です。不安を、相手にして、不安にならないようにすれば、不安は、どんどん、大きくなります。雑念、妄想として、相手にしないでいれば、大きくならずに、流れていって、忘れてしまいます。その為には、不安と思いながら、目の前の仕事に手を出してゆく事です。体が動いている時は、心も流れている時です。 第二段階 不安を受け入れる事が出来ても症状(障害)は消えません。 不安をただの、雑念として、処理出来る様になっても、障害は消えません。障害を持ちながら、目の前の、やるべきことに、精を出して、「辛くても」立ち止まらないで進んでいってください。そのうちに、障害を忘れる「意識」しない時が来ます。その時は、貴方がその障害を受け入れるときです。 第三段階 障害を受け入れて、障害が消える時。 不安を、受け入れて、障害が余り気にならなくなってきます。ですが、障害はあります。ですが、そのまま、その障害を受け入れて、排除しなくなった時に、障害が「意識」に上らなくなってきます。その時に、障害があったままで、障害を意識しない時に、障害「症状」は消えます。 貴方が、全てを、受け入れて、邪魔なものとして、排除しなくなった時に、貴方の心は自由になります。不安を受け入れたときに、貴方は本当の「安心」を手に入れます。安心を求めて返って、不安を呼んでいたからです。

noname#75732
質問者

お礼

とても参考になる回答ありがとうございます! まさに経験者の乗り越えられた実感のあるご回答です! どうしてもあがり症や社会不安障害の症状をはねのけようと泥沼にはまってしまっていました。ジレンマや焦燥感がますます追いつめていったと思います。 考え方や認知がどこかで間違っていたんだと思います。 たしかに不安への対処法も完全に180度間違っていました。 とても心が楽になりました。 同時に刺激になり、とても役立つ回答ありがとうございます。

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回答No.3

社会不安障害による話し方力、会話術の能力不足でしたら、 私も同じ経験をしました。 会話や話し方へのコンプレックスが、さらに社会不安障害の症状を悪化させてしまう悪循環にはまっていました。 社会不安症がであるがゆえに、さらに会話がまずくなるという雪だるま式の悪化でした。 薬だと、その社会不安障害の脳内の伝達物質のみに効く(それも人によってかなり効果が違ってくる)ため、根本から治さないことには、その雪だるま式の悪循環から逃れられませんでした。 薬を飲んだからといって、話し方まで上達するわけではなく、逆に副作用で、理解力、判断力という会話に必要な要素までやられてしまうので、私自身薬のみに頼る方法は、質問者同様、おすすめしません。 下の2番の回答者様が言われるとおり、社会不安障害克服のためには下記のとらえ方、思考は非常に重要だと私も思います。 一方、話し方の技術だけを磨いても、社会不安障害、あがり症の場合、矛盾が起きます。うまく話したいがために、話し方教室、会話術講座に私も通っていました。だけど、「うまく話そう」という意気込みと願望が、あがり症の場合、逆に足かせになってしまいます。 もちもと、会話術の能力不足を痛感している状態で、うまく話そうとすると、「うまく話したい自分」と「どうしてもうまく話せない自分」のギャップに苦しみます。それがジレンマに陥り、よけい焦り、そして悪循環に陥ってしまいます。 だから、単なる話し方の技術を学ぶだけでは、社会不安障害まで克服できません。それなら会話や話し方の本がたくさん出ているので、それを読んで、参考程度に(また精神安定剤的働きも期待できるので)読まれた方がいいですよ。 私はたくさん話し方教室に通いましたが、知識だけが身に付いただけでした。話し方の本を読んでも同じ身に付き方だったと思います。 ただ話し方教室は、みんな同じ悩みの人が通っているので、そういう意味では励まされたり、自分だけではないんだと思うことができます。 結局私が社会不安障害(あがり症)を乗り越えることができたのは、話し方教室ではなくて、会話の技術を教えてくれる心理セラピーでした。 根本(無意識)から、社会不安障害に陥ってしまう回路(一種のトラウマ)を解消して、認知の歪み矯正、不安や焦りの対処法をしていった上で、話し方の技術を学んでいきました。 砂上の楼閣ではなくて、ちゃんとした足場にしていった上で、建物を建てる(会話術を学ぶ)ことをして、会話・話し方にコンプレックスを感じなくなりましたね。逆に自信が次官と経験とともに出ていきました。(結局、プラスの経験をする以外に、話し方に自信は持てないです)。 そういう意味でオススメなのが、「あがり症/話し方弱点克服プログラム」及び「会話の格闘術」です。講師(心理セラピスト)の人がとても他のことでも忙しい人なので、気軽には受けられなくて、すごく混み合っていますが、ここで壁を乗り越えることができました。 不安と焦燥感がすべての努力と意気込みをぶちこわしてしまうので、まずそこのとらえ方を2番の方の言われるように実行された方がよかったです。

参考URL:
http://www.mind-artist.com/
noname#75732
質問者

お礼

詳細な回答ありがとうございます。 おっしゃるとり、会話への自信喪失と社会不安障害のきつさという雪だるま式の悪循環でした。 そこで、話し方の技術だけを身につけても、やっぱり砂上の楼閣みたいなものなのかもしれません。 いままでも、たくさん話し方の本を読みあさってきました。(安定剤の働きは確かになります) だけど、血肉となったかといえばそうではなく、「なぜできないんだ!」という自信喪失の思考だけが増えていったのも事実です。 オススメされた話し方弱点克服講座は耳(眼?)にしたことがあります。とても興味ありますが、会話術にそれなりのお金を払うのもどうかと思っていました。 だけど、講師の岩波さんや会話術の好評ぶりを耳にし、根本から社会不安障害の原因への対処をやられるというので、また興味を持ちました。 やっぱり心理セラピーと会話術を同時に受けた方がいいのかもしれませんね。 同じお金を使うなら、実績があって根っこからやってくれるところの方がいいと思います。体験談ありがとうございました。 回答者様方の社会不安障害が治った経験もうらやましくもあり、また励みになります!

  • maremare
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回答No.1

社会不安障害(SAD)も、実はうつ病同様、脳内の神経伝達物質の バランスの崩れが発病に影響していると考えられているため、 やはり薬で気持ちを楽にすることも必要なんですよね。 もし今まで薬を飲んでいたのだとしたら、急にやめると離脱症状 (禁断症状と呼ばれていたもの)が出てきて、それが苦しくて 体調が一気に悪くなったり、かえって離脱症状を抑えるために 薬をつい多めに衝動的に飲んでしまうなど、あまり良いことは 正直ないんですよね……。 http://www.sad-net.jp/cure/mechanism.html いわゆる話し方教室はいくつかありますが、ほとんどが社会不安障害の 患者さん向けではなく、単なる「しゃべりが不得意な人」向けだったり します。そういうところは精神論で治すよう求めるので、 ただでさえ話し方に自信が持てないのに無理やり人前に連れ出されて 何のフォローもしてもらえず、かえってこころが傷つくこともあります。 また、社会不安障害の弱みに付け込んで、高い料金 (1回30000円前後くらい)をとるセラピスト、話し方講座の 団体をよそおっている宗教団体など、難しい状況ですね……。 薬で気持ちを落ち着けながら、心理療法を受けるという手段も あります。これは、通院先の医師に紹介してもらえるようなら ちゃんとしたカウンセラーを紹介していただくといいですよ。 心理療法としては下記のようなものがあります。 http://www.sad-net.jp/cure/process.html