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脳脊髄液減少症における高速点滴について

最近、脳脊髄液減少症における高速点滴と言うのを目にしたのですが 詳しく記載されていなかったので もし、ご存知の方(実際に受けている方)がいらっしゃいましたら 以下の点を教えて下さい。 1)どの様な点滴を通常どの位の時間をかけて行なうのでしょうか? 2)高速点滴後はどのくらい症状軽減が期待出来るのでしょうか? 3)症状軽減の持続期間はどのくらいでしょうか? 効果や持続期間については個人差があると思いますので 経験上のご回答で構いません。 どうぞ宜しくお願いいたします。

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回答No.1

 まず,点滴の速度については「高速」という表現は一般に使用いたしません。これはおそらく,医療にあまりお詳しくない方の表現かと思います。で,これも一般に,許容される輸液の速度は患者さんの病態や体格,心肺能力によって変わってきます。ですので,どれくらいの速度でどれくらいの量を輸液できるかは,各病態で異なってくると思います。  それをふまえた上で。脳脊髄液が明らかに減少している場合,補液はあくまで一時的な効果しかないと思います。一時的には症状の軽減が期待できますが,長期的には「水分を多めに飲む」のと同様程度の効果しか期待できないからです。基本的に,「原因を見つけてそれを除去」しないかぎり,症状の改善は得られないでしょう。一時しのぎで補液を行う場合は,一般的な細胞外液製剤(ただし,グルコースの入っていないもの)を,2時間で500mlくらいの速度で使用する分には,「他に合併症の無い,若くて,体格の良い(身長170センチ程度,体重60キロ以上程度の)患者さん」の多くで安全に使用できると思います(もちろん,そのような患者さんのすべてに安全を保障することはできませんので,最終的には「責任ある医師」の判断になると思います)。  ただし。一般に低脊髄圧症候群の場合,症状に心理的な修飾が行われている場合もありますので,その場合は「病院まで行って,わざわざ点滴までしてもらった」という事実だけで,比較的長期間症状の軽減が見られる場合もあります(病院でビタミン剤を注射してもらっただけで風邪の症状が良くなるような人と同じですね)。  以上,先ずはご参考まで。

hulamoon
質問者

お礼

yamahaseca様 詳細なご回答有難うございます。 この治療法は一時的なものなので、誰にでも当てはまる治療ではないことが大変よくわかりました。 >「病院まで行って,わざわざ点滴までしてもらった」という事実だけで~ いわゆるプラシーボ効果の様なものですね。 本来なら主治医に相談すべき内容でしょうが 次回診察が1ヶ月先で、電話やメールでの相談は一切受け付けてないので yamahaseca様のご回答で疑問が解決されスッキリ致しました。 本当にどうも有難うございます。

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