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申命記の特徴。
旧約聖書について只今勉強しております。 申命記はほかのモーセ五書の4書に比べて なにか特別な特徴はありますか? ご意見よろしくお願いします。
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申命記の特徴は、出エジプト記などで語られた神の律法の、復唱と言うことができます。 モーセを通して与えられた神の律法が、申命記で再び要約されて、語られています。 申命記の有名な言葉は、6章4~5節の言葉です。 聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。 主はただひとりである。 心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、 あなたの神、主を愛しなさい。 この言葉は、イエス・キリストも引用しています。 マタイの福音書 22章35~40節 そして、彼らのうちのひとりの律法の専門家が、 イエスをためそうとして、尋ねた。 「先生。律法の中で、たいせつな戒めはどれですか。」 そこで、イエスは彼に言われた。 「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、 あなたの神である主を愛せよ。』これがたいせつな 第一の戒めです。 『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』という 第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。 律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」 他のモーセ5書と比較して申命記に特徴的に現れているのは、モーセが3人称の「モーセ」だけではなく、「わたしは」などと1人称で出てくることです。さらに、イスラエルの民全体に対して、2人称単数形が用いられたり、2人称複数形が用いられたりしているという特徴もあります。
お礼
どうもお返事ありがとうございます。 要点を繰り返したもの、そして尚かつそれでいて全体のまとめに なっているのがこの申命記なのですね。 一人称と二人称も用いられているとは気付きませんでした。 とても勉強になりました。 お時間ありがとうございました。