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A級アンプ、B級アンプ、AB級アンプの違いは?
初歩的な質問で恐縮ですが。A級アンプが音質がいいというのは漠然と理解していますが、最近メーカーカタログをみているとA級、B級、AB級アンプとあります。わかりやすい違いを教えてください。
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こんにちは A級アンプはA級増幅回路と呼ばれる、どちらかというとシンプルな回路構成になっていて、なるべく入力に近い形で増幅する(基本的に音質がよいとされる)ものです。 特徴としては、前述の高音質が挙げられますが、発熱や電力消費が大きい、出力がそれほど大きくない(大きなものはかなり高価)などがあります。 B級アンプ(B級増幅回路)は、プッシュプル回路と呼ばれる回路構成を用いて、効率よく大きな出力で稼動させることのできるアンプですね。 A級の電力効率は、よくて50%ほど、B級だと80%ほどになるそうです。 大きな出力が得られ、同じ出力ならA級に比べかなりリーズナブルになると思いますが、音質で劣るといわれます。現在は特に記載がなければ、アンプはほとんどこの回路だと思います。 AB級はそれぞれのいいとこ取りみたいな回路で、小さな音量のときはA級動作をし、大音量ではB級動作にスイッチして増幅する回路です。 A級、B級などという表現は、もう40年以上前(それ以前にもあったでしょうが・・・)から記載されていますよ。
お礼
とても解りやすい説明をいただきました。ありがとうございます。