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クーラント液交換・エア抜きの手順を教えてください
http://okwave.jp/qa186520.html http://okwave.jp/qa1433506.html →上記サイトページを参考にさせてもらって質問します。 クーラント液をDIYで交換したいと思っています。 クルマは日産ラシーン(1500CC)です。 手順は皆さんの類似質問、参考サイトで大体わかってきました。 が、洗浄~エア抜きの手順~交換完了までの流れがいまいちわかりません。 《洗浄の手順》 ドレンコックから下抜きして出し切ったところで水道水で洗浄 イメージとしては A「ドレンコックからクーラント液が抜けきる」 →B「ドレンコックを一旦しめる」 →C「ラジエーターキャップのところから水道水を流し込む →D「ドレンコックを再びあける(抜けきらなかったクーラント液等の排出)」 →E「水道水流し込み&排出を3回くらい繰り返す」 →F「水道水が抜けきったところでドレンコックをしめる」 →G「ラジエーターキャップを開けて、希釈したクーラント液を規定量入れる(エア抜きを伴う)」 《エア抜き手順》 →H「ヒーター(エアコンの?)のつまみをHOT全開にする」 →I「クーラント液がラジエーターキャップの口のところまで満たされたらエンジンをかける (キャップはしない)」(1分くらい?) →J「クーラント液が減っているのでまた満タンまで入れる」 →K「I・Jを繰り返す」 上記手順で合ってますでしょうか?間違いをご指摘ください。 手順がだいたい正しいとして、質問させていただきます。 質問1 いろいろなサイトで「ヒーター全開」という言葉が出てきますがどういう意味でしょうか。 どのタイミングで?エンジンをかけるかけない?風量は関係ある? 質問2 水道水による洗浄のとき、エンジンをかけて「エア抜き」をする必要はないんでしょうか。 質問3 ラジエータキャップ・ドレーンプラグをそれぞれ開けてする作業、閉めてする作業が いまいち明確にわかりませんのでご指摘ください。 質問4 水道水を流し込むところはラジエーターキャップからで十分でしょうか? 長々と質問させていただきました。回答よろしくお願いいたします。
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質問1 ラジエター・エンジン・ポンプ、これらの冷却系統とは別にダッシュボード内に有るヒーターコア(小さいラジエター)へ循環させる冷却回路が有り、その回路の途中には開閉する弁が有ります。この弁を開けないとヒーター回路内の冷却水が循環しません。 ※室内のヒーター切り替え、温度設定を最高にする。 質問2 冷却水がサーモスタットの作動温度に達しないと冷却水が循環しませんから、洗浄中の様に絶えず冷たい水が流入してくる状態では水が循環せず、エア抜きは出来ません。 質問3 ドレンプラグは、クーラントを入れるまでは開けっ放し。 ラジエターキャップは、エア抜き後まで開けっ放しで、暖機する時等に閉めます。 質問4 ラジエターキャップしか入れる所は有りません。(リザーブタンク除く) 質問者さんの洗浄の手順では、ラジエター内の冷却水しか抜けません。車のラジエター容量は、車種によっても違いますが大体全容量の1/3程度です。 だからと言って、冷却水の全量を抜く手立てが有る訳では無いので、実際には水道ホースを冷却系統に繋ぎ、水道水で古い冷却水を流し出す(フラッシング)様にします。 作業手順 1.ドレン、ラジエターキャップを外す。 2.ヒーターホースを片側だけ外す。 ※ヒーターの切り替えは最高にする。 ※ドレンプラグとパッキンは交換した方が良いので、事前に準備して下さい。(プラグもプラスチックなので劣化により割れます)出来ればラジエターキャップも交換した方が良いですね。 3.ヒーターコア側のホースニップルに水道ホースを差し込む 4.ラジエターキャップ・ドレンプラグ・ヒーターホース、の3か所から水が出ますが、この水の色が無くなるまで流す。 5.ヒーターホース・ドレンプラグを復旧する。 6.クーラントを全量に対する比率で計算して入れる 7.不足分は水道水を補充しラジエターキャップを開けた状態で暖機運転をする。 ※あまりいっぱいに入れると、暖機を始めた時に溢れます。 8.暖機中、冷却水がサーモスタットの作動温度に達すると、一気に水が減る様に見えます。その状態で水を補充してエンジンを停止する。 9.ラジエターキャップを閉め、リザーブタンクのホース等も復旧してエンジンが冷えるまで待つ 10.エンジンが冷えると、冷える過程でリザーブタンクの冷却水が少し減るはずです。(正常)完全に冷えたら、ラジエターとリザーブタンク、両方に再度補充して終了です。 ※エンジン暖機前にリザーブタンクを外し、洗浄してから適当な混合割合になる様、クーラントと水を入れておく。(同時進行) ※サーモスタットが開いてから、エンジン回転を少し上げる等するのもエア抜きに有効です。(ただし、溢れるので加減する事) 作業後に走行してエンジンが冷えると、再度水量減る事が有るかも知れません。これはエンジン回転が上がった為に、交換作業中に抜けなかったエアが抜けた為です。走行後の点検もして下さい。 ※業務では車検前に交換、車検ごに再点検します。 ※冷却水は、温感時は膨張・冷間時は収縮、これを忘れないで作業して下さい。 【注意】 質問者さんのスキルにもよるのですが、ヒーターホースを外す場合は十分に注意して下さい。年式によってはホースが外れなかったり、ヒーターコア側のホースニップル部分が割れる事が有ります。ホースバンドも外す事で壊れる可能性が高いと思うので、事前に準備した方が良いでしょう。 ラシーンの年式の場合、相当な確率でホースバンドの再使用は不可、ホースの硬化による損傷も考えられます。万一の事も考えて作業を検討して下さい。
その他の回答 (2)
エンジンブロックやヒーターに回っているクーラントが交換できていません。 エンジンを動かしてブロック内部の古いクーラントや、ヒーターコアやパイプに回っているクーラントが動いていません。 水を入れ替えたときに、エンジンをかけて回しますが、冷えているとエンジン内部だけの冷却水が循環して、水に交換したラジエーターにはつながりません。 冷却ファンが回るぐらいまでは暖機してください。 ヒーターコアにも冷却水が回りますが、ヒーターが利いていなければ動きません。 それを数度繰り返せば、古い冷却水は水道水に入れ替わります。 水道水を冷却水のように循環させて薄めていきます。そうして古い冷却水を押し出します。 水道水を出し入れするところはラジエーターキャップとドレーンプラグです。 ドレーンから排出 ドレーンを塞ぎ、ラジエーターキャップのところから水道水を充填 キャップは閉めます。 エンジンをかけて暖機して、ヒーターも全開にします。(a/cはoff) ファンが回り出して、止まってを2回ぐらいしたらエンジンを切り、ドレーンから排出 以降、2回ほど繰り返します。 エンジンの構造、冷却水の順路をもう少し検索してください。 順路が分かれば手順も理解できますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 暖気の時には冷却ファンをよく見ながら作業するわけですね。 ヒーターは暖気するときにオンにすることで、ヒーターコアに回っている冷却水を排出させるんですね。 エンジンの構造、冷却水の順路をもう少し見てみます。 回答ありがとうございました。
- santana-3
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この手順だとLLCの全量の交換は出来ません。 「洗浄の手順」のAからGを行ってもラジエター部のみ洗浄、交換できるだけでエンジンブロック内のLLCは古いまま残ってしまいます。 手順Cでラジエターに注水したらエンジンを始動し、暖気状態まで温度を上げ、サーモスタットを開かせないとエンジン内のLLCは循環しません。 サーモスタットが開いてLLCが循環し始めるとラジエター内の水がLLC色になって来ますから、エンジンを停止してA~Cを繰り返します。 しかしこの方法は非常に効率の悪い方法です。エンジン本体にあるLLCのドレーンプラグを外してLLCを排出した方が良いのですが、難しいし、エアー抜きが大変になる場合があります。 面倒な循環~排出繰り返しの方が、エアー抜きが不必要な事が多いです。 でもLLCの主成分のエチレングリコールは劇物で、工業廃液に指定され下水に流す事が水質汚濁防止法違反です。 LLCの不凍成分であるエチレングリコール自体は劣化しません。劣化するのは添加されている、消泡剤、防錆剤、潤滑成分、防腐剤成分等が2~3年で劣化します。 この為、最近ではLLC復活剤として劣化成分を補うLLC添加剤があります。 これを補給してやればLLC交換時の大量廃液を出さずに済みます。 このLLC復活剤は「オートメカニック誌」で実証済みです。
お礼
よくわかりました。 暖気を繰り返してLLCを循環させるんですね。 LLCの廃液処理はスタンドに頼む予定です。 LLC添加剤についてもしらべてみます。 回答ありがとうございました。
お礼
blue1200さん 丁寧な回答ありがとうございます(涙) DIYでタイヤを組み換えたり、スパークプラグを交換したりする間に 車への愛着が湧いて、できることなら自分の手でメンテナンスしてあげたいと思い、質問した次第です。何度も読み返して研究してみます。 古い車ですから、ホース関係自体の劣化もあるようです。自分のできる範囲でやれることはやって、出来ないことはプロにお任せしたいと思います。ありがとうございました。