アメリカは北朝鮮・イラク・イランを「悪の枢軸」と呼びました。
今イラクが標的にされてますが、これが片づけば当然残りの内に2つになるでしょう。
イラクに続けてイランであればイスラム圏を更に敵に回すこと可能性大ですので、
イラクの次は北朝鮮ということになります。
始めアメリカは国連と通しての交渉になると思いますが
今度は中国とロシアが北朝鮮の友好国なので、イラクのように簡単には事が運ばないでしょう。
そのため、武力攻撃となるとおそらくアメリカの単独行動となります。
アメリカ軍が出動するときは、沖縄や横田などのアメリカ軍基地からの出動になるので、日本は武力攻撃の(限りなく直接に近い)間接的な当事国になるのです。
これを避けるには、北朝鮮に片足でもいいから国際社会に出てきてもらうことなのです。
そして出来ることなら、これがきっかけとなって北朝鮮に外部からに情報がどっと流れ込んで
政権が崩壊してくれればとおもっているのです。
(しかしあのような国が政権崩壊にともなう無政府状態になった方が、さらに事が深刻になるのだが)
そのため今回の訪朝で、北朝鮮による拉致の関与が公式に認められましたが、
拉致を認めていても、認めていなくても
おそらく「平壌宣言」は調印せざるを得なかったでしょう。
後ひねくれた見方ですが
最近評判の悪い外務省
ここで「北朝鮮と国交回復」
とかいって、名誉回復・得点稼ぎだけのために
小泉総理を利用しただけだったりして
もしこれが本当に理由だったら
結局、外務省の体たらく振りだけが残りましたけどね。
お礼
とっても分かりやすく教えて戴き、どうもありがとうございました! ブッシュ政権になってからのアメリカには、何か恐ろしいものを感じ続けてきたので、武力攻撃を回避出来るかどうかという事が、やはり一番気に掛かります。そこに日本が巻き込まれてしまう可能性が大きいのが怖くもあり、だからといって、拉致された方々の事がうやむやにされてしまうような外交は絶対に避けてほしいし…これからが小泉首相と外務省の腕の見せ所ですね。shimadzuさんの仰る通り、もし首相が利用されてただけだとしたら、本当にガッカリです。