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アメリカとの関係について

日本はアメリカに無償で給油していたり、米軍再編のために巨額の費用を負担していますが、日本がここまでする理由はなんなんでしょうか? やらなかった場合どうなるのでしょうか?

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  • AC-130V
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回答No.1

端的に言えば日本の国益のためです。 インド洋での給油活動でいえば給油を行っているのは米軍だけではありません、無論米軍が最多ですが多数の国々の艦艇に補給を行っています、ちなみに給油量第二位はパキスタンです。 もしこれらの給油に日本が手を貸さなかったら各国からかなり白い眼で見られるでしょう。 インド洋での活動は米軍の支援ではありません、対テロ活動への協力です、これに参加しない事はテロに屈したと世界から見られるような事態になりかねません。 日本はアメリカが作り出した経済システムの上で利益をあげています、そしてこのインド洋は日本への油の通り道です。 他国は兵士の血まで流して対テロ活動に尽力しているのに日本は血どころか油すらケチる、自分の国の経済とその発展を維持するための重要な石油の輸送路の確保すら手伝わず自分が経済活動を行っている経済システムを保つための協力もしない。 例えれば自治体の活動には自分に直接の影響がある事以外は草刈もゴミ掃除も見回りも手伝わず、そのくせ自治会費には文句を言う人、みたいなものです、こう他国に思われたらどれほど悪影響があるか想像にかたくないでしょう、他国から見れば日本は「俺達が命かけて維持してる経済システムの上で商売してるくせにその手伝いは血はおろか油すらケチりやがる、どんだけ金の亡者でビビりなんだよ」と見られる事になります。 米軍再編に関しては、日本に駐留するのに米軍は相当の金額を拠出しています、再編に伴って軍の配置を入れ替えるのですがその費用についてなるべく出したくはないでしょうしアメリカの国益から見てもそれが当然です。 日本も米軍が駐留している事で経済的・政治的恩恵を受けているわけでそんなかかるならびた一文払わん!出て行け!というのは国益にはよくないです。 じゃあどうするかといえば交渉で折り合いがつくまで話し合うわけです、最初米側が言っていた2兆円とかの金額はあまりに高すぎますが。 最もこれは交渉の手口としてはよくあるやつですね、これをどこまで減らせるかが日本の、どこまで維持できるかがアメリカ側の交渉の腕の見せ所になるわけです。 とまぁ結局の所日本に米軍が駐留してくれてる方が日本にとってより恩恵があるから日本はそうしているわけです。 もし米軍が撤退した場合現在の思いやり予算や米軍再編にかかる費用程度では同じ抑止力を維持する事は到底不可能になりますしね、日本は中露が近い割りにかなり低い費用で安定した経済・海域という高い恩恵を得れていると私は思いますよ。

その他の回答 (4)

回答No.5

#1の方の裏がえしですが、日本の側からの国際戦略・あらまほしき世界像が提出できないから、です。 憲法の前文で謳っている「…平和を希求する諸国民…」を糾合して具体的に戦争を行なわない世界へのロードマップを描くことができないからです。 そこで、当面の世界秩序に最大のイニシアティブをもつアメリカという大樹の陰から蹴り出されないようにしている、ということです。 もし、秘密裡にロードマップが策定されていて、ある日アメリカのイニシアティブを覆すことができれば米軍再編やインド洋給油費用などを出す必要はなくなります。 (もちろん、その数十倍数百倍の費用がかかるでしょうが、それは別の問題です)

  • mackbogey
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回答No.4

 私は全面的に1番の方の意見に賛成です。実にバランスよく国際情勢やわが国の状況を理解していて、カンペキな説得力ある小論文にしてくれました。  これこそ良識ある日本人の考え方です。感心しました。  つまるところ、日本人は最終的にどの国を信頼して盟友関係を築いていくべきか、という問題なのです。これに、国民一人一人が結論を出さなければいけません。  いったい、中国やロシアや南北朝鮮と硬い絆で結ばれたい、こうした国についていきたい、などと思う人がいるでしょうか。いませんよね。  2番目の方の意見は、途中まではなるほど、と思いますが「国益」云々のあたりから若干違和感を覚えました。  3番目の方の意見は、極論というより暴論です。こんな意見はいまどきの高校生でも恥かしくて表明しません(優秀な高校生につきあった経験から自信を持って言えます)。  あの朝日新聞でさえ、ここまでは書かないと思いますよ。

回答No.3

そもそもの発端は、日本がアメリカとの戦争に負けたことです。真珠湾奇襲に成功したのはいいが、結局、無条件降伏。そして、アメリカが日本を占領しました。これは、1945年のこと。後は、アメリカの言いなりです。 言っちゃえば日米安保条約は、その当時からの腐れ縁で、今に続いています。 自民党や公明党、為政者は、日本の独自の外交の努力を捨てたアメリカの子分ですから、どこまでも言うことをききます。 国民の反対を押し切ってでもアメリカのいいなり。 まぁ、極論ではありますが、大雑把には当たっています。

回答No.2

安全保障全体で考えると、日本の軍事的防衛の大半は、アメリカがになっていますから、差し引きすれば、アメリカ側の大幅な持ち出しということになります。 下世話な言い方をすれば、「コストの一部は、日本側で負担しろよ」ということです。 そこまでして、アメリカが日本に肩入れする理由は、冷戦中は日本が共産主義の防波堤だったからですが、今は、日本の暴走を防ぐためでしょう。 「核の傘」も、見方を変えれば、日本が核武装しないための予防線ということができます。 しかし、中国の存在感が増すにつれ、段々アメリカは、「日本のことなど、どうでもよくなってきた」ように感じます。 あと、質問の趣旨と外れますが、「国益」なんて言葉を使う人には、気をつけましょう。 具体的に、国民の中の、どういう人たちのメリットになるのかを、考えましょう。 「洋上給油が国益だ」といえば、それは、アメリカ軍との関係強化や軍備増強が自分のメリットになる人たちの利益です。 「軍備増強が国益だ」といえば、国益とは「軍需産業」の利益です。 円安が国益だといえば、輸出産業の利益であって、輸入産業の損害です。 必ず国民の中の誰かの利益であって、観念的な国益なんてものはないのです。 「国益」なんて言葉が使われた時は、「国益」を「国民全体の利益」と言い換えて、違和感がないか、考えてみましょう。 あいまいな言葉でごまかす時には、殆どの場合、人はウソをついています。

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