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「お○んこ」の語源と その使用について
広辞苑第5版で既に男性器の通称や俗称で「おちんちん」「ちんこ」女性器の通称や俗称で「ほと」「しなたりくぼ」「ぼぼ」が掲載されています。 広辞苑第六版で新たに「お○んこ」(伏せ字の部分が「ま」)が掲載されています。 「お○んこ」の語源は何でしょうか。 また、「おちんちん」は、放送コードに掛からないそうですが、今後は「お○んこ」も放送コード セーフと言うことでしょうか。
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『広辞苑第』の六版は「お」の突いていないほうも採録されています。『大辞林』は第二版から載っています。日本最大の『日本国語大辞典』にも当然載っています。 れっきとして存在することばであり、聞いたこともない人はたぶんいないでしょうから、一般の国語辞典に載っていないほうがおかしいといえます。 『性語辞典』(柴田千秋、河出書房新社)は、比喩や文学的表現なども含めて1300種ほど。 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309012520 1980年代にNHKで女性器の呼称問題にかんする討論番組が放送されたと聞きます。当然その種の用語がマジメに飛び交う。私は見ていないのでどんな番組だったかは知りません。 かの上野千鶴子女史(東京大学文学部教授、社会学・ジェンダー論)は、著書の中で堂々とその呼称を使っています。テレビ番組や講演などで使っているかどうかは知りませんが。 →http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20060830 現実問題として、男児のはふつうに使える呼称があるのに、女児のは口にし難いというのは、子育の場面などでけっこう不便であったりします。 必要に迫られてかどうか、1972年に『週刊 女性セブン』(小学館)が新しい呼称を公募して話題を呼びました。一般紙の社会面で報道されたりしたものの決定打は出ず。1990年には『週刊 女性自身』(光文社)が同様に呼びかけ、これも結論が出ずじまいに終わっています。
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#4です。 補足ありがとございます。 他の回答者様へのお礼欄も含め拝読し、造詣の深い方でいらっしゃるという印象を受けました。 私の回答につきましては、1視聴者としての考えと思い投稿した積りでしたが、ご質問の主旨と乖離したものと分かりました。 本来のご質問の趣旨については、今後もお役に立ちません。 お詫び申し上げます。
お礼
>他の回答者様へのお礼欄も含め拝読し、造詣の深い方でいらっしゃるという印象を受けました。 質問自体が 削除の対象になる可能性があると思いつつ 性懲りもなく 眉をしかめられる質問を平気でする私が、「造詣の深い」と形容されることは適当でないと思います。 私は、些細なことに拘って融通が利かず、少し常識の足りない変わり者とよく言われています。 >私の回答につきましては、1視聴者としての考えと思い投稿した積りでしたが、ご質問の主旨と乖離したものと分かりました。 私の表題の質問と socka0202 さんの「回答ANo.4」は、符合していると思います。 「質問の主旨と乖離」しているとお考えになられているのは、私が後出しの疑問を提示したためであって、非難されるべきは私の方だと思います。 恐縮して、お詫び申し上げます。
- sanori
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お○んこは、性行為を表す卑語でもありますから、アウトだと思います。 だいぶ前ですが、タモリが、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E5%A4%9C%E3%81%AF%E6%9C%80%E9%AB%98%21 という番組で、「おまん!」と喋って(というか叫んで)、その5~10秒ぐらい後に「こ」と言ったことがあります。 「めちんちん」という言葉が提唱されているそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%81%E3%81%A1%E3%82%93%E3%81%A1%E3%82%93 しかし、定着しそうにないと思います。 ちなみに、 「チンコ」は、最近放送された「エンタの神様」(日テレ)で、ムーディー勝山という芸人が言っていました・・・というか歌っていました。
補足
回答ありがとうございます。 > お○んこは、性行為を表す卑語でもありますから、アウトだと思います。 性行為自体は崇高な行為ですので、「御満幸」のように格調高い漢字を当てはめることで、卑猥なイメージが払拭されれば、公序良俗に反するとは必ずしも言えず 議論の余地があると思います。 なぜ「お○んこ」が放送禁止用語(放送コード)として差別を受けているのでしょうか。「お○んこ」が何か犯罪でも犯したのでしょうか。 勝手に卑猥なイメージを付加されて 犯罪者や危険人物のように いわれのない差別を受け 社会から隔離され気の毒に思います。 今般 由緒正しい日本語辞書の代名詞であるところの広辞苑に堂々と掲載されることで 無実の罪で誤認逮捕された後 裁判で無罪判決を受け 社会復帰を果たしたのではないかと考えましたがどうでしょうか。 ------ NHKの昼12時台の生放送で、永六輔さんが司会の番組のことですが、 視聴者から募集した 社会状況を風刺した川柳を読み上げるコーナーで、アシスタントが作品を読み上げた際、川柳の中で女性器のことを「○んこ」と読んだそうです。 すると永六輔さんは、 「『○んこ』と言うな 『お○んこ』と言え」とつっこんだそうです。 番組は淡々と進み、謝罪はもちろん慌てた雰囲気もなかったそうです。 これは、事前に打ち合わせで了解した上でのことだったようです。 ------ この番組はバラエティーに分類できると思いますが、何ら問題とされていません。 放送局側が問題にしなければ、問題にならないのではないでしょうか。 >だいぶ前ですが、タモリが、 ?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E5%A4%9C%E3%81%AF%E6%9C%80%E...? という番組で、「おまん!」と喋って(というか叫んで)、その5~10秒ぐらい後に「こ」と言ったことがあります。 マニアックな蘊蓄ありがとうございます。 >「めちんちん」という言葉が提唱されているそうです。 >?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%81%E3%81%A1%E3%82%93%E3%81%A1%E...? >しかし、定着しそうにないと思います。 教育関係者などが、大まじめに議論することに意味があると思います。 NHK が公に宣言すれば 徐々に広まり定着する可能性があると思います。 >「チンコ」は、最近放送された「エンタの神様」(日テレ)で、ムーディー勝山という芸人が言っていました・・・というか歌っていました。 「チンコ」は、問題がなくて、「お○んこ」を問題とするのは、性差別だと思います。 ありがとうございます。 字数の関係で補足欄に記載しました。
- Samantabha
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語源のことについては分かりませんが、放送コードのことについて。 ご質問の文脈からすると、 今まで『広辞苑』に載っていなかったけれども、第六版に掲載されるようになったから、放送コードに引っかからなくなる というふうに読めるのですが、如何でしょう。 そういう主旨のご質問なら、答えは「ノー」です。これからも放送コードに引っかかると思います。 “『広辞苑』掲載語”=“放送コードに引っかからない語”ではありません。『広辞苑』に載っている語で放送できない語(差別用語など)はごまんとあります。
お礼
>ご質問の文脈からすると、今まで『広辞苑』に載っていなかったけれども、第六版に掲載されるようになったから、放送コードに引っかからなくなるというふうに読めるのですが、如何でしょう。 >そういう主旨のご質問なら、答えは「ノー」です。これからも放送コードに引っかかると思います。 日本語辞書の代名詞である 由緒正しい岩波書店の広辞苑が、放送禁止用語(放送コード)の「お○んこ」を広辞苑に掲載するにあたり、広辞苑の編集者や国語学者の方が集まって、喧喧諤諤の議論をして 新しい広辞苑に「お○んこ」を掲載することに決定したとすると、何かただならぬ胸騒ぎのような思いがしまして、(放送)業界の常識が変わる歴史的大事件のような気がしました。 放送禁止用語(放送コード)は、テレビやラジオ放送で差別用語や卑猥な言葉など、公序良俗に反する言葉と定義されており、業界共通の放送禁止用語リストは無く、放送局や制作者の判断で使うことを自主規制しているため「放送禁止用語」という概念はないとされているようです。 取り締まりも各放送局の自主的な判断のようです。 まだ広辞苑第六版で確認していませんが、例えば、字余りですが「御満幸」のように格調高い漢字を当てはめることで、卑猥なイメージが払拭されて、したがって公序良俗違反に当たらないと判断が更新されて 放送コードから除外される可能性があるのではないかと考えました。 >“『広辞苑』掲載語”=“放送コードに引っかからない語”ではありません。『広辞苑』に載っている語で放送できない語(差別用語など)はごまんとあります。 それは理解しております。 ありがとうございます。
#2です。 私自身の表現に一部不適切な箇所があり訂正したものをのせます。 「おちんちん」は、放送コードに掛からないそうですが、今後は「お○んこ」も放送コード セーフと言うことでしょうか。 ・・不明ですが、チンコと○ンコ(伏せ字の部分マ)が連発される放送は見たくない聞きたくない。(たった一言でもね) 視聴者からクレーム殺到。番組終了・・TV会社お歴々の謝罪会見。番組に関わった局側関係者は処分。芸能人は活動自粛に追い込まれるかもしれませんね。そんな危険を冒す人もいないでしょうが・・ 倫理委員会とか社内規定で引っ掛かり、企画から没になると思いますが・・・ マジメな番組は、生殖器。などというカタイ表現ですし。 ちょっと、ご質問の意図が図りかねますが、もう一言。 サザンの「まんPのGスポット」程に「愛の言霊」を昇華されますと、世間から攻撃なれないのかもしれません・・・ 以上です。訂正しお詫び申し上げます。
補足
>私自身の表現に一部不適切な箇所があり訂正したものをのせます。 ご丁寧にありがとうございます。 >不明ですが、チンコと○ンコ(伏せ字の部分マ)が連発される放送は見たくない聞きたくない。(たった一言でもね) 多くの方が、同意見だと思います。 ただ、「おちんちん」は放送しても問題ないにもかかわらず、「お○んこ」はなぜ、問題があるのか理由が解りません。 >視聴者からクレーム殺到。番組終了・・TV会社お歴々の謝罪会見。番組に関わった局側関係者は処分。------ 中略------ >マジメな番組は、生殖器。などというカタイ表現ですし。 医学書では、性器のカラー写真(処女と非処女の比較など)が堂々と掲載されていますし、閲覧に年齢制限はありません。 そうすると、教育テレビで言葉の語源について学術的内容で放送するとき たとえば、「お○んこ」などの放送禁止用語でも 例外的に 放送しても問題ないのでは という推論も成立するのではないかと思います。 人体の同じ部位を意味しているにもかかわらず、女性器は問題がなくて「お○んこ」は問題がある という矛盾(私は矛盾していると思います)が理解できません。 >ちょっと、ご質問の意図が図りかねますが、もう一言。 あらゆる言葉には、全て意味がありますし、語源が存在します。 漢字であれば ある程度 語源が解りますが、「お○んこ」の場合は、ひらがなやカタカナで表記されており、語源が解りません。 普通に生活する分には 知らなくても問題ありませんが、外国の方に言葉の語源を聞かれたとき 説明できないと困りますので質問させていただきました。 また、由緒正しい岩波書店の広辞苑が、放送禁止用語の「お○んこ」を広辞苑に掲載するに至った過程を知りたいと思いました。 なぜ、広辞苑第5版では掲載を見送り 6版では掲載に踏み切ったのか。 広辞苑の編集者や国語学者の方が集まって、喧喧諤諤の議論をして 新しい広辞苑に「お○んこ」を掲載するかどうか決定したとすると、その議論の内容が気になるところです。 また、私の知る限り、人間以外の動物は性器を隠しませんが、なぜ人間だけが性器を隠すのか 卑猥と考えるのか 年齢制限して隠蔽するのか が大いなる疑問です(羞恥心と性器の関係性の本質論)。 >サザンの「まんPのGスポット」程に「愛の言霊」を昇華されますと、世間から攻撃なれないのかもしれません・・・ 「世間から攻撃」されないのは、単に「まんPのGスポット」の意味を理解していないからではないでしょうか。 ありがとうございます。
- t-rac
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女性の性器の形はみんなバラバラですよね。 十人十色...十人十色...百人百色...千人千色...万人万色... で、一万通りある...一万個ある...万個ある...マンコある...「マンコ」!! 見たいですな。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1059503.html
お礼
> 女性の性器の形はみんなバラバラですよね。 >十人十色...十人十色...百人百色...千人千色...万人万色... >で、一万通りある...一万個ある...万個ある...マンコある...「マンコ」!! 一見 冗談のように思えますが、説として存在していることに驚嘆しました。 >http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1059503.html すでに素朴な疑問として質問されていたんですね。 発見できませんでした。 参考になりました。 ありがとうございます。
「おちんちん」は、放送コードに掛からないそうですが、今後は「お○んこ」も放送コード セーフと言うことでしょうか。 ・・不明ですが、チンコとマンコが連発される放送は見たくない聞きたくない。(たった一言でもね) 視聴者からクレーム殺到。番組終了・・TV会社お歴々の謝罪会見。番組に関わった局側関係者は処分。芸能人は活動自粛に追い込まれるかもしれませんね。そんな危険を冒す人もいないでしょうが・・ 倫理委員会とか社内規定で引っ掛かり、企画から没になると思いますが・・・ マジメな番組は、生殖器。などというカタイ表現ですし。 ちょっと、ご質問の意図が図りかねますが、もう一言。 サザンの「まんPのGスポット」程に「愛の言霊」を昇華されますと、世間から攻撃なれないのかもしれません・・・
お礼
アドバイスありがとうございます。 「ANo.4」に回答への補足を記載しました。
- goold-man
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めのこ(女子-古語)> 「めんこ」- 「○んこ」と変化したこと(「め」は女の意味)が語源のようです。 放送コードについてはパス
お礼
>めのこ(女子-古語)> 「めんこ」- 「○んこ」と変化したこと(「め」は女の意味)が語源のようです。 ご紹介いただいたホームページ 参考になりました。 様々な説があるのですね。 ありがとうございます。
補足
> 『広辞苑第』の六版は「お」の突いていないほうも採録されています。『大辞林』は第二版から載っています。日本最大の『日本国語大辞典』にも当然載っています。 >れっきとして存在することばであり、聞いたこともない人はたぶんいないでしょうから、一般の国語辞典に載っていないほうがおかしいといえます。 私も図書館で確認しまして、『大辞林』『日本国語大辞典』など大型辞典では掲載されているにも拘わらず、『広辞苑』の第五版では なぜ掲載されないのか疑問に思っておりました。 >『性語辞典』(柴田千秋、河出書房新社)は、比喩や文学的表現なども含めて1300種ほど。 興味深い辞典ですね。 近所の図書館では見かけませんでしたので、図書館に入庫依頼を出したいと思います。 >1980年代にNHKで女性器の呼称問題にかんする討論番組が放送されたと聞きます。当然その種の用語がマジメに飛び交う。私は見ていないのでどんな番組だったかは知りません。 ぜひ、再放送してほしいと思います。 若しくは、「地球温暖化問題」や「借金大国どうなる日本」も重要ですが、時には「差別語」などのマニアックな論題も「朝まで生テレビ」で取り上げて 大激論してほしいと思います。 >かの上野千鶴子女史(東京大学文学部教授、社会学・ジェンダー論)は、著書の中で堂々とその呼称を使っています。テレビ番組や講演などで使っているかどうかは知りませんが。 大変参考になる書籍や人物をご紹介戴きありがとうございます。 頭の中で社会的常識を排除して、素朴な(大いなる)疑問について 普通に(真摯に)考察した方が存在したことにほっとしました。 しかも、お堅い印象のある最高学府の教授の方が。 ------ おまんこ、と叫んでも誰も何の反応も示さなくなるまで、わたしはおまんこと言いつづけるだろうし、女のワキ毛に衝撃力がなくなるまで、黒木香さんは腕をたかだかとあげつづけるだろう。それまでわたしたちは、たくさんのおまんこを見つめ、描き、語りつづけなければならない。そしてたくさんのおまんこをとおして“女性自身(わたしじしん)”が見えてくることだろう。 ------ 《上野千鶴子「おまんこがいっぱい」『女遊び』所収 学陽書房》 より引用 何やら 魂の叫びのようなものを感じます。 私自身、なにか勇気を頂いた感じが致します。 >現実問題として、男児のはふつうに使える呼称があるのに、女児のは口にし難いというのは、子育の場面などでけっこう不便であったりします。------ 中略------ >1990年には『週刊 女性自身』(光文社)が同様に呼びかけ、これも結論が出ずじまいに終わっています。 過去の経緯についてお調べいただきありがとうございます。 陰で頑なに反対する勢力のような組織が存在するのでしょうか。 「結論が出ずじまい」とのことですが、学術的に徹底的に議論した後、多数決で決定し 教科書に載せるか NHKがニュースで発表すれば済むことだと思います。 お墨付きを与えれば 使う側がなんの心配もいりませんので 使うようになると思います。 ありがとうございます。 字数の関係で補足欄に記載しました。