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英語リスニング力の改善
限られた学習時間の中で効率的に英語リスニング力を身につけるにはどのようにしたらいいのか試行錯誤しています。 リスニング力を鍛えるには、正しい発音を学ぶことが近道だと聞きます。正しい発音を学んで、自分で発声できるようになれば、聞き取ることもできるということでしょう。 しかし、海外の人々は、発音が完璧にはほど遠くても、文法に疑問符がつくような人でも、リスニング力はしっかりしているように見えます("海外の人々”と言っても幅が広く、しかも個人差があって一般化はできないでしょうが)。 多くの国籍の人々が集まる会議で、早口を理解して回答したり、ポロッと言ったジョークなどに反応して時間差なく笑ったりするので、そう思えるのです。訛りのきつい発言も理解しているようです。 逆に私などが、内容的にあやふやな、あるいはしどろもどろの発言をしたら、聞き返してきます。ということは、通常の発言は問題なく聞けていると思うのです。 そのような人にどのように英語を学習したか聞いても、「(普通の)学校だよ」という答えしか返って来なかったりします。 たしかにヨーロッパなど、国によってはTVでは映画やアニメなど英語による放送で、現地語は字幕しかないので、学校入学前から英語を聞き、文字で意味を把握し、それが学校以外での英語の訓練となり、英語力が身についたりすることもあるようです。 また、就職するにしても多国籍企業が多いため、業務上で英語が必要になるケースも多いようです。そのため、英語以外の外国語を学校で学んだとしても「使う機会がないので忘れちゃう」こともあるようです。 しかし、英語教材への投資額や、英会話教室への通学時間など学習量から言えば、日本人は世界的にかなり熱心な英語学習者と言えると思います。それにも関わらず、いつまでも英語(特にリスニング)を苦手にし、会議などできょとんとしているのは日本人だけというケースが多いように思えます。 どこか学習方法が間違っているように思えます。 あるいは、単純に日本人は英語を聞くという時間が圧倒的に不足しているだけなのでしょうか・・・。 みなさんはリスニング力の向上の鍵となるものは何と思いますか。 また、どのような学習法が効果的だと考えますか。
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こんにちは。 たとえばTOEIC700点もない人の場合は、単に英語力がまだ低いのだと思いますが、もっと上のレベルの話ですか? 世間話になると聴き取れないとか。 米語に慣れている日本人が英国出張すると、「会議のときは分かるけど内輪の世間話になるとついていけない」と言ってました。 昨年秋に820点取れましたけれど、まだ解らないことが多いです。 (普通の学校しか行ってません。大卒ですらないです) 900点ってストレスなく英語を使えるようになる最低ラインなんですってね(涙) それ以下なら、分からなくても仕方ないんだと思います。 TOEICの平均点を見ると、毎回リスニング・セクションのほうがリーディングより良いです。 その限りでは、日本人はリスニングが苦手とは言えないと思います。 実際にいろいろなタイプの英語を聴いたり使ったりするのとTOEICは違いますけれど。 発音練習するのは良いことだと思いますし、やったほうがいいと思いますが、自分で発音できなくても聴き取れます。 ひとつひとつの単語を正確に聴き取れるわけではないにしても文意はだいぶ分かってくるというか。 たとえ聴けたところで喋れるのとは全然別なのですが・・・・。 英語に関心のない日本人であれば、英語に接する時間は圧倒的に不足しています。 自分は家から駅の間の往復10分カーラジオでAFNを聞き流し、通勤電車の中ではときどき洋書を読み、TIMEや英語サイトをちらちら読んだり、年に1、2回TOEICを受けたりしていますが、英語を使って生活や仕事をしているわけではないので、足りてないでしょうね。 英語に関心のない人はこの程度すら出来ないでしょう。 今の10代20代は違うのかもしれませんが、30代以上で本気で「英語ができるようになりたい」と思ってる人は多くないと睨んでいます(笑) やってないのに出来るようになるわけがない。 これは英語でなくても同じでして、ギターとかピアノとかバレエとかサッカーとか野球とか、他のもので考えてみると分かりやすいかと思います。 週1回通うだけで出来るようになるものはないですよね。 楽しみのためならそれでもいいですが、上達は遅いです。伸び幅も少ない。 授業のときだけとか、レッスン時間だけとか考えていると絶対足りないです。 言語に関しては私は時間を区切る必要は無いと思っています。 日本語を聴くことはテレビでも会話でもできますが、本に関しては、たくさん読む人のほうが読めるようになりますよね。 慣れでしょう。 漢字だって散々小学校から練習させられて身につけたもので、大人になってからワープロばかり使っていると読めても書けなくなります。 英語学習についての本やサイトです。 ある程度英語が使えたり学習中の人でも参考になると思います。 http://www.amazon.co.jp/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E5%AD%A6%E7%BF%927%E3%81%A4%E3%81%AE%E8%AA%A4%E8%A7%A3-%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BA%BA%E6%96%B0%E6%9B%B8-229-%E5%A4%A7%E6%B4%A5-%E7%94%B1%E7%B4%80%E9%9B%84/dp/4140882298 http://www.hbs.ne.jp/home/saso/tatujin1.htm
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#3です。 そうですか。上級者か中級者の悩みなのかもしれませんねぇ・・・・ http://www.hbs.ne.jp/home/saso/skill-toeic-correlation.htm http://1toeic.com/bent/toeicmame/001046.html 「英語カテゴリ」をお読みになってみると分かると思いますが、 http://oshiete1.goo.ne.jp/c385.html 「日本人」と言っても人によって英語力に幅があります。 上を見ても下を見てもキリがありません。 英語が使える人にとっては「たかがTOEIC」なのですが、試しに一度受けてみてはいかがでしょうか? もし、「なんだこの程度のテストで皆騒いでいるのか」と思えるスコアが取れたなら、悪くないんだなと自信が回復するかもしれません。 逆に「日本人はこの程度のテストで苦しんでいるのか」と思って「日本人の英語」に悲観するのかもしれませんが・・・・。 あるいは、もし思ったほど結果が良くなければ、それを今後の学習の指針にできます。 http://www.toeic.or.jp/toeic/swin/score_descriptor.html http://www.hbs.ne.jp/home/saso/toeic%20item110.htm リスニング力向上には読むことも役立つと言いますよね。 リスニングだけやるより、他の事もやったほうが良いのだと思います。
お礼
ありがとうございます。 どういう結果が出るにせよテストを受けてみれば自分の現在の状況が見えてくるかもしれないですね。 自己評価では、よくて中の下といったところです。 まだまだ足りないところが多いです。
- Regnoml
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私は英語を使う仕事をしていますが、同時にフランス語や中国語などの学習を趣味で続けています。 質問者様の現在のレベル、到達目標のレベルが分かりませんので、的確なアドバイスになるかどうか、分かりませんが、一般論としてお答えします。 1. (量の問題)言語全体の使用能力を上げるために、毎日一定量を聞き、話し、読み、書く練習が必要です。一説にカタコトで100時間、プロレベルで1000時間以上の学習時間が必要です。仕事に使うプロレベルなら、毎日30分間として一日も休まずに2000日(5年半)を確保しなければなりません。しつこさが必要です。(なお、60分間のレッスンでもアクティブにその言語を使う時間が5分間なら、5分間の練習にしかなりません。日本の公教育や質の高くない英会話教室のレッスンはこの傾向があります。使ってないのだから使えなくて当たり前です。) 2. (バランスの問題)俗にリスニングといわれている技能は、英語で正しくはListening Comprehensionと言います。(1)「きちんと聞いて」(2)「理解する」能力が必要です。(1)は大量の音声を聞くことで、音だけの識別はできますが、(2)は大量の英文を読むことが必要です。読むことを怠って、いくら聞いても(1)の範囲でしか伸びないでしょう。最初は会話の多いライトノベルでも良いので、読む学習をするべきです。 もちろん単語を増やすという目的があるのですが、それだけでなく訳さずに読む訓練をすれば、リスニングの際にも訳さずに聞き・理解する力がつくと思います。私の個人的な経験ですが、ご参考まで。
お礼
ありがとうございます。具体的な内容で参考になります。 質も含めた量の多さが重要だということが分かりました。 日本人は「勉強」というスタイルでは時間をかけているつもりであっても、実用面からの「質」で言えば、無駄なことをしているのかもしれません。 バランスの問題もよく分かります。日本語でも、言っていることは音や文字としては認識できても、意味が分からないことはあります。例えば自分の専門外のこととか。そういう意味で、音を掴む訓練だけでなく、英語全体の底上げが必要ということがわかりました。 ありがとうございました。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
アメリカに住んで40年目になりました。 そしてこのカテで6年間日本の英語教育に関して過激発言をしてきているものです。 批判すると同時に質問者が英語を使えるようになる「根本的な」土台を作ってもらいように回答をしているつもりです。 間違った表現がこのカテでかなり鵜呑みにされているのを見ると訂正してあげたい(質問者に)と思いますがこのサイトのルールに反するのでしていない私ですが。 では、私なりに書いてみますね。 私は中学一年生に「しゃべれ聞き取れ必要な文法を教えられる」実力を十分持った英語教師を使え、と言います。 小学生から教える事はまったく必要ないのです。 中学から、英語をつかえるように教えられる教師が必要だ、と言う事なのです。 >リスニング力を鍛えるには、正しい発音を学ぶことが近道だと聞きます。正しい発音を学んで、自分で発声できるようになれば、聞き取ることもできるということでしょう。 これは詭弁としかいえません。 そして、それを実証している状況をご質問の中に書いてくれましたね。 聞き取るのは「発音だけではない」と言うことと、「理解できる発音とはそれなりに許容範囲を持っている」と言うことがなぜか日本では理解できていないのですね。 正しい英語発音とは一つではないのです。 正しい発音とは相手が分かってくれる発音なのです。 なぜか、これを理解しないままにアメリカ英語の標準発音が「正しく」それが出来なくてはいけない、と思い込ませているのですね。 それじゃ、(何を持って標準英語と言えるのか分かりませんが)出来てもそれだけがわかると言うことになってしまいます。 しかし、実際には、それだけでは聞き取れるようになるわけはないのです。 文法学者さんの英文を見てください。 「ちょっと待てえな、その表現相手には分かってもらえないよ」と思わせる表現を「正しい」表現と断言し、読者はそれを鵜呑みにしてしまうわけですね。 そして、今回については「発音学者さん」が「正しい発音を学ぶことが近道だと聞きます。」と言っているわけです。 助けにならないと言う事はないでしょう。 しかし根本的なことが「間違って」いますね。 アメリカだけを見ても、またイギリス圏内を見ても、発音の差は無視できないほどありますね。 それでも英語が出来る人たちはその違いを問題なく聞きこなしているのですね。 さらに上にも書きましたが、発音だけが相手に分かってもらえない理由でもないですね。 相手に分かってもらえる文章を作る、相手の言っている文章のフィーリングをつかむ事が出来る英語力、が「物を言う」わけです。 そのフィーリングにはジョークを理解する英語力、自分の言いたい事をいえる表現力を持っていると言うことにもなるでしょう。 ならなきゃおかしいのです。 そして、文法文法と言いながらおかしな表現をしている文法学者さんたちは結局意思の疎通が出来ない人たちだと言う事であり、その人たちはとても相手の言っている事をフルに理解しているはずはないし相手にも自分が言っている事をフルに理解してもらっているはずはないと結論がでてくるわけですね。 なのに、文法文法と押し付けてもっと大切な英語力の「部品」の作り方を教えてくれないのが今の日本でも英語教育なのです。 >内容的にあやふやな、あるいはしどろもどろの発言をしたら、聞き返してきます。ということは、通常の発言は問題なく聞けていると思うのです。 相手にあなたのフィーリングをちゃんと出している表現をしなかったからなのですね。 ある程度の外国訛りがあっても、そして学校文法に沿っていなくても、表現が社会文法に沿っていればまったく問題なく、ネイティブレベルの英語力へ突進していけるのです。 >英語教材への投資額や、英会話教室への通学時間など学習量から言えば、日本人は世界的にかなり熱心な英語学習者と言えると思います。それにも関わらず、いつまでも英語(特にリスニング)を苦手にし、会議などできょとんとしているのは日本人だけというケースが多いように思えます。 詐欺にあっている、とも言えますよ。 日本人はビジネスにとって「いいカモ」なのです。 中学で教える事の出来る先生が教える英語教育体制が出来上がったら、出版社は倒産し、英語塾や会話学校は「営業閉店」し、留学斡旋会社はつぶれるのです。 政府としてはとんでもない額の税金をなくす事になります。 その体制作りを押し貫く人材が今日本にはいないと言うことでもあります。 >どこか学習方法が間違っているように思えます。 学習方法と言うか、教育方法と自分でも自分にあった学習方法を教えられる土台作りを教えられる教師がいない、と言う事なのですね。 なぜ、ALTが必要なのでしょうか。 口先だけでは、日本の学生にもっと自然な英語に接してもらうため、と大声で言っていますが、実は、大声で「わが国の英語教師はしゃべる事を聞き取ることも出来る生徒を作り出すことは出来ません、でも、学校文法では世界一なんです。 すごいでしょう。 今後ともよろしくお願いいたします」と言っている事に気がついていないのですね。<g> >単純に日本人は英語を聞くという時間が圧倒的に不足しているだけなのでしょうか・・・。 使い物にならない学校文法が出来れば優等生とされ「すごい!!」「知識人だ!」と言っているから、文法が分かればいいと「洗脳」されてしまっているわけです。 英語を使えるように英語学を教えれば自然に「英語を聞く」と言うことが授業に入ってくるのですね。 でも、聞き取れない先生がこれやると「威厳に」差し触る事になってしまいますね。 そういう授業をすれば後は普通の復習を家でやればいいのです。 普通にビデオを見たりですね。 立派な復習、自己テスト、そして自己向上なのです。 >みなさんはリスニング力の向上の鍵となるものは何と思いますか。 英語を使える英語教師が使えるように教える事を中学一年からする、と言う事なのです。 日本が民主主義国であると言うのであれば、英語教育を改革させなくてはならないと言う強い世論を作り出せるリーダーが必要で、その世論で人民の力を見せればいいのです。 世論に勝てない民主主義では詭弁家になってしまいます。 5年先、10年先にこれを達成できたとしたら、今「言い訳のように言われている」英語を知らなくても日本では生きていける、と言う発言はなくなるはずです。 >また、どのような学習法が効果的だと考えますか。 数年後ではなく、自分が今できることは?と言う事ですね。 文法用語を覚える時間を極端に減らし、学校文法の絶対感を捨て、DVD, Podcast, youtube,などでどんどん「実際に使われている」英語にもっともっと触れる事と、実際に使われている英語に基づいた表現力を高める事ですね。 そして、このカテでどんどん質問し、回答者に前向きにどんどん突っ込む「礼儀を持つ」事でしょう。 これは~用法ですから~になります、と言う回答に対し、なぜそう分かるのですか?と言う感じの突っ込みですね。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にどんどん突っ込んでまた書いてください。
お礼
ありがとうございます。 英語(というか言語)は生きているものなので、学校教育(テキスト学習)による音声や文法だけを絶対視せず、実際に使われている言葉に触れることで幅を広げていくのが英語力向上の鍵のようですね。 そのような「実際に使われている英語」に触れる時間が不足しているのは承知していますが、少ない時間を少しでも効果的に使う方法は何かとも思ってしまいます。 例えば、限られた量の素材を繰り返し理解できるまで聞くほうがいいのか、少しでも数多くの素材に触れたほうがいいのか。 また、トランスクリプトを見ながら内容を理解してから聞くのがいいのか、意味が分からなくてもとにかく聞くほうがいいのか。 まあ、これは精読と乱読のちがいのようなもので、バランスが重要だと思います。 また、文頭に集中し、主語と動詞は確実に押さえるとか、ちょっとしたヒントがあればお願いします。 いまの日本では英語教材があふれていて、さらにPodcastやYouTubeなどの素材に身近に触れることができるので、いろいろと目移りしてしまい自分を見失っているのが現状です。
お礼
ありがとうございます。 サイト情報も参考にさせていただきます。 私はTOEICなど英語力を判定する試験を受けたことがないので、客観評価でどのくらいなのか分かりません。 実態としては、会議の内容や参加メンバーの顔ぶれなどで難易度が変わり、ほぼ0%~80%と理解度の幅が大きいです。80%程度理解したと感じる時には発言内容が面白いように分かり、「ついにブレークスルーか?」と思ったりするのですが、そういう状態は長続きせずに裏切られることしばしばです。 さらに体調が影響するのか、バイオリズムのように調子の良い時期とダメな時期が波のように訪れ、安定していません。 私もグループでの世間話は苦手です。話題に馴染みがなかったり、話題の転換に追いついていけないことが理由だと思います。 私は時に仕事で英語を使う機会があり、英語力の向上が求められています。 英語全般にまだまだ実力が不足しているのは認識しています。それでも4技能(読む、書く、聞く、話す)の中でいまもっとも欲しいと思う能力は「聞く」です。聞けなければ、自信をもって発言できないし、分からなかったことを聞き返すことさえできないと思うからです。 会社から帰宅後には30分~1時間は英語に触れるようにしています。CDを聞きながらテキストを読み上げたり、高校生に戻ったように英文解釈を勉強しています。しかしやっていることが単調になってきており、時間ほど質が伴っていないというか、上滑りな気がしています。