• ベストアンサー

特別支援教育になったら・・・

はじめまして。よろしくお願いします。 特別支援教育がはじまりましたが イマイチわからないので教えて下さい。 養護学校、盲ろう学校は特別支援学校となり 地域のセンター的役割を担うようになると聞いてますが 最終的には これらの学校が一括 知的障害・肢体不自由・盲・ろうのお子さんを 教育していくことになるのでしょうか? それとも 名前は特別支援学校だけど 子どもの所属はある程度わけられる (今までの通り知的障害・肢体不自由・盲・ろう)のでしょうか? 盲・ろうだけでも ひとつになることが難しいように感じるのですが・・・

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 110119117
  • ベストアンサー率48% (178/370)
回答No.1

 こんばんは。  結論から申し上げると、質問者さんのおっしゃる通りです。  平成18年度までの「特殊教育」の制度化では、質問者さんもご案内の通り、盲学校・聾学校・養護学校と対象児童生徒の障害種によって学校が分かれていました。  平成19年度より実施の特別支援教育の制度化では、これらの特殊教育諸学校が特別支援学校に一本化されます。  したがいまして、例えばそれまで肢体不自由児を対象としていた旧養護学校だった特別支援学校も、知的障害を持った子や、視覚障害を持った子も受け入れることとなります。  一方で、文部科学省は、各学校に対し、もともとあった専門分野を確保することも求めています。つまり、もともと肢体不自由児対象の養護学校だったところでは、引き続き肢体不自由児教育の専門性も持たせていく、というのです。文科省では「肢体不自由部門」「知的障害部門」という「~部門」を設けて教育を行うことを想定しています。教員免許についても同様です。「特別支援学校教諭免許状」に一本化されました。ただし、これについても「視覚障害」「聴覚障害」「知的障害・肢体不自由・病弱」の各部門に分けて授与することになっています。    私個人は、以上のような制度が現実的かどうか、もう少し様子を見る必要があるとは思いますが、質問者さんのおっしゃる通り、課題は多いような気がします。また、文科省の理念の実現にはもう少し時間がかかりそうな気もします。  以上です。ほかに何かあれば補足してください。

k1saka
質問者

お礼

~部門なんてものを設ける予定なんですかぁ。知りませんでした。 課題は山積みのようですね。 教えていただきありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • asaka3
  • ベストアンサー率33% (85/255)
回答No.2

自分が聞いた範囲では、統合した理由が2つあります。 一つは、 重複する障害を持つ児童生徒への教育を充実させるため。 専門外の自分からすると、確かにそうかなとも思いました。 勿論、現場の先生方は大変だと思います。 もう一つは、 普通学級に入ってくる 増えつつある障害を持つ児童生徒への教育について、 支援センターの役割を持つようになるということです。 小中高校と連携をとりながら、特別支援教育の援助をする。 そのときに、 専門の違う学校が点々とあるより、 いくつかの複合した学校が近くにあった方がよい。ということです。 普通級から相談をするとして、 持っている障害によって違う学校に相談というのは、何かと不都合が多いです。 また、ダウン症など、知的障害と肢体不自由を両方抱えているお子さんの相談を 別々の特別支援学校にするのは、関係者にとって大変です。 特別支援学校側から見ても、広い範囲の学校を受け持つより、 連携がとりやすい近くの学校を担当するというメリットはあると思います。 質問の意図とは若干異なると思いますが、 うなずける部分もあると思ったので、書きました。

k1saka
質問者

お礼

細かく説明して下さりありがとうございます。 センター的機能を充実させるためには 統合した方が確かにイイように感じますね。 でも、現場は大変になりそうですね。 大変勉強になりました。 ありがとうございました。