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反りの予防に弦を緩めることについて
はじめまして。 ベースを弾く者です。 最近ネックの反りが気になってきました(順反りです) よく予防に、 弾き終わったら弦を緩める、といいますよね。 でも、ギターの子が それは張力の関係で 反対に反るって言われました。 事実はどうなっているんでしょうか・・?:: 心配です。
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一応はベース弾きです。 ベースは安いのそこそこの…で、今、家に4台ありますが、長期保管の時の弦の扱いは、結構悩みのタネです。 他の方も言われていますが、ベースによっても癖があって、どう扱うのかがベストかは1台1台ちょっとずつ違いますね。 問題の「張力の関係が…」の部分ですが、実際のところ、昔、1本のベースを弦を外したままケースに寝かせて保管していたら、半年ほどでびっくりするほど逆ぞりして、結局ネック交換する羽目になりました。 質問者の方がギターの人に言われたことそのまんまですね。実際、ものの本ではベースの弦4本の張力は数百kg(ほんとかどうかは知らない(^^ゞ)…とか言いますし、トラスロッドはその張力に耐えるよう逆ぞり方向に「踏ん張ってる」わけですから、考えてみりゃ当たり前かも…です。 まだ、安物のボルトオンネックで、交換ネックも手に入りやすいモデルだったから良かったようなものですが、それ以来、逆に「弦は絶対に緩めすぎない」ように気をつけています。 かといって、確かにチューニングしたままで長期間ほっておくと、順ぞりもします。これは、保管方法の影響も大きいように思います。 個人的には、「壁に吊って保管」が一番良いようで、良く楽器屋なんかで壁からぶら下げてる感じで、家でも壁から吊しています。専用のハンガーは千円くらいで手に入るので…ただ、吊す壁には苦労しますが(^^ゞ で、反りやすい細いネックの物はペグ2回転半くらい、ネックの頑丈なモデルで1回半くらい緩めて吊ってます。 1台だけ、練習用のベースはスタンドに立てたまま弦も緩めないままですが、しょっちゅう弾いてるとそんなに反らないですね。まぁ月1回くらいは弦を張り替える時に再調整していますけども。 リペアもやってる楽器店に相談するのも良いですが、持ち主が自分のベースの状態を説明できない=つまり、まだ大きな問題が出たこと無い=段階でショップに行っても、リペアマンも何をどうしたらいいか診断がつきませんから、持ち主もリペアマンも困るだけです。それは単なる机上の一般論です。 もし、弦を張り替えたばっかりってわけじゃないなら、これを良い機会に弦を新品に換えて、ネックも少し調整して真っ直ぐにし、オクターブピッチなんかも調整してみませんか? それでとりあえずバッチリだったら、これからは保管時にはペグを1回半~2回くらい緩めてみて、そして可能な限り毎日様子を見る。できればチューニングして30分でも良いから練習すればなお良し。で、また少し緩めて保管…特にネックに大きく異常がなければ、1ヶ月くらいはそういう感じで過ごす。 1ヶ月くらい経ったら、また弦を張り替えて再調整しましょう。 もし、最初の弦貼り替え時でも、1ヶ月後の2回目ででも、何か異常を感じたり調整がうまくいかないということがあれば、その時は楽器屋に行って相談してみましょう。 そうすれば「自分が何をして、何がどうなって、何がうまくいかないか」ということが、うまくリペア担当に説明できますでしょう? そういう説明が有れば、リペア担当の人も状況と状態が把握できますから、ベースを診断して調整やアドバイスをして貰えると思いますよ。 まずは観察…これが大事です。ベースにもますます愛着が湧くしね。 こういうのも、楽器への愛情であり、上達の秘訣だと思います。 一般論だけじゃ、なかなかうまくはいきません。
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緩める派と張ったまま派がいますね。自分は面倒なので張ったままですが・・・ ネック材にもよりますがベースが作られてから5~10年たつと安定して反らなくなります 楽器屋では必ず緩めている。という話もありましたが、それは長年弾かない場合です。毎日弾くようであれば緩める必要はないかと。 ちなみにスティングレイというモデルは元々弱いネックなので常時緩めていたほうがいい。ということです
- bagnacauda
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No.1です。 あちゃ!ベースってコントラバスじゃなかったみたいですね。(笑) 駒なんて立っていませんね?ははは。 直接関係ない話ですが、チェロ、コントラバスはヴァイオリン族、ギターの類はヴィオール族で、表板のそり、槐柱(こんちゅう)・駒の有無、調弦など異なり、弦のテンションもかなり差があるはずですが、「木」で出来ている以上、変形は避けられない点では同じです。 例えば、乾燥したヨーロッパで製作されたチェロを多湿の日本に持ち込めば、一定の調整は必要。 楽器の特性と相談しながら、微調整を繰り返すということなんじゃないでしょうかね。
- wordsmaker
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弦は張ったままでいいとよく言いますが、楽器屋さんは、必ず緩めています。 うまい人はチューニングも上手に、5、6秒、一分以内にやってしまうので目立たないですが、弦を緩めているということです。 張ったままでいいというのは、素人に対するアドバイスじゃないでしょうか? うまくなってきたら、弦は緩めるものだと思います。 (わたしはギター弾きではありません。参考にしてください)
実際に緩めるかどうかについては、楽器の癖に合わせて判断するのが良いでしょう。このあたりは、楽器の個体によって反応が異なると思います。チューニングしたまま保管して順反りの傾向が出るようであれば、保管時に弦を緩める方が楽器に対して優しいでしょうし、そういう傾向が出ないようであればそのままでも構わないと思います。いずれにしても、楽器の個体に合わせて判断するのが妥当です。 特に順反りが強く出る傾向にある個体については、演奏時以外は弦を緩めて楽器への負担をやわらげるのが好ましいことも多いでしょう。ネックが弱い個体に関しては、場合によってはネックの根元で起き上がるなどトラスロッドでは対処できない反りが起きることもあるようです。また、負荷をかけ続けると、ネックの木材に癖がつくこともあり、反りに関しては進行する可能性も考えられます。 順反りに関しては、弦がネックに加える張力がネックの対抗力を上回る時に起きます。弦を緩めれば、弦がネックにかける力が弱まる分、ネックはチューニングされた状態よりも逆反り傾向の位置に復帰しようとするでしょう。チューニングした状態での弦の張力が強い場合、弦を緩めた状態ではネックに逆反り傾向が出ることもあり得ます。なお、弦の張力によってネックが動くのは自然な反応で、ネック反りの状態を確認する時にチューニングをきちんと合わせた方が良いというのはこのためです。 ギターの場合、特に細い弦を張るエレキギターでは、弦が加える張力も比較的低いため(おおよそで6弦合計にして40kgf程度)、あまり神経質になる必要がないところはあります。ただ、ベースの場合はスケール長と弦のゲージにもよりますが、70~80kgfくらいの力が加わるのが普通ですので、その影響についてはギターより大きいと思います。慎重に見極めた方が良いでしょう。 どのような対処をするのがベストかについては、他の質問でも触れましたが、リペアマンに診てもらって、アドバイスしてもらうのが最も堅実だと思います。心配が大きい時には、楽器店などに持ち込んで相談するのが良いでしょう。 参考まで。
- flyingbird
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私のベースの場合はずっと弾かないのにチューニングしたまま放置してたらだいぶ順反りしました。まあ保管環境自体あまり良くなかったので一概にそれが原因とは言えませんが・・・。しかもベースってギターより張力強いから余計そうなのかもしれません。 確かに緩めすぎてもネックに良くないって言われますよね。でもやっぱり張りすぎてるのもダメなんじゃないでしょうか? だって楽器屋さんとかに展示しているギターやベースって試奏する時に必ずチューニングしますよね?効率のことを考えたら、予めチューニングしたまま展示しておいて客が試奏を希望したらそのまま渡したほうがいいのに。 私は間を取ってペグ1回転くらい緩めてます。
- bagnacauda
- ベストアンサー率18% (228/1247)
道楽でチェロを約30年弾いています。 チェロも調弦のたびに糸巻きを動かしますので、なにもしなければ、弦と駒の摩擦によって、徐々に駒は指板の方向に傾いてゆきます。 そうすると、チェロやバスの弦の張力は強いので、ゆっくりと駒を曲げてしまいます。 こういった問題を避けるためには、 1.演奏後に駒が傾いていないかチェックし、指で押しながら元に戻すべく微調整を怠らない 2.長期に渡って演奏しない場合は、弦のテンションをゆるめる 3.出来るだけ湿度の高い場所を避ける ことが大切で、特に最初の1.は、大型弦楽器弾きの基本的な心得です。 演奏が終わるたびに弦のテンションをゆるめる必要は無いし、かえって楽器の安定を妨げると思います。 駒の微調整を、奏者自らまめにすることが大事です。 ヴァイオリンやヴィオラと違って、チェロやベースの駒は、オーベルトのデラックスあたりだと結構な値段です。 因みに、一旦ある程度まで曲がってしまった駒は、取り替える以外に方法はありません。