- ベストアンサー
江川達也の「東京大学物語」の漫画のオチを教えてください
- 江川達也が自らメガホンをとった「東京大学物語」の映画を見て、漫画と結末が異なることを解説で知った。漫画では、大学に進学後、主人公の遥と村上は気まずさを感じながらも別れ、遥は村上の東大受験日に山で遭難し、目覚めた後に妊娠しているという展開が描かれている。
- 遥は東大受験の日に村上の代わりに山に行き、遭難してしまう。目覚めた遥は村上から助けに行かなかったと告げられ、その後遥は妊娠していることに気付く。しかし、実はこれは遥の死ぬ寸前の夢であり、村上は助けに行かずに東大に合格し、未来を輝かせる。
- 遥は漫画家江川に自分の気持ちを漫画にしてほしいと頼むが、江川は少年誌向けにエッチな男性目線の漫画にすることを提案し、遥は喜ぶもののそのまま消えてしまう。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
夢オチではなく、妄想だったというオチになります。くわしくは以下の通りです。 ・原作では映画と違って、二人が大学生になってからも物語が続きます。村上と遥は何度も別れそうになりますが、最終的にはよりを戻します。 ・その後も村上は持ち前の暴走癖で、次々と興味の対象を変えてはこれに没頭し、あらゆる道を極めてゆきます。遥は常に村上と行動をともにします。 ・歳月は流れ、年老いた村上は死の床に就いています。枕元で遥が泣いていますが、なぜか少女のままです。 ・村上が息を引きとる寸前、遥の姿が掻き消すように消えます。村上は、水野遥は実在しない、あれは自分の妄想の産物だったと述懐しつつ、眠るように…… ・……と思いきや、場面は高校のテニスコートに変わります。村上が遥に出逢った場所です。 ・高校生の村上が、テニスをする遥を見詰めています。これまでの出来事はすべて、遥を見た瞬間、村上の脳裏をよぎった妄想でした。 ・村上はその後、本物の遥とも親しくなります。遥の性格は、妄想の彼女と違って小悪魔です。 ・再び場面が変わって、今度は小学校。小学生の遥が授業を受けています。すべては遥が授業中に空想した物語でした(村上は実在しません)。 ・「私の人生はまだ始まったばかり」という遥のモノローグで終わります。 掟破りの最終回ではありますが、妄想が何重にもなっているところが面白く、満足した記憶があります。「本来やってはならないことも、徹底的にやればアリになる」という一つの典型だと思いました。
その他の回答 (2)
- kenzo0111
- ベストアンサー率18% (56/296)
最初から全てが夢オチです 江川さんのマンガは 最初は勢いもあって面白いのですが 途中で暴走をはじめ、最後は尻切れトンボで終わります ほとんどがこのパターンと言ってもよいでしょう
補足
ご回答ありがとうございます。 では遥の子供のころの夢…ということでいいんでしょうか? 村上のような男に会って、東大を目指して、裏切られても許して その男ことを思い続ける…という願望をもった女の子でした。 ということなんでしょうか? 漫画では村上が主人公ですから、「全てが遥の夢」という展開は無理がある気がしますが、そもそも村上という男は存在しなかったという結論になるのでしょうか?
- madmax4
- ベストアンサー率6% (111/1826)
アレは小学生の夢だった、がオチだと思ってます
補足
回答ありがとうございます。 アレというのはどの部分ですか? どこからが夢なのですが? また、夢は遥の夢なのでしょうか。 漫画でも映画同様の展開があっての夢オチなのでしょうか?
お礼
とても詳細に教えていただいてありがとうございます。 すごくすっきりしました。 とんでもなく壮大な物語なんですね! 奇想天外だけれど、面白い結末だと思います。 ありがとうございました!