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揮発油税(ガソリン税)の引き下げに賛成する皆様に質問

原油が高くなったこともあり、通勤に車を使う身には堪えるほどガソリン代が高くなりました。 でも、暫定税率分を廃止して引き下げることには、いささか疑問を持っています。 (1)圏央道など都会の近くに建設される予定の高速道路の工事をストップしてもいいのですか? (2)アメリカや韓国で実際に起こったように、古くなった橋げたがある日突然落ちることにならないのでしょうか?(架け替えや修繕代もガソリン税から出てますよね?) (3)用途を道路関係以外にも国鉄の借金返済や環境対策に充てるようにすれば財源が余ることはないはずと思いますが、皆さんはどう思いますか?(ちなみに国鉄の負債は完済できる目処が立っていません。http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3681838.htmlを参照してください。)

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回答No.3

 私は、ねじれ国会のどさくさに便乗して引き下げという民主党の戦略に嫌なものを感じて引き下げ反対を唱えているのですが、真面目に賛成の根拠を考えるとしたら以下のような感じでしょうか。 1)揮発油税に道路使用料金としての意味があるのは確かであるが、課税の仕方が適切とは思えない。軽油引取税との差を考慮した引き下げ、道路通行への直接課金などを行ったほうが合理的。 2)修繕の問題は理解しているが、道路建設費用確保の言い訳として使われているのはおかしい。引き下げた上で、その多くを道路補修税と使途を限定して徴収すべき。 3)地方では自動車は必需品となっていて、贅沢品への課税という意味合いを持つ揮発油税はもはや時代遅れ。また、必需品ゆえに価格によって自動車交通量が変動するものでもない。 4)地方での自動車交通の比重ゆえ、地方において負担が大きく、都市部において負担が小さいという逆進性を持つ課税となっている。揮発油税廃止により、消費税や他の財源に道路の建設・維持の負担を求めるとしても、公平性は高まるのではないか? 5)国鉄の借金返済は、一種の公共交通への赤字補填であり、公共交通の赤字補填を自動車関係の税制に求めると言うのはアメリカや欧州で行われていることだが、都市部に於いて公共交通の独占性が高い日本においては必ずしも真似る必要はないのではないか?環境対策を含めて、都市部の公共交通に課税してまかなうという方法も考えられる。  などなど。  ただ、現在の議論って「高いから下げろ」ということばかりが強調されますよね。一般的には、 a)ガソリン代も税金も安いほうがいい。でも、全部の税金を下げろなんて話をして周りにエゴイスト扱いされるのもイヤ。揮発油税は無駄な道路建設に使われているという話をニュースでやっていたから、便乗して賛成してしまおう。  みたいな感じで賛成意見が増えているのかなと思います。2chの論争なんかを見ても、軽油引取税と揮発油税の違いも区別しないで議論していて、「そんなに議論のレベルが低くていいの、そこは『軽油引取税と揮発油税の違いも知らんのか、ボケ』っと煽るところでしょ、何で煽らないの、もしかしてスレッド参加している人、軽油とガソリンの違いわからないの?」なんて思ったりすることもあります。きちんと知識を仕入れて、ちゃんと思考してほしいと思うのは私だけでしょうか?

mable2006
質問者

お礼

ありがとうございます。あなたのような意見を待っていました! 疑問点についてもきちんとお答えになっていましたし、私自身の持っている「高いから下げる、それだけでいいの?デメリットもあるし、国鉄の債務も完済していないのに借金漬けの現状から目をそむけてないの?」というもやもや感も理解していただいたことに感謝しています。 ニュース用語をきちんと理解していないのに、いっぱしの評論家気取りという2chのレベルについても(私自身は見てないですが)あきれてしまいます。

その他の回答 (2)

  • k-josui
  • ベストアンサー率24% (3220/13026)
回答No.2

ふむ > 用途を道路関係以外にも国鉄の借金返済 なぜ車に乗る人だけが国鉄の借金を返さなきゃいけないのか? 地方では車は必需品なのですよ、車がなければ生活が成り立たない。 最低限の生活をするための必需品の燃料に税金を掛け、それで地方から取り上げてしまった旧国鉄の負債を払えとはね・・・・・      いくら道路を作っても、ガソリン代が高くてその道路を走る事ができないのでは道路の意味がないでしょう。

mable2006
質問者

補足

ご意見ありがとうございます。 「なぜ車に乗る人だけが国鉄の借金を返さなきゃいけないのか? 地方では車は必需品なのですよ、車がなければ生活が成り立たない。 最低限の生活をするための必需品の燃料に税金を掛け、それで地方から取り上げてしまった旧国鉄の負債を払えとはね・・」 もともとはモータリゼーションが原因で、国鉄や地方のバスの乗客が減ったのが原因であり、列車やバスの便削減や巨額の赤字はその結果なのではないでしょうか? 車なしに生活できなくなったのもそのスパイラルにはまったからですよね。 また、ほかの方法で国鉄の借金を返すことができなくなったのも、こう考えている原因です。 ガソリンを引き下げて温暖化を加速したら、世界の環境保護団体から批難の的になるのではないかとも心配していますが。

  • assault852
  • ベストアンサー率48% (1364/2797)
回答No.1

無駄な使い方をしている税金の使い道を全て見直せば済むことですね。 まあ、頭の悪い役人には知恵もないと思いますが。

mable2006
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに、生活補助の不正受給から始まり、不明瞭な独立行政法人や特殊法人の経理、年金を食い物にしたグリーンピアなど税金の無駄は結構多いですね、 でも、それで道路の建設費や旧国鉄の債務、たまりにたまった国債の償還などに充てられるほど多くのお金になるのでしょうか? 具体的な数字を出していただけたら幸いです。

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