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中国の為替介入資金の調達方法
- 中国政府が為替介入に使う資金をどこから調達しているかについて説明します。
- 中国政府は外貨の代わりに人民元を放出し、市中に流通する貨幣の量を増加させることに注意が必要です。
- 中国政府は主に政府発行債券を利用して市場から人民元を調達しています。
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為替介入で、人民元の値下がりを防ぐ時は、膨大な外貨準備を使って市場の人民元を買い取りますが、今は逆に、人民元の値上がりを防ぎたい時で、その時は、紙幣増刷でいくらでも人民元は調達できます。 >政府発行債券で市場から人民元を調達して、外貨買い&人民元売りをすれば人民元全体の流通量には影響しない たしかにそうすれば市場の外貨だけ減って人民元の流通量は変化しないことになるでしょうが、そのかわり中国政府の借金がいつまでも増えることになりそうです。人民元切り上げの国際社会からの要求は一時的なものではなく、恒常的に続きそうですから。 それよりは中国政府は国内のインフレを甘んじて受けるのではないでしょうか。 中国は金融や経済だけでなく、幅広く矛盾や無理を抱えていて、いずれはこの体制は崩壊せざるを得ないと断言する論者も多いです。
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- execrable
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中国は、人件費の安さを強みに輸出攻勢をかけています。 世界の国ぐにの中には、そのために国内産業に打撃を受けているところがあります。 世界の多くの国は、人民元が不当に安いのが問題だと思っています。 いっぽう中国は、人権費の安さという強みを手放したくないので、人民元を上げたくありません。 >中国は為替介入せずに放っておけば、国際社会の要求が実現すると思うのです その通りです。 >逆に、切り上げしたくないから為替介入しているのではないかと。 その通りです。 国際社会は、切り上げしろという要求です。だから中国は為替介入をするな、という立場です。 中国は、切り上げたくないから為替介入をしています。 国際社会の要求と、中国の思惑は、真正面から対立しています。
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ありがとうございます。 紙幣増刷でインフレ、一方、インフレのせいで預金から株式に資金が流れ続けてPER40倍OVER。。。日本経済より歪んでいるように思えます。
お礼
ありがとうございます。 まさかの紙幣増刷ですか。。。たしかに、インフレになりますね。 >>中国政府の借金がいつまでも増えることになりそうです。人民元切り上げの国際社会からの要求は一時的なものではなく、恒常的に続きそうですから。 上記の部分が良く理解できませんでした。 『切り上げ=人民元↑&中国からみた外貨↓』ですよね? ということは、貿易黒字国の中国は為替介入せずに放っておけば、国際社会の要求が実現すると思うのです。逆に、切り上げしたくないから為替介入しているのではないかと。 上記の考えのおかしなところを突っ込んで貰えるとうれしいです。