酢酸カルシウム(溶解度400g/L)溶液を当量より多少少なめに加え、生ずる硫酸バリウムを吸引濾過した後、通常の濾過します。
この溶液に酢酸カルシウムか酢酸バリウム濃厚溶液を1滴ずつ加え、沈殿が生じなくなるのを確認します。
なお酢酸銅(II)の溶解度は72g/Lです。エタノールに溶けるのでエタノールから再結晶するのが良いかと思います。
通常は(CH3CO2)2Cu・H2O の一水和物です。100℃で無水物となります。
注目!)英語版wikiによればよりよい方法はアンモニアと酢酸から作る方法だそうですのでそれを書きます:
2 CuSO4.5H2O + 4 NH3 + 4 CH3COOH → Cu2(OAc)4(H2O)2 + 2 [NH4]2[SO4] + 8 H2O
Cu2(OAc)4(H2O)2としてありますが、これがより正確な構造式のようです。構造図があるので見ておいて下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 実験室でつくるにはお教えいただいた方法が妥当かもしれません。 英語版のwikiの方法はもっと大掛かりの工場とかに向いている様に思います。 アンモニアと酢酸とのことですが化学式を見る限り等量ですので酢酸アンモニウムの添加でも可能性は高そうですね。