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JRの線路のない駅

先日青春18切符で「わざわざ書いてある」宮島航路の宮島駅のスタンプがほしくて、宮島駅から旅行をスタートしました。(宮島駅までの運賃をあえて別に支払って) そして、目的通り、青春18切符に「宮島駅」のスタンプをいただくことができました。 そこで疑問ですが、「宮島駅」のような「線路のない駅」は、全国他にあるのでしょうか? また、そもそも、連絡航路といいながら、宮島側には、JRはもちろん鉄道はまったくありませんし、バスすらありません。 なぜ、連絡航路なんでしょうか?

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  • gsmy5
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回答No.3

質問者様の定義をJRに限定しますと、宮島のみとなります。 但し、正式な名称は「宮島営業所」で「宮島駅」は通称のようです。 さて、国鉄時代は同様の航路がもう1箇所あり、大畠駅と大島間を結んでいました。この航路は、架橋後国鉄バスが直接結べるようになったので、昭和50年代に廃止されています。 また、国鉄・JRと「連絡運輸」を結び、連絡乗車券(国鉄・JRとそれ以外の乗り物にまたがる通し切符)を発売する箇所は、規定上発行箇所として「○○駅」と表示します。 この場合を含めてよければ、連絡乗車券を発売するバス、航路の乗り場が該当しますが、国鉄末期から連絡乗車券の発売は縮小傾向にあり、現在でも継続しているのは、「広島空港」ぐらいだと思われます。(広島周辺の駅の一部で発売) また、JRバスの一部は、今でもJRとの連絡乗車券が発売可能なケースがありますが、JRとの接続駅以外で普通の乗車券を買えるような箇所はほぼ絶滅していますので、「駅」と呼べるJRバスの乗り場もほぼ絶滅でしょう。 但し、これは連絡切符の規則上の話で、現地に行けば「駅」と表示したままの無人のバス停は全国各地に多数あります。 民間バスで、鉄道の駅がないところに突然「○○駅」というバス停があった場合、そのほとんどは上記連絡乗車券を発売していた名残です。 最後に、なぜ宮島航路が国鉄の航路となったかですが、宮島付近の山陽線は「山陽鉄道」という私鉄として開業されました。これが後の国策で、国に買収されることになりました。強制とはいえ、一応個別に買収に伴う契約を行います。この際、山陽鉄道は付帯事業を含めて全て買収してもらい、山陽鉄道を完全に解散する道を選んだようです。 この為、買収時既に山陽鉄道が営業していた宮島航路も国の航路となりました。これをそのまま連絡船として営業を続けていた理由は不明ですが、著名観光地でもあり、あえて民間に譲渡する理由もなかったのでしょう。

kome-maro
質問者

お礼

興味深いお話本当にありがとうございます。 >但し、正式な名称は「宮島営業所」で「宮島駅」は通称のようです。 青春18切符に捺印された駅名は「宮島駅」だったのですが、これは通称だったのですね。 >現在でも継続しているのは、「広島空港」ぐらいだと思われます。 これが、最も興味深いところです。広島駅発(実際には広島バスセンターから乗車しています)のリムジンバスは、常用しております。失礼ながら、事実を確かめるため、あえて「横川駅」から該当の切符を購入してみたいと思います。 >これをそのまま連絡船として営業を続けていた理由は不明ですが、 これは、素人の私でもわかります。単純に「儲かっているから」ではないでしょうか? 広島は、JR唯一の多いところですね。 宮島航路や、先日廃止になりましたが、急行で複数運行している「急行みよし」、JRではありませんが、これが鉄道?と思う「スカイレール」などなど

その他の回答 (3)

  • gsmy5
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回答No.4

補足します。 まず、広島空港への連絡乗車券は白市駅から芸陽バスに乗り換えるもので、規定上は三原-岩国間の各駅で購入できるようです。広島周辺の多くの駅では券売機で購入できるので問題が少ないですが、少し遠いところで券売機で買えない所は、買うのに苦労することが多いようです。(これは連絡乗車券全般に共通した問題です。) なお、広島空港ではバスの券売機でJR連絡区間への乗車券を発売しています。 また、宮島航路は、鉄道会社が唯一の航路を持っていること(鉄道とは別に船の組織を持つことで、どうしても船単独の会社より無駄が生じるし、対抗某社より人件費等を含めた維持費が高額になるのは容易に想像できる。)の宿命で、赤字経営のようです。 従って、国鉄で赤字が多かった頃、民営分割の前後、JR後など、何度か民間への移管を検討したことがあるようです。決して儲かるから維持していたわけではなさそうです。ただ、見限るほど悲惨な航路でないのは確かです。 (この点については参考になるものを探してみましたが、見つかりませんでした。)

kome-maro
質問者

補足

ありがとうございます。 私も早速ネットで調べてみました結果、リムジンバスではなく、白市駅経由のみだったのですね。 でも、大変興味深い情報ありがとうございました。今度広島駅で確認してみます。 広島航路は、15分に1本運行し、しかもどれもいっぱいの乗客を乗せて運行していますので、絶対「儲かっている」と思いました。 それでも、ふところ事情は厳しいのですね。

  • dod1972
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回答No.2

一応、佐渡島の佐渡汽船は、港=駅と呼んで・・・たけど、今は分かんね。なにせ、佐渡は数年前に行ったきりなもので・・・・ ちなみに、両津港には、みどりの窓口(みたいな窓口?)があって、新潟からの新幹線の切符も買えたような記憶が・・・・記憶違いだったらごめんなさい(ですが、確かにあった記憶が・・・) ↓の下の方にも、それらしき記述あり。 http://homepage2.nifty.com/capt-wan/okesa.htm >なぜ、連絡航路なんでしょうか? 鉄道と鉄道を連絡するのではありません。早い話、駅と駅を連絡するのです。だから、宮島側に線路がなくても、駅と駅を連絡するから、連絡航路です。

noname#56778
noname#56778
回答No.1

その船自体がJRの運行だからでしょう(旧国鉄)。 なお線路の無い駅はJRバスの路線に今も残ってると思います。 たとえば四国の「久万高原駅」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E4%B8%87%E9%AB%98%E5%8E%9F%E9%A7%85