「工業高校が悪いから大学に行くことを勧める」という意見が多いようです。
賛成できる点として、
・工業高校へ行く人は学業成績が低いから、社会一般が工業高校卒業者を低く見る。だから就職先は単純作業が中心
・周りがやる気が無い人もいるので、勉強する気の無い人たちにひきづられて3年間を無為に過ごす可能性がある
という点です
私はよい点として以下を挙げます
・専門的な勉強を学びたい人が来て、競い合う
・18歳までの若い時間に専門的な知識を身につけられる
・成績優秀であれば国立大学・大学院への進学(推薦)も可能
(東大・京大等への進学者もいます)
・今後は大企業に就職して工場のライン管理するだけの仕事ではない
・専門的にあなたしかいないのであれば企業と契約し、将来は独立して仕事ができる
(精密加工、ソフト開発、施工管理、安全管理など)
・活躍の場は日本だけではない。外資系なら腕を買ってくれる。(ただし英語はすこし勉強が必要):私の勤務先では工業高校卒業でインドやアメリカのエンジニアと連絡しながらインターネットの仕事をするエンジニアたちが多数いました。
たとえば、大卒でケータイのソフトを書ける人、基盤を設計する人、部品を設計する人はごくわずかで、これらは高卒や高専卒の専門技術者(職人的な人たち)により成り立っています。
yazura777さんが社会に出る頃にはいまのケータイは大きく変化していて、仕事にするには魅力的ではないかもしれません。たぶん中国で企画され作られた製品がほとんどになっていることでしょう。ただ小型、軽量で多機能な製品に取って代わり、そういった製品は超小型のマイコンが内蔵され、マイコンのソフトで機能を実現したり、データセンター側の大型計算機のソフトで処理したりする姿になります。そこで、マイコンのハードがわかり、ソフトが書け、どこにどんなニーズがありどうやって実現すればよいかということを学べばきっと役立ちます。
ハード、ソフト、機能はそれぞれ分業で成り立っていますが、全体を理解し、その一部を深く使いこなせる腕を持てばよいです。ハードなら電気電子・機械、ソフトは情報・電気電子・機械が主に学べる学科になります。(どの学科もソフト志向になっているのでどこに行っても学べる)
機械系に行けばロボットや自動車用など、電気系ならロボットや電気自動車などモータの制御、電子系なら通信機器・電子機器など、情報系は主にソフトが中心になります。これらの色分けは自分の好みなのでどの方面に進めばよいのかは自分の趣味や好みで決めるとよいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても良い回答で参考になりました。他の方の回答を見ても携帯のデザイン の仕事に関わるのは難しそうなので、まずは高校に入ってから将来の事を考えて行きたいと思います。