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投機マネーで石油価格が上がるのは何故?

 投機マネーの投資家たちは儲かっているのでしょうか?  先物価格はこの1年で2倍近くに高騰していますが、ガソリンの店頭 価格は1.5倍程度にしか上昇していません。  つまり、2倍に値段を吊り上げた投機マネーの投資家たちは、1.5 倍程度の市場価格で売却しなければならないのですから、その差の0.5 は投機マネーの投資家たちが損しているのでは無いでしょうか?  どうもカラクリが分かりません。教えて下さい。

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  • gootttt
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回答No.4

原油価格とガソリン価格は連動していますが、ガソリン価格には原油代以外に様々なコストが乗せられています。 ガソリン価格のかなりの部分は税金です。 具体的にはガソリン1L当たり53.8円の税金がかけられています。 つまり、ガソリン価格=原油代+税金(53.8円)+輸送費+加工費+ガソリンスタンドの手数料なわけです。 原油代が倍に上がっても、税金は定額なのでガソリン代は倍になるわけでは有りません。 ですから、ガソリン代から53.8円を引いて比べてみれば2倍とまではいかなくてもそれに近くなると思います。 当然加工費も輸送費も手数料も倍にはなりません。 ですから、投機で上がった分の原油代はガソリンスタンドが身銭を切って(バイトを減らしたり、生活費を削ったりして)値上げを抑えている面もあります。

その他の回答 (3)

  • hisakaki
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回答No.3

 単純に言えばガソリン価格と先物原油の価格は、直接的な関係は有りません。石油精製をしているメーカーは、原油の現物を手当てしてタンカーで運び製油しています。ナフサも有ればその他の原油から精製される製品と同時にガソリンも輸入している筈です。精製業者は当然彼等の備蓄も有ます。従って石油製品と先物原油価格とはタイムラグが生じます。だから質問者さんの言っているような状態が当然発生します。  先物相場の市場が投機筋の的になっていますが、確実に需要が縮まないと考えれば、証券、株式への投資より有利でありこちらに金が動くのは自然でしょう。又先物相場があるため、現物相場が投機により高騰しないという面も有ります。三ヶ月ないし六ヶ月先の先物相場を考えれば現物相場が妥当かどうかの判断がしやすくなります。先物市場は現物に投機が集中する事を防止する為に考えられた市場で、その役割は機能していると言えます。  アメリカのドル垂れ流しの為に、資本主義経済を支えてきた拡大再生産の資金が溢れてしまい、行き所を失った資金がサブプライム他の証券市場、株式市場、M&Aと渡り歩きます。この過程で資産を生みますが、米国の垂れ流しの付けはやがてやって来るでしょう。地球は有限ですから垂れ流しを吸収できなくなる時が来ます。その時は知恵を絞って回避できるのか、恐慌になるのか、戦争になるのか、原油を掘りつくして飢えるのか、未だ誰も定説を出せないのでしょう。  

回答No.2

#1さんのご解説、とても分かりやすく有難うございました。 で・・ たとえば・・投機するのは、 同じ人物でも・・ 自分個人の資産とは別に! 企業経営者であり、 ある国の税金や預貯金を預かって、投棄する場合もある・・?? 多角経営の企業は、 自分個人の資産が含まれてる会社部門を救う?ために・・ その他大勢の企業に損失させたり、 倒産させたりすることでケリをつけることのできるシステムが 資本主義社会の商法や企業法ではないでしょうか 郵便局の民営化前までは、 税金は郵便局が管理し、 国際的な巨大資本からが運営する金融業界とは切り離していたのですが、 民営化により マネーの世界に投資され、 結果、消耗されてしまっている・・のが日本の国力が根本から弱体化した理由ではないでしょうか・・?? 2006年1月、数ヵ月後、ゴールド・サックスマン?へ転職する米国務副長官ロバート・ゼーリックに安倍晋三氏は   郵貯、簡保の資金をゆだね・・   サブプライム・ローンをそれらの巨額の¥で消費してしまっている?!?

noname#64531
noname#64531
回答No.1

何倍かはおいといて、 先物相場は、たとえば6か月後、この値段で「買う」と あの値段で「売る」という両者がおりあった値段で決まります。 6か月後「買う」とした人たちは、期日間際に、 先物で買って、現物市場で売りに出します。 6ヶ月後の現物相場が値上がりして先物の買値より 上回っていればそのいい値段で売れるわけでその人の儲けになり、 現物相場が値下がりしてれば損になります。 逆に、6か月後「売り」を立てた人たちは、期日間際に 現物を買って、先物で売ります。 現物相場が値下がりしてれば、安く現物を仕入れてこれるので儲け、 値上がりしてれば損。 これがおおざっぱな先物を投機にしてる人たちのからくりです。 先物相場は、何ヶ月後いくらかになるかを見越して 値がついてるのですが、期日が近づくにつれ 現物の値段に収束していきます。 もちろん現物も動きます。 6か月前あなたがいう乖離した値段をつけた人々は 買いを立てたか、売りをたてたかどちらかが大損し、 逆の人は大もうけした人ということになります。

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