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ギターの運指について
明けましておめでとうございます。今年も宜しく御願い致します。 エレキギターでクロマチック練習している時に疑問を感じましたので質問投稿させて頂きました。 独学でクロマチックに取組んでいた時はある教則DVDを見て真似して「人差指→小指で1本ずつ押弦しながら上昇」、「小指~人差指を全て押弦した状態から1本ずつ離弦しながら下降」という運指練習をしていました。 最近ギター教室に通い始めましてウォーミングアップにクロマチック練習するのですが、講師の方は「上昇時は全て押弦していく」のですが、「下降時は全て離弦した状態から各指1本押弦していく」やり方をしていたので聞いてみますと「どちらのやり方でも構わないと思う。速く運指したい場合は下降時は指1本ずつ押弦の方がスムーズで楽かな、あなたのやり方だと力(握力の事だと思うのですが)は付くとは思いますが?」との回答でした。 まだまだ超初心者なので変な癖を付けたくは無いと思っています。 実際問題として、どちらのやり方で今後運指練習(クロマチックやスケール練習)いけば良いものかと真剣に悩んでおります。 今はメトロノーム使用し運指練習を最初に軽くやってからフレーズの練習をやっていますが、時々合間で運指練習を挟んでやってみたりするのも各指の独立を少しでも早くする上では効果的でしょうか?又、効果的な練習法や各指の鍛錬法等ございますでしょうか? 指板上を指が走り回る様な動きに1日でも早く到達したいと常日頃から憧れていますものでして。 諸先輩方のアドバイス等を頂ければ幸いでございます。 皆様、何卒宜しく御願い致します。
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こんにちは 滑らかな運指には、大きく2つのポイントがあると思います。 一つは四指の分離、もう一つは押弦していない指を弦から近いところにキープしておくことです。これらによって、いわゆる「バタつき」が押さえられます。この辺りに注意しつつ、音を切らないようにつないでいきます(レガート)。 その観点から見ると、 >独学でクロマチックに取組んでいた時はある教則DVDを見て真似して「人差指→小指で1本ずつ押弦しながら上昇」、「小指~人差指を全て押弦した状態から1本ずつ離弦しながら下降」という運指練習をしていました >講師の方は「上昇時は全て押弦していく」のですが、「下降時は全て離弦した状態から各指1本押弦していく」やり方をしていたので のそれぞれには、異なる練習効果があります。 前者は、ただ押弦しているだけでなく、例えば上昇時に、6弦を1234と抑えた後、「6弦上で234を押さえたまま、1だけ5弦に移動」し、1弦上で1234全て押さえられたところまで進みます。そこから下降する際には、1弦上で「1弦上で321を押さえたまま、4だけ2弦に移動」していきます。このように、「今まさに移動する指」以外を押弦したまま動かすことで、四指の分離が促進されます。この際に、よいしょっと移動させる指は限りなく弦すれすれで移動させる(立てたりしない)ことで、効果が高まります。 それとば別に、今まさに押弦しようとしている指以外は浮かせておく、つまり、後者の練習方法の下降パターンにも、異なる効果があります。目的の指以外は浮かせた状態にしておくことで、押弦していない状態でも指が安定しているようにトレーニングできます。ここでもポイントとなるのは、押さえていない指も、「すぐに押さえられるよう待ち構えているかのように立てずにおく」ことです。特に「1234」や「4321」だけでなく、「2341」とか「1324」とか運指パターンをランダムにする際に、意識すると効果的です。(というか、運指がランダムの場合、前者の「他は押さえたまま、目的の指だけ移動」は不可能な場合があります) 前者の練習パターンでは、「今まさに移動しようとしている指以外は、弦を押さえたままキープしていること」、後者の(特に下降時の)場合には、「押弦していない指も、立てないで弦の近くにキープしておくこと」を意識しながらやってみてください。不慣れなテンポに行くにしたがって、お尻のあたりがむずがゆくなること請け合いです。 こんな感じの話が運指の練習本に載ってました(笑)。10年以上むかしのギターマガジンです。最近ちゃんとやってないなぁ、と思いつつ。 お邪魔しました。
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クロマチックトレーニングについてですが、下降時にはじめにすべて押弦した状態を作るか、押弦する指だけを下ろしていくかは、何を重視するかによって分かれるところになると思います。ウォームアップとして実際の演奏時のようなスムーズな指回しを重視するのであれば、押弦する指だけを下ろしていく形でも構わないでしょう。指の分離・独立の練習を重視するのであれば、すべての指を同時に弦移動させる、はじめにすべて押弦した状態を作る方法の方が効果的でしょう。 これらについては、どちらを採用するかによって癖が大きく分かれるということはないと思いますし、どちらの方法でも変な癖がつくということもないと思います。また、どちらのやり方が間違っているというような見方をする必要も無いでしょう。どちらを重視するかによって、その都度アプローチを選択しても良いと思いますよ。 具体的な日々の練習メニューの内容に関しては、どの練習をどの順番でやるかはさほど重要なポイントではないと思います。練習方法を試すタイミングよりはむしろ、その練習方法を集中力を保った状態で試すようにすることの方がより集中すべき焦点になると思います。その点に関しては、フレキシブルに対応してみるのが良いと思いますよ。 また、個人練習の具体的な進め方については、それぞれ個人個人で自分の調子に合わせて組み上げる方が良い部分も少なくないと思います。日々の練習メニューの時間表に関しては、ご自身で実験的にいろいろと試してみて、より調子が良いと思えるテーブルを採用するのが妥当だと思います。この点に関しては、あまり他人のセンスは当てにできないかも知れません。 なお、最近こちらでギター関連の質問に、親指を浮かせる方法を基本とする内容をコピペして回っている方がいますが、この内容は参考になさらない方が良いでしょう。踊らされないようにすることをお勧めします。 親指を浮かせることと、力みすぎを解消する方法とはイコールではありませんし、親指を使うから力みが出るともいえません。また、押弦側の親指については、手の位置を安定させたり、手の位置を確認したり、弦を押える力加減をサポートしたり、特殊な奏法などの際にネックが動いて安定を欠くようなことにならない様に支えるなど、さまざまな役割を期待できます。逆に、親指をうまく使わなかったり、親指の位置取りや使い方がまずいことでフィンガリングなどに支障を来たすということも考えられます。親指に関しては、うまく利用するように注意深く検討するのが妥当です。 親指を浮かすというやり方は、親指を使うことによって得られるメリットを失うばかりではなく、それをカバーするために他の部分で無理を強いるというデメリットを呼ぶ、非常に不合理なやり方といえます。現に、親指でネックを保持できないことを、ボディを肘で押してネックを押し出すように回転する力を加えることで解消するように紹介されていますが、これはギターの安定を大きく欠くやり方と言え、ポジション移動が大きい場合などにはギターがふらつくなど支障を呼ぶ可能性が高くなります。構え方として、基本とは到底呼べない不安定なやり方といえるでしょう。 ギター本に書かれていない重要な基本という話も眉唾です。本当に重要な基本であれば、数多ある教則本で解説されていないというのは不自然に過ぎるでしょう。教本に書かれていないというのは、基本として妥当ではないからとみる方が、合理的判断だと思います。 リズムがどうこうという話に関しても、親指を使うことで神経伝達にかかる時間がどうこうという話には科学的根拠がありませんし、仮にそれが事実であるとしても目押しでタイミングを合わせるのがリズム表現の上では要点になり、そのタイミングの測り方で対処できる範疇の話とも言えます。また、逆にカッティングプレイなどでは親指を使わないことでミュートコントロールの反応が鈍くなり、かえってリズム表現を難しくする可能性すらあります。 最後に紹介されているブログは、某巨大掲示板に無責任に投稿された内容を検証もせずにただ引き写しただけで、内容が妥当なものとはいえません。こちらもあまり参考にならないでしょう。 そこで紹介されている内容に関しては、鵜呑みにするのはかえって変な癖がつくなど、余計なリスクを招く結果につながりかねません。慎重に判断されることをお勧めします。 蛇足が長くなりましたが、参考まで。
お礼
御回答ありがとうございました。お礼が遅れまして申し訳ございませんでした。 注意喚起のアドバイスは大変有難いものと存じました。 今後も宜しく御願いしたいと存じます。
こんにちは。私はエレキじゃなくアコギ派なんですが、アコギで速弾きやシャッフル等、好むので回答させて頂きたいと思います。 全て押弦していくというのは、弦を押さえている状態で任意のフレットなりを押さえていくという事で良いのでしょうか?? それでしたら、上昇時は押さえながらやっていき、下降時は一本で押さえていく方法でいいと思います。 講師の方もそうですが、弾き慣れてくると自然にそのように押さえる方が便利になってきます。 ギターはブリッジ(弦をひっかけてあるあたりの部分、弦の出所)からの距離で音の高低をつけている楽器ですのでその距離が変わらなければ別に他のところを押さえていようと音は変わらないんです。 説明すると、弦全ての5フレットをセーハー(指を寝かせて複数押さえる方法)している状態で4、3、2、1フレットのどこを押しても音色は変わりません。 なので、上昇時は指が安定する為等の理由から任意をフレットより前の部分を押さえて弾いていますが、下降時ですと、実際やって頂ければわかりますが、前に押弦した指をおきっぱなしにしていると音色が変わってしまうので動かさなきゃいけないと思います。 効率的に動かす場合は講師の方もそうですが、私も添えない状態で弾くことになってしまいます。 下降時の場合安定する為に、弾かない弦に人差し指等を固定しておき、薬指、小指を動かす事があります。 上昇、下降の指の動かし方については以上です。 あと練習方法ですが、ギター教室に通われているそうなので、講師の方に相談するのが一番いいとは思います。 個人的にお勧めだと思う方法を紹介します。 メカニカルトレーニングなんですが、(以下、フレットの場所を数字のみで記入) 6弦を1324、5弦を1324、4弦を1423、3弦を1423、4弦を1243、3弦を1243、2弦を1432、1弦を1432と弾き(ここまで上昇パターン)1弦を4231、2弦を4231、3弦を4312、4弦を4312、3弦を4123、4弦を4123、5弦を4132、6弦を4132と弾きます(ここまで下降パターン) 同じペースで、上昇、下降を続けて弾き通し、苦手な指の動きがあったらそこを集中的に鍛えるのがお勧めです。 あくまでご参考までに。 時間がかかってしまう道が、実は一番近道だという言葉があります。 慣れるまで大変かもしれないですが、頑張ってください。
- wordsmaker
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>あなたのやり方だと力(握力の事だと思うのですが)は付くとは思いますが?」との回答でした。 握力は、要らないということではないでしょうか? この演奏の少年は、まったくギターネックを握っていないと思います。 (ポジションチェンジのとき、見事といっていいほどギターネックが揺れていません。無駄な力、りきみが入っていないということだと、……) どうぞご参考に ttp://jp.youtube.com/watch?v=2jBCu_L5NXc ****** ほかに、こんなこともご参考に、 まず姿勢の再確認。 ギターを、右ひじと、左指先で、抱きかかえる。 この、姿勢になれば、 ギターを抱える力が、指板に圧力となって、弦を押し付けます。 そのとき、 左手、手首を前に出すようにすれば、 自然と指が広がる。 ……んじゃないでしょうか? また、ちからを抜くことについて、こんなこともちょと、ご参考に…… *** まず最初に、確認してほしいのですが、ネックを握らない。 親指を使わなくても、ギターは演奏できる。って、コトです。 ぜひ、ネックを握る「くせ」をつける前に、確認してください。 *** ギター本に書いてないことなんですが、大事な基本で、 ネックは握らないのがいちばん大切な基本です。 C、Am、Em、Dm といったコードを覚えるときに、 左手親指をネックから浮かせて、遊ばせて置きます。 もちろん、理由がわかったら親指もつかうのですが、 まず、最初は親指を浮かせて、練習してください。 すぐに、弾けるようになりますよ。 うた本で、コードを覚えて、 メロディーはCDや、FM放送なんかを聴き、ボーカルに合わせて歌う、呼吸、タイミングを覚えれば、 3ヶ月くらいで、弾き語りできると思いますよ~ ぜひ練習して、やってみて! 感想お聞かせください。 ちょっと知り合いになった、中学生なんか、Em,Am,C,F,のコードを5分練習しただけで、 ばっちりできるようになりました。 よぉ~!! *** こんなことも、ご参考に、 ネックを握っていませんか? ネックを握っていたらだめです。 ネックを握って、練習していたら、リズム御地になるとおもいます。 握りを緩める、神経・命令が、余計な時間を消費するからです。
お礼
御回答ありがとうございました。
- chiezo2005
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どちらもできたほうが良いと思います。 右手のピッキングで音を出しているときはそれこそどっちでも同じですが,これが問題になるのは右手で弾かないで音を出す場合に影響が出ます。 つまり,左手のプリングオフをやるかどうかですね。 アコギの場合は下降ではプリングオフが必須でしっかり引っ掛けないと 音がでませんから,下のフレットは最初から抑えておく必要があります。 なので全部押さえる運指の方が適していると思います。 エレキの場合はプリングオフはもちろん使うのですが, この質問をみて,あらためて自分はどうしているのか見てみると,早いフレーズでは,ほとんどタッピング状態で下降のときもプリングオフをしていません。 そのときは音を出すときにフレットを押さえる必要がありますから, 講師の言われる弾き方になると思います。
お礼
御回答ありがとうございました。お礼が遅れまして申し訳ございませんでした。
お礼
御回答ありがとうございます。お礼が遅れまして申し訳ございませんでした。 とても参考になる御指摘、有難く頂戴したいと思います。