- ベストアンサー
ソロギターの右手の運指について
フォークギターで弾語りを30年近くやっている者です。 今年になってから俄かに「ソロギター」に興味がわき、楽譜(TAB譜付)を買ってきて練習してます。 そこでいろいろとわからないことが出てきましたので、今回は2点質問させてください。 1.まず右手の運指なのですが、今まで右手の親指は6~4弦(スリーフィンガーのときは6~3弦)を、人差し指が3弦を、中指が2弦を、薬指が1弦をそれぞれ担当して弾いておりましたが、ソロギターのTAB譜で6弦と4弦を同時に弾くように書かれている箇所がありました。 これは、親指だけでは弾けないので、親指と何かほかの指で爪弾くのだと思いますが、こういった場合の右手の運指を教えてください。 2.クラシックギターの楽譜で、運指の指定が1弦にiとmとaがありました。 これは、1弦一本に対して人差し指と中指と薬指で次々と爪弾くことだと思うのですが、アコギでもこういった弾き方があるのでしょうか? 以上です。 どうかよろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1.まず右手の運指なのですが、今まで右手の親指は6~4弦(スリーフィンガーのときは6~3弦)を、人差し指が3弦を、中指が2弦を、薬指が1弦をそれぞれ担当して弾いておりましたが、ソロギターのTAB譜で6弦と4弦を同時に弾くように書かれている箇所がありました。 これは、親指だけでは弾けないので、親指と何かほかの指で爪弾くのだと思いますが、こういった場合の右手の運指を教えてください。 どの指がどの弦というふうに固定しない方がいいですよ。 弾き易さ、スムーズな流れ、ベース音など持続させなければ ならない音を保つ、細切れにならない、次の困難な和音に備える ため、ビブラートを利かせたい、強調したい、歌わせたい、 どの指で弾くかは試行錯誤です。そのうちそういう疑問は 気にしなくなります。無意識にその時の状況に最も自然な指を 使っているでしょうから。(´ー`) 2.クラシックギターの楽譜で、運指の指定が1弦にiとmとaがありました。 これは、1弦一本に対して人差し指と中指と薬指で次々と爪弾くことだと思うのですが、アコギでもこういった弾き方があるのでしょうか? ソロギで早弾きをするときなど、複数の指を使います。16分以上 だと、同じ指で弾くのは困難ですから。普通は人差し指、中指だけで 早弾きします。トレモロ奏法や特殊な奏法の場合、連続して三つの 指で弾くことはありますが、普通は人差し指、中指だけです。 次の音の関係でそのように指定しているのかも知れません。
その他の回答 (3)
#2のmariocecです。 うっかりして間違いを書いてしまいました。 トレモロ奏法では指の順番は一弦以外を弾く親指を含めてp-a-m-iです。 ですからトレモロ奏法を頭に浮かべたのは私の早とちりで、そうではない可能性が高そうですね。 ソロは当然メロディ部分と伴奏部分から成り立っていますが、作曲家なり編曲者はメロディを際立たせる為にメロディラインは1弦を使うケースが多いです。 メロディラインがゆったり流れる時はその間にアルペジオなどの伴奏音が二弦以下で鳴らされますが、早いメロディの場合は一弦を連続的に使いますから、そこを同じ指で弾いてはぎこちない音になるのでi,m,aなどを順番に使います。その順番にもし指定があるならそれは何故かを考えます。出てくる音は人差し指、中指、薬指によって微妙に異なります。そこを表現として使わせたいのかも知れません。一般にきれいで良く響くのは薬指なのでメロディラインの中で特に重要な音を薬指に担当させる、というテクニックはあることです。そのあたりも考えながら使う指の順番をお決め下さい。 一般に楽譜にわざわざ指定がある時は、無視していきなり自己流で好きなように弾く、というのは考えものです。その理由を考えそれが感覚的に解った時にそれを生かす弾き方の別解としての自分流が出てくるものだと思います。とは言いながら、最終的には(あくまでも最終的ですけど)自分の解釈がとても重要です。部分的にも全体を通じて聴き手に与える曲の印象としてもそれが言えます。もっともそれはクラシックギターのソロに限ったことではありませんですね。
お礼
訂正&補足、ありがとうございました。 何をやるにも上達するには道は険しいということが良くわかりました。 しかしそれだけに上手く弾けるようになったときの喜びは大きいのでしょうね。 頑張ります。
およそ30年くらい前までクラシックギターに打ち込んでいた者です。 タブ譜は見た事がありませんので良く解りませんが、6弦4弦を同時に弾くことはよくありますが、6弦をp(親指)以外で弾く事は稀ですからそれはpで間違いないと思います。 4弦をどの指で弾くかは流動的です。その前の音は何でそれをどの指で弾くのが妥当か、その次の音は?という「流れ」があるならばそれに従いますから可能性としてはi(人差し指)、m(中指)、a(薬指)全てのケースが考えられます。 しかしご質問の部分だけを取り上げて前後の音の流れを無視するなら常識的には「i」ではないだろうかと思います。 つまりものをつまむような形で親指と人差し指を同時に弾弦します。(詳しく言えば弾いた後の人差し指はもし動きを止めなかったら親指の付け根に当たるような方向です) 弦が変わらないのにi-m-aと動く弾き方は「トレモロ奏法」と言います。楽譜への書き方としては拍の頭がpになっている16分音符4つの塊が続いていると思います。一秒間に16分音符を8~10個程度は弾かないと雰囲気が出ません。ソロ曲では有名な「アルハンブラ宮殿の思い出」が確かお終いの2小節以外はすべてこの形です。アコースチックギターの中でもナイロン弦を使ったクラシックギターでないと演奏は難しいと思います。それも右手の指をさまざまな順番に使ったアルペジオの練習を山ほど積んだ後にチャレンジする曲です。
お礼
トレモロについてはまだ早いということがわかりました(笑) これについては補足しますと、大昔のNHKの「ギターを弾こう」のテキストに載っていたものです。 半年分を一冊で賄うテキストなのでかなり高度なことまで書かれていたのだと思います。 4弦の運指についてのご解説、ありがとうございました。 疑問が解けてスッキリしました。
- lowrider_2005
- ベストアンサー率40% (1520/3748)
私もギター30年、ソロ暦25年です。 まず「アコギソロだから」「クラシックだから」「弾き語り(スリーフィンガー)だから」という固定観念は必要ありませんので、あまり気にしないほうがいと思います。 1.もちろん曲によっては人差し指で4弦を弾くことも5弦を弾くこともありえます。TAB譜から右手のどの指を使うかを直接読み取ることはできませんが、「前後の運指と自分の弾きやすさ」で選択するのが正解といえば正解でしょう。Dmのローコードの2弦を、薬指で押さえるか小指かに正解がないのと同じです。 2.8部音符以上で同じ弦を弾く場合はそうするのが自然だとおもいますが、あまり多くないともいます。そういう場合は、たとえば1弦開放と2弦5フレットで弾くとかしたほうがサスティーンが取れるし、ユニソンの微妙な響きが得られるので2本の弦に分けることが多いのではないでしょうか。もちろんありえないとは言いませんが。 いずれにしても、チューニングにしてもフィンガリングにしても運指にしても既存の固い理屈から開放されたところがアコギソロのいいところでもあると思うので、「自分にとって弾きやすい」が基準でいいと思います。 マイケル・ヘッジスが出てきたときはぶったまげましたが、いまやギターを打楽器のように弾くなんて普通のことになりつつありますから、家曲は「何でもあり」です。
お礼
「結局は何でもあり」ということを教えていただきとても気が楽になりました! これからは自分が弾きやすいように弾いてみようと思います。 どうもありがとうございました。
お礼
とにかく練習して何度も弾いてみて自然と自分にあった運指が身につくということですね。 なんだか楽しくなってきました。 いろいろ試してみます。 「トレモロ?」では薬指がなかなか上手く使いこなせなくて苦労しているところです。 私はベースギターも弾くので、中指と人差し指で交互に同じ弦を爪弾くのには慣れています。 ご教示の通りであればできそうな気がしてきました。 ありがとうございました。