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教育現場ではもっと職業の現実を伝えるべきだと思うのですが…

一度、同じ議題で質問を立ち上げたのですが そこで提示した例が極端で、論拠がずれてしまうような気がしたので 改めて質問したいと思います。 私の友人は中学時代に抱いた漠然としたイメージから ある職業に興味を持ち、その職に就くために有利な高校から大学へと進学していきました。 そして、念願かなってその職業に就くことが出来たのですが いざ、その職についてみると 「こんな大変な業界だと、もっと早くに知っていれば、もう少し、人生を考えたのに…」 と吐露しています。 実際には、就職活動中からなんとなく…そういう感じかなと思っていたそうですが 時すでに遅く、そういう業界に就くしか選択肢がなかったそうです。 また、進学校でそのまま大学へと進学していけば、それなりに職業の選択の幅が広がったであろう友人がいました。 彼は役者になりたいという夢から、単身上京しましたが結局挫折。 今、地元で就職先を探しているのですが、なかなか決まらず その話の時に「あの時、もう少し将来を考えていれば…」と漏らすこともあります。 少し前置きが長くなってしまいました。 私を含め、彼らは学生時代に職業を「イメージ」として捕らえて それに学校を含め、社会全体の「夢を信じれば道は開ける」「好きなことを信じれば大丈夫」 という言葉、気風に後押しされ、その道に進んだわけですが 結果的に後戻りできない状況に立たされているのが実情です 私としては、夢をつぶすような教育は問題ではあるが 例えば 「SEという業界は、知的でスマートなイメージがあるが実際には、納期に追われ残業残業の体力勝負の業界だ」 というようなものや http://nensyu-labo.com/sikaku_biyousi.htm http://nensyu-labo.com/syokugyou_se.htm このような社会における、その職業の立場というものを学生にしっかり教えておくべきなのではと思うのです。 その上で「美容師っていうのは、体力勝負のハードな職業なんだな。でも、それでも美容師になりたいから、この道に進もう!」 という強い夢と意志を持っている子には、一生懸命背中を押してやること。 「なんとなく、美容師にはかっこいいイメージがあったけど…実際には、長く続けることが難しい仕事なんだ…」 と、「なんとなく」で夢を持ってしまった子供が、その「なんとなく」でその後の人生の選択を間違えないよう 「社会の現実」を中学校くらいから、教えてやることが必要かなと思っています。 それについて皆様はどのように思われますでしょうか? ご意見よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • pyon_chan
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回答No.3

教えるべきは自分が進むことが可能な進路(職業の種類)と そこで待ち受けている現実を調べる手段だと思います あとは調べる手段としてのDBの充実化といったインフラの増強等ですね 飢えている人には魚を与えるより釣りの仕方を教える方がいいんです すべての職業の現実を網羅するのは時間的にも教師の能力的にも不可能ですし 自分で調べるスタンスはすべてにおいて無駄にならないと思います もし現実を教えるならより一般化して 「一度転落したら挽回が極めて困難な社会構造」といったようなことでしょうね

noname#47091
質問者

お礼

仰るとおりだと思います。 全ての職業の現実を網羅するのも難しいですし、だからといって特定の職業のみというのも 職業の誘導になっているのかもしれませんね。 職業の現実を知らせるデータベースと社会構造の授業。 とてもいい組み合わせだと思います。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.5

ちょっと回答とはそれるかもしれませんが、「職業選択の自由を与えるのが日本が目指す教育である」と私は信じてきました。しかし、最近の教育は、結果的にそうではなくなってきているとは思います。 詳しく書きます。もともと日本の戦後教育は、それが良いか悪いかは別として、より高い学力を目指すことで、どこの学校にも進学できるようにし、その結果、ある程度は、どんな職業に就いてもやっていける能力を養わせるものであったと思います。 ですが、昨今のニート対策のせいなのか、教育現場は早め早めに「夢を持て」と煽る傾向があるように思います。よくよく教育者の話を聴いてみると、「その夢に固執せよ」という意味で言っているのではなく、ある程度の夢を持つことで、やる気を起こしてもらいたいという、大変けっこうな意図があるようではありますが、未熟な生徒たちには、そうは伝わっていないようです。夢を持てない者は落伍者であり、夢を持ったら、それにしがみつくべきだと考える生徒が多い印象があります。 また、それが良いか悪いかは別として、授業の内容をしぼるためなのか、早いうちから進路を絞って「コース」の選択を迫られる高校がほとんどです。たとえば高校に入学してわずか2年目で文系コースを選択したら、もう、大学で理系の学部には簡単に行けない、という感じになります。 しかし一方で、私がいろいろな職業の“知られざる面”に気づき始めたのは大学も卒業に近づいた頃で、実際にそれを実感したのは就職してしばらく経ってからでした。それでも私の人生にとって、それは遅すぎはしませんでした。逆に、いたいけな中学生時代にそれを知っていたら、未来には何の希望も持てなかったでしょう。なので、必ずしも、中学生に負の部分を教えるのがいいとは思えませんし、他のご回答にもあるように、そもそも、いつまでも夢を見続けているのも、ちょっとナイーブです。 ただ、職業の負の部分に気づいたときに、軌道修正をしやすい教育であり続けて欲しいとは思いますね。とはいえ、軌道修正って、案外とできるものなのですよ。超が付くほど文系で決してエリートではなかった友人で、三十路も過ぎてから医学部に入りなおして晴れて医師になった人がいますし、30代、40代で資格などを取り直して、まったく違う職業に転進する人は多いですよ。回り道も人生のうち。その回った道が肥やしになったりするんですけどねえ。

noname#47091
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 回答者様の周りの方は実力者の方が多いでしょうか。 軌道修正が上手くいって素晴らしいですね。 私の友人達も、そのように軌道修正が上手く行くといいなと思います。 たしかに、どんな職に就いたとしても、そこからの軌道修正が出来る社会であれば こんな杞憂は不要ですね。 そんな社会になることを切に願うばかりです。 回答ありがとうございました。

  • koko_u_
  • ベストアンサー率18% (459/2509)
回答No.4

職業の種類やその現実は時々刻々と変化するものなので、基礎教育でそれを一々教えることは現実的ではありません。 自分でこうだと思い進んで、後悔するということは何にでもあることです。 それを学校のせいにしたところで意味はありません。

noname#47091
質問者

お礼

仰るとおり 自分で選んだ道でも後悔することは何にでもあると思います。 ただ、無知だったがゆえの後悔を、あらかじめ知識を得ることで 減らせることが出来ればと思いました。 ただ、それでも後悔する人は後悔するのでしょうね。 回答ありがとうございました。

noname#46750
noname#46750
回答No.2

職業の現実を教えるべきだと思います。職業選択で強い意志を育てないと、日本の経済の活性化に繋がらないと思うし、本人の人生のためにもなりません。

noname#47091
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 子供達が社会に出てから後悔しない学校教育を作って欲しいです。

回答No.1

ある意味、進むべき道がどんな所かを教えるのは良い事かもしれません。 ただ、考えようによっては夢を奪ってしまわないかと。 将来就く職業の誘導にならんかと感じます。 一番良いのは満遍なく勉強して、中学高校と進みながら 少しずつ自分の将来を絞っていく事かなと。 これは、普段の生活から、自ら学んで行くということです。 だから、色々な事に興味を持たせなければなりませんね。 どういうものか教えるのではなく、興味を持たせ、自ら調べ学んで行く道へ 導いてあげるのはダメでしょうか。

noname#47091
質問者

お礼

仰るとおりだと思います。 職業の誘導にならないかと言うのは 私も自分で言っておきながら、その可能性についても考えていました。 多くの子供が自分で調べて学ぶ…そういう日本になれば素晴らしいですね。 ありがとうございました。

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