とても簡略化かつ噛み砕いて書いています(いるつもりです)が、もしも気を悪くしたら申し訳ないです。
ところどころ説明の厳密さよりも理解のしやすさを優先していますので、もしもあとで学校などで勉強した時に『あれ?違うぞ?』と思ったら、そちらの方を採用してください。
炭酸飲料は、二酸化炭素(という名前の物質。泡のモト)を高い圧力で水の中に『無理やり』(ここ重要!)押し込めてとかすことでつくります。
もともと無理やり押し込めて作っている物なので、何か刺激(しげき)を与えてしまうとそれがたくさん出てきてしまうんですね。
(まぁ、なにも刺激を与えなくても、無理に押し込めてたものなので少しずつ出てきてしまうんですが。)
例えば、振ってしまったら水の中にたくさんいる泡のモトが水の中でたくさんぶつかり合って大きくなってしまって目に見える泡になる。
例えば、割りばしを入れたら、割りばしの表面はデコボコしていてたくさん泡のモトがくっついてくっついて大きくなってしまって目に見える泡になる(実際に試す場合には、あまりコップに炭酸飲料を入れすぎないようにして、そっと割りばしを突っ込んでみてください。場合によっては結構勢いよく出てきますので・・・)。
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*とける ということについて(知ってたらごめんなさい)
興味があったら読んでみてください。
とける、を知る前に予備(よび)知識。
世の中のものは、全て、小さな目に見えないくらいにとても小さなつぶがとてもたくさん集まってできています。
水も、砂糖も、塩も、二酸化炭素も酸素も・・・全部です。(二酸化炭素はもともと目に見えないけどネ。)
この小さなつぶのことを、中学の理科1分野(今もこういう名前なのかな?)か、高校の化学で『分子』という言葉を習います。
(本当はもっと小さいつぶに分けられますが、ここでは関係がないので無視しましょう。分子という言葉と一緒に習うはずです。)
とけるということは、目に見えていたくらい大きなつぶが目に見ないくらい小さなつぶまでバラバラになって、例えば水なら水という小さなつぶの間なんかに入り込むことを言います。
とけやすかったりとけにくかったりする組み合わせはいろいろです。
(こういう組み合わせができてしまう理由は、不完全ながら高校の化学でやります。)
このとけるということは、例えば氷砂糖を水の中に入れておくと氷砂糖がどんどん小さくなっていくことから目にすることができます。
この例は固体が液体にとけていくものですが、上に書いたように気体が液体にもとけるという場合もあります。
さすがに溶けていたものがいきなりドバっと出てくる様子を目にすることはすくないと思いますが、
例えば、たくさんの食塩をお湯に入れて『もうとけないよ!』という状態にしてから、うわずみの部分だけを取りだして、うわずみのお湯を冷やしてから、なるべく純度の高いアルコールをお湯の半分くらいの量だけ入れてみてください。
そうするとぶわーっと食塩が出てくる様子を観察できると思います。