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人間は生物である以上結婚する?!
高校時代の生物教諭が授業中残した言葉でしたが、「人間は生物である以上結婚をする」という言葉でした。 当時、私には結婚願望がなかったので、「お前は結婚したいか」という質問に、結婚せず働いていると思う、と答えていました。 そうすると、教諭は「それは人間は生物である以上、必ず結婚する」と答えました。 その後、十年ほど後に、私は結婚したのですが、この言葉、真理だと思いますか。 不思議なことに、生涯の伴侶にめぐり合っていない、その当時の同級生は何名かいるのですが・・。
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真理にするは用語がちぐはぐですね。 自然科学(人間は生物)に社会科学(人間は結婚する)を挿し木したような。 「よって生物は結婚する」なんて結論、導けませんもの。 生物界をみまわして、結婚制度を持つのは、ヒトのほか数えるくらいの 種類の動物しかないんじゃないかな。終生同じペアで子を産み続けるのは。 要するに、「ヒトは生き物だから生殖能力を持っている」といえばいいものを 結婚に結びつけるのは無理。なぜなら 「だからといって誰でも結婚できるわけではない」 「社会的に認められた関係をもてるわけではない」 「この人とならと思えない相手からは逃げたい」から。
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- eroero1919
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その先生はまあ勢いで軽く言っただけだと思いますが、生物教師として、落第です。結婚というのはあくまで人類の社会制度に過ぎず、それと生物とは全く別の話です。その証拠に、人間以外のどの生物も役所に結婚届を提出しません。だから社会科の先生が「人間は社会を持っている生物である以上結婚する」ならいいんですが、生物の先生が「人間は生物である以上結婚する」というのはそもそも生物の根幹を理解していないトンチンカンな発言か、もしくは10年間の時間が質問者さんの記憶を曖昧にして違うことを間違えて覚えていたかのどっちかです。 もし生物学的見地からその先生の言ったことを解釈すると「人間は社会性を持つ生物であるから、社会制度としての結婚をする」と発言したか「結婚というのは家族を持つという意味である」という解釈か「結婚とはとどのつまりセックスである」といいたかったのかどれかだと思います。 そもそも人間が恋愛感情によって結婚したのは欧米を含めてもここ100年ちょっとと、あとはずーーーーっと古代の話だけです。日本でも明治や大正生まれの人は「結婚式で初めて相手の顔を見た」ってこともザラでしたし、ほんの20年くらい前までは「男も女も結婚するのが常識」でした。私が10代の頃は女性はよくクリスマスケーキに例えられていましたね。24までは価値があるが、25になったら売れない、とね。子供の頃に読んだマンガで嫁き遅れのハイミスの女性が出てきましたが、その女性の年齢の設定は28歳でした。彼女は事あるごとに「若さが欲しい」と嘆いていました。今だったら考えられないですよね。 その先生の言ってることが正しいなら、私は結婚していないので生物ではなくなってしまいます。
お礼
生物教諭ですから、「結婚というのは家族を持つという意味である」という解釈か「結婚とはとどのつまりセックスである」のほうだと思います。 結婚の形態の変遷は、ご記術のとおり。時代によって適齢期も常識も変わっていくなら、社会的な制度だと言うのは、うなづけます。 私にとって、先生の予言は的中したのですが・・。幸か不幸か、44になっても的中していない男女が高一のクラスメイトには若干います。 ありがとうございました。
お礼
公立の進学校なので、先生の言っていることは絶対なのですが、客観的に見ると、真理とはいえない部分を持っているのですね。 要するに、生殖能力を持っているから、パートナーが誰でもできる、ということを言いたかったのでしょうが、私が結婚したくない、と答えたから、頑なに、絶対結婚すると言っていました。 最後の理由の三つには、笑ってしまいました。 人間は社会的生物なので、本能の赴くままと言うわけには行きませんよね。 楽しい回答をありがとうございました。