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「松竹梅」について
松竹梅の3種類の木は縁起のいいものとされています。 さて、よく宴会などのコース設定でランクを表す場合、「特上、上、並」などでは体裁が悪いので、婉曲的に「松コース」、「竹コース」、「梅コース」といった具合で使われますね。松が特上、竹が上、梅が並というランクを意味しますが、なぜ松が特上で、竹が上、梅が並のランクという意味になったのでしょうか。松は竹や梅より上位のランクを意味する理由はどこにあるのでしょうか。 宜しくお願いします。
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やはり中国ですね 松竹梅は冬の寒さに耐えるということで、中国で昔から「厳寒の三友」と言われて描かれていたものです。日本に来ると「めでたい木」とされて、慶事に用いられるようになったとか。並べ方は、単に古代人が神聖視(重要視)した順番だと思うのですが…。 松:冬でも緑を失わない→不老長寿のシンボル。 神の天下りを「待つ(松)」めでたい木で、 現世と神を媒介する役割があると言われてます。 神事芸能であった能の舞台にも描かれます。 竹:成長が早く繁殖力も強いことから、生命力・繁栄のシンボル。 出産や子供の成長をあらわします。 また「中が空洞なものには神が宿る」という古代信仰からも来てるのでは。 梅:他の花に先駆けて(初春)最初に咲く、ということで珍重されたようです。 字が「髷(つくりの右上)の母(つくりの右下)の木」と書くため、 髷を結う女性=成熟した女性=どんどん子供を産む=繁栄、 ともかけてあります。
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- syunpei
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補足ですがここのPageに説明されているように 本来松竹梅は、ABC等と同じく、物事のランク付けのために うまれたものではありませんから、特に松が貴いから1番とか特上とかそういった ことにはならないんだと思います。意味は無いと考えたほうがよいとおもいます。 結婚式場は、まあいちおう上席はあるにしても、上下をはっきりつけず、いろんな名前をテーブルにつけたりしています(まあ、一目瞭然ですがね)
- Eivis
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季節に拘わる言葉、七夕の牽牛織女、お月見の中秋節など[節季・せっき]に関係する語は、中国から来たものが沢山あります。 http://longlife.city.hikone.shiga.jp/museum/letter/55.html#2 http://www.rekihaku.ac.jp/kodomo/5/tayori25.html 厳寒にも緑を失わない松、しなやかに伸びる竹、そして厳寒時に花咲き薫る梅。 松・竹・梅を「歳寒の三友」と呼び、古代から「めでたきもの」のしるしとされてきました。 特に松については、「羽衣伝説」を題材とした能曲「羽衣」は、松林が舞台です。 なぜ松なのか、それは「松は神の天降りを待つ」神聖で、めでたい木とされているからです。
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ご回答ありがとうございました。松が神聖な木だからなのですか。
- nyajinyajio
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どうやら中国からきたようです。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。松は冬に枯れたりしないし、葉が落ちないところから、節操を尊ぶ象徴としてランクを上としたのですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。参考になりました。