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パーキンソン病患者のケアーについて
どなたか経験があれば教えて下さい。 妻が数年前に,パーキンソン病と言われ,薬を飲んでいます。当初は元気に外出してましたが,最近は動きが遅くなり,長く歩けなくなりました。外出を嫌い,家にこもり,TVをみて過ごすことが多くなりました。このままでは,いずれ動けなくなるものと思われます。 そこでお尋ねします。この症状の進行を少しでも遅らせるリハビリ 運動などはないものでしょうか。また介護上の留意事項などを教えて下さい。
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追記です。 なんか言葉足らずな気がして、どうしても気になったので。 ご存知だと思いますが、パーキンソン病は(私の病気もですが)現代医学では完全に治ることはありません。 今はまだ、治療法が進んできている・・・という程度に過ぎません。 そして、上で紹介した手術もまた「症状を抑える」程度の効果しかありません。 なので、私が手術入院中に見たパーキンソン病患者さんは、割と症状の進んだ方たちが多かったように思います。 それまで自立歩行出来なかった患者さんが「ゆっくりなら歩けるようになった」或いは「杖などの補助具を使えば自立歩行可」という程度で、手術後はリハビリも必要になります(リハビリを続けることで更に症状が改善するケースもあるようです) パーキンソン病は(私の病気もですが)個人によって症状やその進行速度も違うので、一口に手術といっても、効果にもかなりの個人差があるようです。 また、手術の際に体内に埋め込む「パルス発生器」というものは、数年に一度、取り替え手術をしなければいけません。 加えて、この手術により「喋りづらくなる」などの後遺症も出ます。 そういうリスクを覚悟の上で「それでも」と思う人が、全国から集まってくるのです。 私は2001年にこの手術を受けましたが、それまで「家では這って進み、外では車椅子」だったのが、今では、室内・外ともに「つたい歩き、またはゆっくり歩行・・・ただし遠出の際は車椅子」になりました。 それでも手足等の「ふるえ」は殆ど無くなったので、身体的にかなり楽です。 ただ言葉の後遺症にはかなり悩まされています。「喋りづらい」というよりは、お腹に力が入らなくて「声が出ない」という感じです。 ちなみに、私の場合は「それなりに」良くなった程度だと思います。 他に同じ病気で手術を受けた方の中には「殆ど普通と変わらない」程度まで良くなった人もいるようなので。 それでも私の病気と比べると(忘れてましたが)パーキンソン病は難病指定になってるだけでもいいほうです。 こちらは「似たような」病気ではあっても、難病指定されるほど人数がいないので、何の保護措置も受けられません。 とまあ、以上の事をふまえた上で・・・。 今は私が手術を受けた時よりもずっと、手術自体が楽になってきてるようです。 とにかく、まずは一度かかりつけの医師に相談してみて下さい。 そして最終的に結論を出すのは、当然、奥さまでなければいけません。 ご本人に「少しでも良くなりたい」という意志がなければ、この手術は辛いだけのものになるでしょうし、また、せっかくの手術も効果が半減してしまうと思うので。 少なくとも私は、本当に藁にもすがる気持ちでこの手術を受けました。 最後になりましたが、パーキンソン病についてのURLを入れておきます。 http://www.niigata-nh.go.jp/nanbyo/pd/pdindex.htm http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/089.htm
その他の回答 (1)
私はパーキンソン病ではありませんが、似たような病気で、パーキンソン病の手術(を応用したもの)を受けました。 http://www.masa.go.jp/nes/dbs.html こんな感じのヤツです。 こちらはついでに。 http://www.masa.go.jp/nes/parkinson.html 最近は色々な病院でこの手術が行われるようになりましたが、絶対的に臨床例が多いのはやはり日大病院だと思います。 http://www.med.nihon-u.ac.jp/hospital/itabashi/shinryo/noushinkei/senmon.html#a03 もし上手くいかなくても命に別状がある手術ではありませんし、日大は病院自体も古い感じですが、医師たちの腕は、まあいいと思います。 それでもやはり頭を切る訳ですから、かなりの覚悟が必要だと思いますし、私も実際に体験して大変なのは解かるので、特にお勧めはしません。 でも実際、パーキンソン病の方たちが良くなって退院していく姿も見ています。 ただ、手術費用は高いので、もしこの手術を試してみたいなら、かかりつけの医師と相談のうえ、近くの市長村役場から「保険限度額適用・・・」という書類をもらってから入院・手術を受けたほうがいいです。 私は他県に住んでいますが、ここの「機能的神経外科外来」に今も定期的に通っています。
お礼
早速に丁寧なる回答を賜り,厚く御礼申し上げます。パーキンソン病に外科的手術があることを知りませんでした。 愚妻も「歩行障害」のようで,主治医に相談して, 善処したいと思います。 本当に参考になりました。今後もよろしくお願い申し上げます。
お礼
度重なる情報を有難うございました。それに貴重なご自身の体験を お知らせ下さり,非常に参考になりました。それに関連のURLまで紹介いただき,大いに感謝しております。 幸いにも,愚妻は少しは歩けるので,病院の玄関まで連れていって,あとは本人まかせにしておりました。これからは,要介護の状態になってあわてないよう,しっかり勉強したいと考えます。重ねてお礼申し上げます。