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理系のメリットって?
生物系の学部に通う大学2年生です。 最近なんですが、自分が理系の道を選んだことが正しかったのか真剣に悩んでいます。 高校生のときは数学や物理といったいわゆる理系の学問が好きだったし、正直なところ(今となっては非常に幼い考えだと反省していますが) 文系の人を一段下にみていた気がします。 しかし、よく考えてみると文系は理系と比べて ・大学受験への勉強が比較的楽 ・大学での勉強も楽 ・上の理由より大学時代は遊んだり、華やかな人が多い ・それでも文系は理系より生涯の収入が5000万ほど多い などいいことづくしのように思えてしまします。 どうも他人の芝が青く見えてるだけのようには思えません。 旧帝国大学の理系なので、それなりに勉強はしてきたつもりです。 自分より努力してない人が自分より評価されないのは、不服に思えてしかたないです。 考え方自体が自己中心的で幼いかもしれないですが、真剣に悩んでいます どなたかいいアドバイスお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
工学部出身者です。 確かにあなたの挙げた理由で、文系は有利な点もあるかもしれません。 しかし大学は学問を研究する場であって、自分の興味のあることを勉強することが最上のメリットだと思います。 その点では特に ・大学での勉強も楽 ・上の理由より大学時代は遊んだり、華やかな人が多い は大学にいる意味がない、無駄な時間のように思えます。 (大学に入学する意味がない) 大学はレジャーランドではないのですからね。 また ・それでも文系は理系より生涯の収入が5000万ほど多い についてですが、これは母集団の問題もありますし、経営など比較的高収入の仕事に就くのが文系が多いためです。 しかし、僕は簿記や経営学セミナーにも参加していましたが、僕から言わせれば理系は経営・経済が食わず嫌いなだけであって、文系の人がミハエリス・メンテンの式からラインウェーバー・バークの式を誘導するよりずっと簡単です。 あなたは大学で格安の費用で生物学の知識や技能をみにつけています。 もしあなたが莫大の収入を望むのであれば、あとは片手間に経営学を勉強し、その手の産業に殴りこめば生涯年収で平均より数億円以上稼ぐこともできますよ。 そんなくだらないことで悩むのであれば、高収入をたたき出す方法を探して、勉強しましょう。 4年になったら研究で縛られてしまいますが、今ならまだ多少時間はあるでしょ?
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- backs
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たぶん基本的には質問者さんの考え方は正しいと思いますよ。 上を目指している人は分野を問わず大変な苦労をしなければいけませんが、「ただ単位を取得するだけ」という人であれば、明らかに文系とされている学部(学科)のほうがラクでしょう。 就職に関しても、まだまだ理系の能力者が十分に力を発揮できるような職場を提供できる企業は少ないと思います。例えばですが、量子力学を学んで大学院には行かなくてもそれに相当する実力者だったとしても、「じゃあ実際にそれを応用できる企業はどこ?」となったとき、そういった企業は東京の都心部あるいは地方でもごく限られた研究所に準ずるような施設しかないわけですね。仮にそのような所へ行けたとしても学部卒では給料が顕著に違ったりなどという現実があるわけですからね。 それで結局は文系の人たちと同じ条件で一般企業に入った人を何人も知っていますから、彼らの学生時代の苦労を考えると、やはり不公平だなと感じてしまいます。まぁ、入社してからの成長ぶりは対して勉強もせずに入ってきた人とは異なるでしょうが、そういう土俵に立つこと自体が彼らからすれば「苦」でしょう。 文系の人の中には「理系は就職率良いからイイよなぁ」などという人もいますが、実際は学部時代の苦労を天秤にかけると明らかに不釣合いな場合がほとんどですからね。 しかし、だからといってそれを理由に何かを主張したところで何も変わりません(残念ながら)。今しばらくは「自分が学部時代に学んだ研究のノウハウを活かす方法を自分自身で見つける」というスタンスでがんばっていくしかないです。私は生物科学に関する領域について全くの素人ですが、必ずその知識や技術を応用する道がありますから、個人的な意見としては研究への熱意を絶やさないで欲しいですね。 ちなみに、私は文系の枠に入る分野を専攻していました。理系の人がこういうことを言っても、主観的と取られがちなので、あえて発言してみました。
勉強ご苦労様です。理系って大変ですよね。実験・実験また実験。その後レポートの嵐。単位取得の為に分けわかんない数学やらされたり… 私も質問者様同様難しいと言われる大学の理系卒です。理系は確かにマイノリティーです。周囲から奇異の目で見られる事もあります。でも理系的才能が自分に宿っていて良かったと思います。理系的思考ができてうれしいですよ。 理系は確かに質問者様が言うように収入は少ない?とか有るかも知れません。しかしこの先も日本が技術立国を続けて行くためには今後は理系を大事にせざる得ないと思います。今までのように理系を軽んじる傾向に有れば日本は存続できないでしょう。 私は理系として生活していることが楽しいです。しかし質問者様が理系に楽しみを見いだせないとするならば進路変更を勧めます。20代前半の今なら十分間に合いますよ。
- gungnir7
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これはものの考え方の問題なので悩んでも仕方ないです。 自分がコツコツと探求するのが好きなら理系向きといえるでしょう。 理系の人の喜びは収入がどうのこうのより、ものづくりを通しての自己実現なのです。 適正があっていないと思うなら方針転換するべきでしょう。 確かに文系の人は成功すれば高収入です。 学習していることが経営とかの方面になれば企業のトップになれますから。 ですが、そんな華やかな人は当然ながら極一部です。 理系の大きな利点は手に職を持つことができる点です。 別に料理人でもマッサージ師でもいいです。手に職を持っている人は強いです。 そうでない人は40過ぎれば営業の仕事しか残っていません。 ロクなコネもないくせに大学時代に遊んでいた文系の人のツケは重いです。 会社が潰れたりしたときの人生の転落は容易に防げませんから。 これから日本経済は氷河期に入ります。 中国やインドの経済が一段落すれば世界中の景気が後退いたします。 日本は国債、少子化の問題で打撃は先進国の中でも大きくなります。 現在は株で儲けている文化系の人も肩身が狭くなるでしょう。 すると日本を支える技術者の立場が上昇すると思います。 私の独断と偏見では約20年後です。 ともかく今の日本のスパイラルではいつしか大不況がやってきます。 そうなったときに理系の立場は強くなります。
- unos1201
- ベストアンサー率51% (1110/2159)
>自分より努力してない人が自分より評価されないのは、不服に思えてしかたないです。 この考え方は、偏見であると同時に、努力すればどうにかなると狂信的になっている可能性もあります。文系で、何年も司法試験に全精力を使い、気がついてみると年を取っていた人、その人は、すべて認められるのでしょうか。 >文系は理系より生涯の収入が5000万ほど多い 標本の母体は何でしょうか。旧帝大の法学部と、私立の偏差値のかなり低くても合格できる一応理系の学部の人と比較すると、そうなることもあるかも知れませんが、一部の文系出身の成功者の人、あるいは上場企業に就職した管理職クラス以上の偏った母体などから推測している統計ではないのでしょうか。 一流商社の実績のある人や銀行系などの職種である程度実績を持つ人、外資系証券会社や保険業務の担当官などは、理系出身の人は少ないし、人脈や交渉、経済分析などができないと生き残れないこともありますので、その人たちはある意味、特殊な存在です。いつ破産しても、逮捕されても、あるいは社会的に抹殺されるような状態になっても不思議でないような仕事のこともありますので、ハイリスクハイリターンの世界のこともあります。それを理系の人でも望めば仕事にできるのでしょうが、素人は失敗しますので、ほんの一部の運がいい、タイミングの合った人が成功するに過ぎません。 >華やかな人が多い 私は典型的な旧帝大の理系出身でしたが、親が一流企業の社長クラスの人が結構いて、生活が違うのに驚かされました。下宿でなく、まるで高級ホテルのような別荘みたいな家を購入して通う人、高級自動車を簡単に買い替える人、旅行にもファーストクラスで移動する人、レストランで親のゴールドカードの家族会員として高級料理を昼から食べることの違和感の無い人などです。とても付き合いきれませんでした。 >大学での勉強も楽 司法試験でも受験する人は入学してから毎日が勉強の鬼だった人もかなりいます。暗記力、理解力、それを文章にしたり、演説したりする能力、とても真似できない超人もいました。私は、文系でもすごい人が先輩にたくさんいたので、恐ろしくて法学部などには進む意思がありませんでした。 >高校生のときは数学や物理 私もそうでした。しかし、学力テストでは、英語と国語では全国一桁の順位につけるのですが、数学はせいぜい上位3分の1、3課合計になると、学校内でも2桁の後半近い成績でした。物理や化学は満点近いのですが、生物は9割から8割がやっと、地学は7割から8割がどうにかでした。世界史は中世、近代が苦手でしたが、好きでした。 現在は世界史は好きですし、語学は趣味みたいなもの、収入の大半は生物系の仕事です。しかし、本当の専門は電気生理学ですので、物理の最前線みたいな装置も操るし、パソコンは30年以上の付き合いです。パンチカードの時代から趣味みたいな状態でしたので、当たり前なのです。無線も高校からアマチュア無線にべったりで、1級と、まさに、物理と数学、その系統は趣味として続けています。 生物で食べるなら、医学、薬学の研究、農学でも農業化学とか、バイオテクノロジーの最先端なら収入も確保可能かも知れません。逆に、理学部生物学科とか、水産学科などですと、なかなか専門を生かせません。収入を考えるなら、嫌いでもそれなりの分野に行くことも妥協しないといけません。工学部はまだ収入が確保できるとは思いますが、数学家などはどうやって食べているのか、私には理解の範囲外です。きっと、親が金持ちか、教師としての収入があるのではと、想像するのが精一杯です。それでも生物屋よりは収入が安定しているかも知れません。 先輩で生物をしていた人は、米国でNIHなどの研究機関にポスドクで活躍し、帰国していない人などは知っているのですが、大学の教員をしている人以外はどうしているのか不明です。世界が違うので、交流がないだけかも知れません。
補足
長文ありがとうございます。 まだ20年しか生きていない未熟者ですので、非常に参考になります。
- taizaw
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あなたのおっしゃるような側面はあるかもしれませんね。 いわゆる「理系的就職」「文系的就職」という典型的な例を見た場合は特にそのような傾向があると思います。 たとえば、文系で銀行に就職した場合などを想定されていると思うのですが、生涯収入だけでみたら銀行の方が良いかもしれませんね。でも、倒産しそうな会社への融資を断らなければならなかったり、田舎企業の社長相手の接待で思いもしないようなことを強要されたり、昇進には試験試験といういやな側面もあるのではないでしょうか。 一方、ものいじりが好きな人がエンジニアになった場合などは、収入こそ多くなくとも充実した人生を送ることができるかもしれません。 人を見ることが文系のベースにあると思いますが、国際的な仕事をする場合には、米国の文化や仕事の仕方、欧州の文化や仕事の仕方(国ごとにちがいますよ~)、アフリカ、アジアなどの文化を見につけ、人物観察を行わないといけなかったりしますね。これは大変です。 もし、技術者であれば、言葉・文化に根ざさない実物を前に話をするので、コミュニケーションが楽ということもあります。 また、理系的素養を生かして「文系的就職」をすることも十分可能です。トレーダー、経営コンサルタントなど、数字に強く客観的に物事を分析するスキルが役に立つ職種も多くあるでしょう。これらの職種は死ぬほど忙しかったりしますが、収入は命を削った分はもらえるでしょう。 どのように評価されるかは、どのような場を選んで、自分がどのようにアピールしていくかにもかかっています。私の経験では、理系ではこのあたりが苦手な人がおおいように思います。 もし、理系の職について、評価されないことに対して不満に思うのであれば、「評価される」ための戦略を練る必要があると思います。 すべての人に評価されるということは、とても難しいことですけどね。 かくいう私も旧帝大理系出身ですが、おなじような不満を感じていました。今は、文系と理系のあいのこのような仕事をしています。楽しんでますよ!
補足
ありがとうございます! 文系が理系就職はむずかしくても理系が文系就職って聞きますよね… そういう意味では選択の幅が広がったのかなと考えたいです
補足
進路変更ですか… しかしいまさらこの大学を辞めることは出来ないです。 具体的にはどういった方法の事ですか?