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as if節の仮定法の是非について

she talked as if she ( ) me. の四択で 1. always knows 2. had always known 3. has always known 4. would always have known 答は2.になります。なぜ2.で他がダメな理由かを知りたいです。 参考書には as if節は主節の動詞より同じ時間であれば過去時制、以前の事柄であれば過去完了時制 とあり、 She talked as if she knew everything (彼女は何でも知ってるかのように話した) She talks as if she knew eveerything (彼女は何でも知ってるかのように話す) と例文まで載っています。ですからb.はマズイと思うのですが、 どうなんでしょうか。 そして選択肢にないのですが as if she knew meならダメでしょうか。 またalwaysは習慣を表す語だと思うので完了形は使えない と思うのですが、どうなのでしょうか。 先生に聞くと「as if節は別に仮定法でなくてもいい」と 言ってました。ならば選択肢が全ていけることになりますよね!? 有識者の人解説を下さいお願いします!

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回答No.4

結局,as if 節は時制の一致が適用されないため,時制の一致がないと言われる日本語に合わせればいいことになります。 仮定法ですので,「~する,している」なら仮定法過去 「~した,~していた」なら仮定法過去完了 「知っているように話す」 「知っているように話した」 いずれの場合も「知っている」ですので,仮定法過去 「知っていたように話す」 「知っていたように話した」 いずれの場合も「知っていた」ですので,仮定法過去完了 あと,「ずっと~知っている,つき合ってきた」 のような現在完了の継続・完了・経験の意味が含まれているときも 「~ように話す」 「~ように話した」 いずれの場場合も仮定法過去完了となります。 仮定法で,現在完了ということはあり得ず, 過去完了より古い時制はありませんので, 「知っている」という現在(あるいは主節と同時点)でない限りは 仮定法過去完了ということになります。 参考書の >as if節は主節の動詞より同じ時間であれば過去時制、以前の事柄であれば過去完了時制 に加えて, (主節の動詞より)以前から同じ時間にかけての継続,経験,完了も 仮定法過去完了時制 と理解しておいてください。

kikk
質問者

お礼

論理的な解説ありがとうございます! 仮定法過去完了ばかりに目が行ってしまい、 現在完了形の仮定法であるとは気づきませんでした。 ありがとうございます!

その他の回答 (3)

  • Parismadam
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回答No.3

こんにちは。11/29のご質問ではお返事を有難うございました。 ご質問1: <参考書にはas if節は主節の動詞より同じ時間であれば過去時制、以前の事柄であれば過去完了時制とあり> ご質問のケースは、まさにこの解説の通りの用法に倣っているのですよ。 1.正解の、she had always knownの前の時制は何だと思いますか?答えは、 she has always known 「彼女はずっと知っている」 という現在完了の継続の用法になります。現在完了形は、ご存知の通り時制は「現在形」なのです。 2.ご質問文は、主節が過去時制ですから、参考書の説明「主節の動詞より同じ時間であれば過去時制」に従えば、as if節内も主節と同じ過去時制にしなくてはなりません。それが、 she had always known 「彼女はずっと知っていた」 という過去完了形になったのです。 3.つまり、ここは現在完了形という「現在時制」を主節に合わせ「過去時制」にしたところ、偶然「過去完了時制」になった、という文なのです。 4.過去完了時制ですから、「過去より前の時制」になります。正確には、「過去より前の時制を含む過去の時制」になります。過去完了時制とは、過去のある時点から過去のある時点までという、過去の時間の幅を問う時制だからです。 5.従って訳し方も、無理に「過去より前の時制」のような訳し方にする必要はなく、主節の過去時制と同じ時制のように訳してもいいのです。 例: 「まるでずっと私を知っていたかのように、話した」(O) 「まるでずっと私を知っているかのように、話した」(O) ご質問2: <as if she knew meならダメでしょうか。> 選択肢にあれば、勿論結構です。 その場合の訳し方は 「まるでずっと私を知っていたかのように、話した」(X) 「まるでずっと私を知っているかのように、話した」(O) となります。as ifは過去完了時制ではないからです。 ご質問3: <またalwaysは習慣を表す語だと思うので完了形は使えないと思うのですが、どうなのでしょうか。> そんなことはありません。 alwaysは「ずっと」「依然として」「相変わらず」といった、継続を示唆する意味がありますから、継続を表す完了形と一緒に使うこともできます。 ご質問4: <先生に聞くと「as if節は別に仮定法でなくてもいい」と言ってました。> 「先生」の弁の続きを言えば、つまり、「as if節は直接法を使ってもいい」ということです。 1.as if節内が仮定法を使うか直説法を使うかは、節の内容が「非現実的」か「実現の可能性が高いか」で判断します。 (1)仮定法は節の中の内容が、現実に反する仮定=非現実的な内容になっています。 例: She behaves herself as if she were princess. 「まるでお姫様のように振舞う」 (2)直接法は節の中の内容が、現実に即した推定=実現・事実の可能性が高い内容になっています。 例: She behaves herself as if she is princess. 「まるでお姫様のように振舞う」 2.上記の(1)と(2)の違いは以下の通りです。 (1)では話し手の主観が、「Sheは絶対にお姫様でないことは確実だ」と知っていての「仮定・想定」になっています。 (2)では話し手の主観が、「Sheはもしかしたら本当はお姫様かも」、という可能性を秘めた推量になっています。 ご質問5: <ならば選択肢が全ていけることになりますよね!?> 1.直説法と考えれば、「主節が現在形なら」、1や2も可能です。 2.しかし、主節は「過去形」なので、時制の一致で、1や2は不可となります。 3.直説法で、主節が過去形なのに、as ifが現在形の用法はあり得ないからです。 4.ちなみに4の選択肢が不可な理由は、would have known「知っていただろうに」という過去推量の婉曲表現になっているため、as if節内で使うには、文意をなさず不適となるからです。 以上ご参考までに。

kikk
質問者

お礼

なるほど!難しい内容を簡潔に説明してくださり とても助かりました。ありがとうございます!

回答No.2

as if の後は,「実際そうであり,そのように」の場合は仮定法を用いず,「実際はそうでなにのに,まるで~かのように」の場合は仮定法を用いるという説明がなされたり,口語では仮定法にしないことも多いと言われたりしますが,受験レベルでは仮定法を用いておくべきです。 一般的に,現在の事実に反する仮定は仮定法過去, 過去の事実に反する仮定は仮定法過去完了と言われます。 「まるで私のことを知っているかのように話した」の場合, She talked as if の後,主節が過去形なので,時制の一致により, 「知っている」時点も過去,よって had known という仮定法過去完了と考えてはいけません。 仮定法は,現実とは異なる心の中で思っているだけのことであるため, 現実のことを客観的に述べる時制の一致が適用されません。 そのことを >主節の動詞より同じ時間であれば過去時制、以前の事柄であれば過去完了時制 という言い方をしているのです。 talked という過去と同じ時点で「知っている」なら仮定法過去になりますので, She talked as if she knew me. となります。 では,「以前,知り合いであったかのように話した」では 「知り合いであった」は,talked という過去の時点よりも 前のことですので,仮定法過去完了となって, She talked as if she had known me. となります。 今回の問題の場合,as if she knew me が選択肢にあれば,それも正しくなります。 2 as if she had always known me については, have always known という現在完了で 「過去から今にかけて,ずっと知っている」という継続的な意味を表します。 この現在完了の意味を仮定法に取り込む場合も,仮定法過去完了となります。 always は「現在の習慣」だけでなく,「過去から現在にかけてずっと」という意味にも用いられるのです。 ここでは,talked よりも前の時点から,talked という過去の時点にかけて,継続している様子を仮定法過去完了で表しています。 仮定法を用いると考えた場合,当然,1,3はなくなり,4のような帰結節(if 節でない方)で用いる助動詞つきのものも誤りです。 仮定法を用いないと考えると,時制の一致が働きますので, talked という過去の後に現在,現在完了はきません。

  • felicior
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回答No.1

こんばんは。有識者ではないですが少しだけ。 仮定法でなくてもよいなら確かに全部いけそうですが 4はダメだと思います。なぜならas ifに限らずif節の中には 普通willやwouldは来ないからです。無理におくと おそらく推量や意志の意味が出てしまい不適切です。 1,3を排除するには仮定法でなくてはいけないとするしかないですね。 残りに関して、 2. had always known は「以前からずっと知っていたかのように」 as if she knew me は、「その時知っていたかのように」 のような違いが出ると思われます。前者はknowが状態動詞なため 完了形としての「継続」の意味が発現し、単純に主節よりも 過去の出来事と考えるだけではいけないということなのだと思います。