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コールドスプレーの冷却効果
中学校の養護教諭をしております。 コールドスプレーというものが、大分一般に浸透してきたと思いますが、これの冷却効果って、実際のところどうなのでしょう?コストを考えると、予算の限られている学校現場では安易に使用しにくいのですが(ゴミもかさばりますし、環境面でも良くない気がします)、教員も生徒もコールドスプレーを使いたがります(^^;)。 氷やコールドパックなどの他の冷却方法と比べて、コールドスプレーには、特別冷却効果が高いなどの利点があるのでしょうか?ご存知のこと、または資料となるHPの情報など、なんでも結構ですので教えてください。どうぞ宜しくお願いいたします。
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こんばんは。 大学で理学療法を専攻しているものです。 コールドスプレー,コールドパックともに物理量法学の実習で用いて,その効果を確認した経験がありますので,御参考になれば…… コールドスプレーやコールドパックは寒冷療法という治療に用いられます。寒冷療法の目的は色々とあるのですが,maplesugarさんが用いるであろう目的は ・急な怪我の炎症緩和 ・局所の痛みの軽減 などが主であろうかと思います。 ですので,それに沿ってお答え差し上げますと,それぞれにメリット,デメリットがありますね。 コールドパックは長時間(といっても20分前後ですが……)の患部の冷却が可能で,その冷却効果もスプレーよりは持続するでしょう。しかし,急に怪我をした時などに準備が出来ていなければ用いることができません。 対してコールドスプレーですが,突然使用する機会に遭っても,その場にあれば治療を即,行うことが可能です。ですが,その使用に際し,凍傷を招きやすいですし,冷却作用も非常に速いことは良いのですが,表面的かつ短時間の効果しか期待が出来ません。 ですので,急な怪我での局所的な痛みなどにはまずコールドスプレーを用い,応急処置を行い,安静にできる場所に移動した後に,コールドパックを用いて冷却を行う。 こういった使用方法が良いかと思います。 まとめますと, ・局所的,突発的(応急処置):コールドスプレー ・局所的またはやや広範囲,慢性的:コールドパック という使用法が適しているかと考えます。 たしかにおっしゃる通り,コールドスプレーを手軽に用いれるからといって,安易に使用しますと,ゴミもかさばり,無駄に費用を使うことになる可能性もあるでしょうね。おまけにその効果は持続性も期待できないので,安易にスプレーを使用しても気分だけの問題ですしね。。 長々とコメントしてしまい申し訳ありません。。 わかりにくい文章でしょうが,少しでも参考にしていただけたら幸いです。 それでは,失礼いたします。。 参考文献:物理療法学 医学書院
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- kaze044
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こんにちは。 スポーツをしていましたが、コールドスプレーはあくまでも「応急処置」をする為の物として捕らえていました。 瞬間的に冷やすのが目的です。 捻挫・突き指をしたときなどですね。 感覚的には、「氷を用意する間の冷却手段」と言ったところでしょうか。。。 アイシングは、時間をかけて患部を冷やし、終了後はサポーターをつけて冷えないように気を遣っていました。 基本的に「冷やす」のはOK、「冷える」のはNGです。 「冷やす」 → アイシング 「冷える」 → クーラーなど コールドスプレーは、あくまでも「緊急時」に使うものだということをきちんと指導してあげてください。 それと、近づけて長い時間スプレーするのはやめましょう。 理由は説明が気に書いてあると思います。 ページを探してみました。 http://village.infoweb.ne.jp/~fwkw0016/sp_trena/icing1.htm コールドスプレーについても書いてありましたので、参考になさってください。
お礼
お礼を申し上げるのが大変遅くなり、申し訳ありませんでした。 私自身はスポーツを特にしないので、実際にスポーツをされる方のご意見、とても参考になりました。コールドスプレーを使用する場面の説明が簡潔で、とてもわかりやすかったです。参考になりました!どうもありがとうございました!
お礼
お礼を申し上げるのが大変遅くなり、申し訳ありませんでした。 自分がなんとなく考えていた通りでよかったんだと少し自信がもてました。ご紹介いただいた参考文献も見てみたいと思います。 大変参考になりました!どうもありがとうございました。