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「いい歳こいて」

「いい歳こいて」という言葉はとても下品に聞こえて耳障りなので、ドラマなどで東京生まれ東京育ちの淑やかな女性が涼しい顔をして「いい歳こいて」というと、「えっ!」と声をあげそうになります。 東京のひとには下品でも何でもない言葉のようで、とすると、上方のわたしの言語感覚に狂いがあるのか。それとも、江戸っ子とはもともと粗野なところのたっぷりあった人たちだったようで、「火事と喧嘩は江戸の華」というのも、そもそもの意味は、江戸っ子の悪口というか皮肉、つまり、喧嘩が多いのは人間が粗野だから、また火事が多いのも、上方の人間よりも民度が低くて火の始末もきちんとできないため、ということをさしたもののようですが、粗野な長屋暮らしの江戸っ子のことばが連綿と生きつづけるあいだに、いつしかことばの素性がわからなくなって、もともとは下品なことばを東京の紳士淑女が平然と口にしているのか。 はたして、どうなんでしょうか。

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  • mat983
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回答No.1

「いい歳して」は聞きますが、 「いい歳こいて」とは東京の女性が言うのを ここ何年も聞いた事がありません。 男だけです。 東京はそんなに下品ではありません。

noname#118935
質問者

お礼

昔のNHKの連続ドラマ「ひらり」。 相撲部屋の隣に住む家族と力士たちの交流を描いたおもしろいドラマでしたが、その裕福な家庭のお嬢さんが「いい歳こいて」とごくフツウのことばのように口にして、へえっと驚いたのが始まりです。 つい二日ほど前にも、これもNHKのミュージカル中継、舞台のあとの主演俳優との対談で、男の演出家が言ってました。この言葉を口にするから東京のひとと思ったのですが。 東京のひとの感覚でもやはり下品なのですね。質問してよかった。 ありがとうございました。

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  • aki43
  • ベストアンサー率19% (909/4729)
回答No.3

ご近所の方々が話されてるのなら別ですが ドラマなど芸能関係の場合は俳優さんですよね なので江戸って言う事だけではないと思いますけど 参考に 

noname#118935
質問者

お礼

あれは脚本家の失策だったのでしょうか。でも、違和感のあるセリフなら、それを演じる役者や、演出家がノーを出すはずです。それがなかったということは、その言い方でおかしくない。東京では育ちのいいお嬢さんでも、この言葉を抵抗なしに口にするのだな。そう理解して、驚いたのです。 お答えいただき、ありがとうございました。

  • tera_tora
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回答No.2

いわゆる江戸っ子とよばれるに値する人々はごく一部です。 現在東京にいる人のほとんどがいわゆる江戸弁を話せません。 これは東京が外部から来た人々によって形成されているからです。 東京の人のしゃべり方がきれいかどうかは私には分かりませんが、上方の方言ときれいかどうかを比較する時点で結果的に何が導き出されるのか分かりません。その基準は何なんでしょうか?標準語からの乖離を指すのでしょうか?あなたの思い込みだけの判断をしていませんか? 結果的に引き出されるのは偏狭な地域ナショナリズムだけだと私は思います。 関東では「だるまさんがころんだ」、関西では「ぼうさんがへをこいた」まあ同じようなもんでしょう。

noname#118935
質問者

お礼

誤解があるようです。 東京のひとをくさしているのではありません。 「いい歳こいて」の一語についてお尋ねしただけです。 ドラマの一家はちゃきちゃきの江戸っ子。 裕福な家庭の、おっとりと育てられた姉妹の姉の口をついたセリフに唖然とし、 「東京では育ちのいいひとでも口にする言葉なのかな」というそのとき芽生えた疑問を確かめることもないままいたのですが、 先日のミュージカルで演出家が、あのNHKで、その言葉をいうものですから、(その演出家を東京人と勝手に思い込んで)、東京のひとにとってはフツウの言葉のようだが、上方に住むわたしにとっては理解しがたい感覚。しかしそう思う感覚のほうがおかしいのかもしれない、という気持ちから質問に至ったわけです。 そして、「火事と喧嘩」からの記述は、東京では紳士淑女でもこの言葉を平然とつかう理由を私なりに推論しようとしてのものです。そこに東京人への悪意めいたものをお感じになったとしたら、まったくの誤解ですが、それもわたしの筆力不足に責任があるのでしょう。 貴重なご意見ありがとうございました。

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