艸部
《画数》18画
人名漢字
《異体字》蔵
《音訓》ゾウ・ソウ・くら
《名乗り》おさむ・くら・ただ・とし・まさ・よし
《意味》
ゾウス{動}かくす。かくれる(カクル)。おさめる(ヲサム)。しまいこむ。入りこんで出てこない。〈対語〉露(外へ出
す)。「収蔵」「蔵頭露尾(頭かくして尻シリかくさず)」「用之則行、舎之則蔵=コレヲ用レバスナハチ行ヒ、コレヲ舎ツレバスナハチ蔵ル」〔論語〕
{名}くら。物をしまっておく建物。〈類義語〉倉・府・庫。「宝蔵」
{名}しまいこんでかくした物。▽去声に読む。〈同義語〉臟。
{名}精気や栄養をしまいこむ内臓。▽去声に読む。〈同義語〉臓。「五蔵(=五臓。肺・心・肝・腎ジン・脾ヒの五つの内臓のこと)」
{名}「西蔵(チベット)」の略。▽去声に読む。「漢蔵語(シナ・チベット語族)」「蔵族(チベット族)」
《解字》
形声。艸は、収蔵する作物を示す。臧ソウは「臣+戈(ほこ)+音符爿ソウ・ショウ」からなり、武器をもった壮士ふうの臣下。藏は「艸+音符臧」で、臧の原義とは関係がない。
《単語家族》
倉ソウ(作物をしまいこむ納屋)と同系。
《類義》
納は、入や内と同系で、中へいれること。隠は、目だたぬようおしさげてかくすこと。倉
《異字同訓》
くら。倉
ということで解字のところをご覧下さい
お礼
早速に有難う御座いました。 “爿”から縦の棒を除去したもの自体は、呼称はないのですね。 そもそも“臧”という字で、一体で、《解字》で、ご説明の部分として分解されるくらいだったのですね。 有難う御座いました。
補足
字の説明では、“爿”からたて棒をとった部分、ということばしかないですね。