こんにちは。同じく特養の相談員をしている者です。
ご質問の内容にあった点についてアドバイスさせていただきます。
>3段階までの低所得層は特定入所の枠があるので無理だと思うのですが、4段階も「費用基準額」から大きくかけ離れる事は無理だと思います。
これは食費や居住費の「特定入所者介護サービス費」のことですよね?
基本的に食費や居住費の設定は施設の自由です。しかし何故みんな同じような料金設定となっているのか・・・食費を例に説明させていただきます。
食費は通常1,380円ですよね。何故かと言うと第2段階や第3段階の方等が減額を受けても1,380円までは補助がでるわけです。第2段階の方であれば自己負担は390円で残り990円は行政より補足給付があります。ここまではperoperokm様もよくご理解されていることと思います。
では食費を1500円にするとどうなるか。4段階の限度額認定証をお持ちでない方は1500円をもらうことができます。しかし限度額認定証をお持ちの方からは自己負担+補足給付あわして1,380円しかもらうことができず残りの120円は施設が負担することになります。
施設が食事を提供するのに120円負担するというのは変な感じですが、食費を1500円に設定したならば食材料費+調理費コストが一日一人あたり1500円になるようにしなければ監査が通りません。食費や滞在費は「実費」ですから実際にかかった費用のみしか請求できないからです。
食費を例えば1500円にしてしまうと特定入所者介護サービス費の支給を受けている方(特養ではほとんどの人では?)の120円を施設が負担し、もちろん1500円分の食費をかけなければならない・・・とても合いませんよね。この辺は施設の経理の方が詳しいと思いますよ。
自己負担部分の増額となると日用品費などはもう徴収されてますかね?トイレットペーパーやおしぼり、シャンプーなどの費用を1日に多少ご負担していただくことができます。
私が注意しているのは機能訓練加算や経口移行加算等の個別加算が対象となり得る方なら算定できるよう努めることです。小さいことですが年間にするとかなり変わってきますよ。
お互いがんばりましょう。
お礼
absoさん、的確なアドバイス有難うございました、身近に相談できる人がいなくて助かりました。”食費や滞在費は「実費」”そうでした、根本間違ってましたわ。 おおきに。