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文章の上手い小説

娯楽用ではなく、文章の勉強、参考用に本を読もうと思います。 以下の条件にひとつでも合う本をご存知でしたら教えていただけないでしょうか。 ジャンルは問いません。ライトノベルや児童書でもweb小説でもかまいません。 文章の上手さだけが小説の面白さではないと思いますが、今回はそれは置いておきます。 ・日本語が崩壊していない ・表現力がある、文章表現が多様である(似たような言い回しばかりを使わない) ・難しい、一般的でない漢字や慣用句を多用していない ・擬音を多用していない ・一般的な文章作法で書かれている 単純に、これは文章がわかりやすい、読みやすいという程度でもかまいません。 よろしくお願いします。

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  • mimo11
  • ベストアンサー率17% (7/40)
回答No.1

椎名誠さんはいかがでしょう? 擬音を使用している率が高いのはエッセイですが難しい漢字は出てきません。また児童用の作品もいくつかあります。新聞に連載されていた小説はとても読みやすかったですよ。 文法の点で言うなら江國 香織さんはややおススメです。 単に読みやすいということでしたら作家以前にコピーライターをしていた方は大変分かりやすく明快な文章の作品が多いです。

その他の回答 (8)

  • ayakaf
  • ベストアンサー率13% (8/59)
回答No.9

文学なら 川端康成『掌の小説』から『有難う』『夏の靴』10頁くらいの超短篇集なので読みやすい。川端康成は本当にきれいな日本語の使い方をしますねー。行間マジックは何度読んでもじんわりきます。 太宰治『晩年』から『葉』。きまじめなのにたどたどしい言葉が、切なくて苦しくて愛おしい。これは小説というより太宰が書きためたものを短く切り取って集めたような短文集です。 既出ですが中勘助の『銀の匙』こそ瑞々しい文章という言葉がぴったりの美文です。 ライトノベルはちょっと古いコバルト文庫しか知らないのですが… 藤原眞莉の『姫神さまに願いを』シリーズ。ただこれは巻数がかなりあるので一冊なら『夢の痕―美濃姫異伝』をおすすめ。 野梨原花南の『ちょー』シリーズ。ちょーとか言われた時点でかなり美しい日本語?という感じがしますが見せる場面ではかなりいい文が出ます。 最近の本ですと京極夏彦でしょうか。この方も行間の使い方が非常に上手で、基本のやや冗長なまでの文との対比効果が見事。『姑獲鳥の夏』のラストシーンは映像的な美しさに鳥肌が立ちました。作風でもあるのでしょうが、あまり外来語に頼っていないんです。そのぶん、日本語の文章というものをもう一度洗い直して見つめさせてくれると思います。

  • TUWABUKI
  • ベストアンサー率54% (65/119)
回答No.8

やや古風ですけど、 幸田 文さんの「おとうと」とか、「流れる」とか。 エッセイや短編集もたくさん。「台所の音」とか、短編集で読みやすいのですが、きちんとした文章でつづられています。 古風といってもそんなに古い文章とか言葉ということではなく、風格があって無駄なものが無い感じです。 もっと古風でよければ志賀直哉さんの文章も無駄が無くて、きちんとした日本語だと思います。

noname#52347
noname#52347
回答No.7

好みの問題だとは思うのですが わたしは川端康成の文章が一番好きです 雪国とかね...冒頭がいいんだ....「駅長さん、弟をよく見てやって、お願いです。」悲しいほど美しい声であった。高い響きのまま夜の雪から木魂して....... 日本語にジワン。 汚い日本語話してごめんなさい!(**)

noname#145744
noname#145744
回答No.6

中勘助「銀の匙」 三島由紀夫「春の雪」 は、いかがでしょう。

  • dulatour
  • ベストアンサー率20% (327/1580)
回答No.5

日本語が崩壊せず、文章表現が多様であるということなら、向田邦子さんが、私の個人的な見解としては、お奨めです。 また、文章のお手本という点では、古い本ですが 別冊宝島19「文章・スタイルブック」という本があります。 天皇陛下の文体から、古くは夏目漱石、川端康成、また野坂や宇野鴻一郎、大江健三郎、本多勝一、沢木耕太郎などなど、硬軟取り混ぜ、著名な作家の文体を紹介しています。 、

回答No.4

島田雅彦はどうでしょうか? 『彼岸先生』や無限カノン、『優しいサヨク~』など。

  • kistune
  • ベストアンサー率32% (29/89)
回答No.3

・日本文学から… 太宰治の文章の多くは奇を衒うことなく正統的で、しかも表現力が豊かだと思います。 例えばエッセィの『思ひ出』などはどうでしょうか。一文の長さは短めで読みやすいですし、文章にリズム感があります。しかし、読み手にイメージが良く沸いてきます。 ・ライトノベルから… 田中 芳樹『銀河英雄伝説』は、淡々と硬い文章が続きます。しかし数多くの人物を描き分けなけらばならないためか、人物描写に多くの工夫がされています。

  • k-josui
  • ベストアンサー率24% (3220/13026)
回答No.2

小説ではありません。 ごく短い文章ですが、私もこんな文章を書く事ができるようになりたいという希望があります。 ここの冒頭の部分。 http://www2.neweb.ne.jp/wd/mypr/fm/index2.html

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