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これは辞める理由として正当ですか
私は性格が職人気質で 一つの事をこだわり・突き詰めたい質です。 物をつくりたくて 雑貨の企画という仕事に就いたのですが、 市場や利益と言った事に全く興味が持てないです。 気持ちが入り込めなくなってしまいました。 良いもの<売れるもの の方針に幻滅してしまいました。 スローガンでは良い事いっているのに現実 利益1番です。 会社を辞めて 今後 仕事で物づくりをするのは止めるつもりです。 私の仕事の選択ミスだと思っています。 「仕事が合わなかった」は正当な理由になりますか。 まったく事実なのですが、甘いような気もして 納得させられるのか不安です。 勤務1年です。
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自分も同じような事を思ってましたよ。 金が入ってくれば何でもいいのかと。世の中金が全てかと。 1.きつい言い方をします。心の準備はOKですか? 現代に生きる人間は、どうしてもお金が必要になってきてしまいます。 必要悪なのです。 そうした上で良いものを作るのは大事なのですが、 会社というのは、純粋な意味でその人が生活に必要なお金を「給料」 という形で生み出す場所なのです。 会社自体が「良いものを作り・・・」と対外的に言っている場合、 「市場や顧客に対して」良いものを作る、と言っているだけですしね。 会社は芸術家を養成する場所ではないのです。 2.良いものを作ろうとするのが芸術家だと思いますが、 例えば芸術の一端である(?)文学等では、例えば江戸川乱歩賞を取りたい時には、 自分が書きたいものを書ける訳ではなく、以下のような傾向と対策が必須なのです。 ・登場人物を三人以上殺す記述がある。 ・地方に行って謎を解くヒントを得るようにする。 ・時事問題を取り上げる。 ・一般には知られない専門知識を織り交ぜる。 (本当にこのワンパターンでつまらない事この上ありません。) 芸術家でさえ世間を見ているのです。 こんな芸術家もどうかと思うんですがね。 尚、映画では映画監督が賞を取ろうとする際には、 カンヌ、パリ、オスカーなど、この賞にはこういった作品が受ける という「傾向と対策」というものがあるのです。 正確に言えば、俺はオスカーには向いてないからカンヌを狙ってやろうかな、 ぐらいで、自分で市場を選んでいるんでしょうか。 (塩野七生さんが文芸春秋かなにかで言っていました。) 3.「HUNTER×HUNTER」というマンガの第一巻から、 金の亡者(という設定)であったレオリオという人物のセリフをどうぞ。 -------------------------------------------------------------------------------- 世の中全て金次第さ! 人の命だって金で買える! 金さえあれば俺の友達は死ななかった! 決して治らない病気じゃなかった!! 問題は法外な手術代さ!! オレは単純だからな 医者になろうと思ったぜ 友達と同じ病気の子供を治して"金なんかいらねェ"ってその子の親に言ってやるのがオレの夢だった 笑い話だぜ!! そんな医者になるためにはさらに見たこともねェ大金がいるそうだ!! 分かったか? 世の中 金! 金なんだよ! -------------------------------------------------------------------------------- 間違えてはいけないのは、お金を稼ぐ事が最終目的地なのではなく、 稼いだお金をどう使うのかが目的なのです。 金とは目的を果たす手段に過ぎません。 miyu917さんは、「良いものを作って売る」といった 「良い事をする」という行為と「金を稼ぐ」という行為を同一視しているのが、 そもそもの誤りなのだと思います。 この二つは貨幣制度と仕事が始まった頃から相反する性質を持っていて、 やはり、昔からmiyu917さんのように何人も若い人が葛藤していました。 (恥ずかしながら自分のその一人でしたね)。 しかし、これは経験から言って同一視してはいけません。 分離して考えるべきです。 4.もし、これから利益無視で良いものを作ろうとする機会があった場合には、 市場調査も必要ですが、衆愚についていく必要はありませんよ。 むしろ、自分が世間をリードしていってやる! くらいの気持ちでいかなければなりません。 それは数年、十数年先かもしれませんが、それまでには ・沢山の人に会い、 ・沢山の経験をし、 ・沢山の本を読む をこなして下さい。これをしておかないと、大衆を間違った方向に導いていきかねません。 注意して下さい。 5.私からは福沢諭吉「学問のススメ」を読む事を強く勧めます。 少々難しいですが、頑張って読んで下さい。 読んでいない人よりもこの問題に対する感覚が10倍進むのではないかと思います。 6.ひとまずはお金を稼いで下さい。話はそれからです。 会社を一人の人間に例えた場合、ご飯を食べなければ死んでしまうのに、 手が勝手に「自分はいい詩を書きたいんだ! 」とペンを持ってしまう状況です。 あるいは「詩を書きながら飯を食う」というような状況でしょうか。 いずれにしても、文化的な事をする(良いものを作って売る)のは、ご飯を食べてから(ある程度お金を稼いでから)ですよね。
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- KeepGoing
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組織で働いていると、やりたくもないことをやらなければならない事が多いと思います。慈善事業でない限り、会社もより利益につながる方を選択するのは当然の事だと思います。 >「仕事が合わなかった」は正当な理由になりますか。 正当か正当じゃないかは主観的なことで、あなたが正当だと思えば正当です。 会社を辞めて独立等なさっても、自分の思い通りに行くという事はなかなか難しいかと。辞めた後の事が決まっているようでしたら、辞めるのも悪くはないかと思います。あくまで私個人の意見です。
お礼
自分で望んで入社して、合わないから辞めるというのは 実際 自分勝手な話だと思います。 しかし、自分にウソをついて物を作るのは苦しく、 いっそ作っていない方がマシとさえ思うようになりました。 どうせならウソの苦しさより、辞めてからの苦しさを選ぼうと思います。 辞めた後のビジョンを明確にして進めます。 回答ありがとうございました。
- Ace-prince
- ベストアンサー率33% (22/65)
仕事が合わないというのは、辞める理由としては当然ありうるものと考えます。納得させられるかどうか以前の話として、会社に何が何でも引き止める権限はないのですから、それを心配する必要はないでしょう。 ただし、企業であれば市場や利益の動向を無視することはできません。売れないようなものを作っても経営は成り立ちませんし、新しい良いものを売り込んでいくには市場を開拓する努力も必要です。あなたが今取り組んでいる企画の仕事は、まさしくそんな仕事なのではないでしょうか。少なくとも製造業の場合、あなたが勤めることができる職場が存在するのは、企業が利益を追求するからなのです。
お礼
そうなのです。 企業としてはそれが当然なのですよね。 企業に就職する事がいかに私の性質に合っていないかを 思い知らされました。 回答ありがとうございました。
- apoptosis2
- ベストアンサー率37% (35/93)
仕事を辞めるのは、正当な理由かどうかというより、あなたが本当にやめたいかどうかではないですか? 良いもの<売れるものが嫌なのなら、自分から、そういった体質を変えてみたいとは思いませんか? どうせやめるのなら、そういった賭をしてみてからでもいいと、私は思います。 それに、たとえその賭に失敗して今の仕事を辞めても、物作りは本当にやめたいのですか? そうでなければ、自分で起業するなど、手は考えられるはずです。 私は今学生ですが、将来、物作りの仕事を目指しています。なので余計に、あなたのような人にはがんばって欲しいです。 もしあなたがその賭に成功して、そのような企業が増えれば、私は必ず、そういった企業に行きます。 もしそういった企業がなくても、私は、企業の体質を変える賭はするつもりです。 そういう風に志している人もいるのだということも心に残してもらって、あなたが少しでも妥協をせずに物作りをしてくれることを願っています。
お礼
同士の方からご意見が頂け嬉しく思います。 物作りを仕事に選んだ点が間違いだったと思っています。 体質を変えることも考えていましたが、 それは顧客自体を変える事に繋がっており 途方もない事だと知りました。 抱えているお客様は実際、「良いもの」を望んでいないのです。 自分で創作を続けます。お互い頑張りましょう! 回答ありがとうございました。
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
厳しいことを掻きますが、 駄目です。甘すぎます。 1年で分かった事を書いてはいけません。 理想と現実の違いなどどの世界にもあります。 理想と違うから興味が持てないというのは甚だ疑問です。 何か逃げたいからの方便ではないですか。 自分がお客様にこれは売りたいというものを1品でも見つけ、開拓することです。 成功体験もないままに辞めてしまうのは不幸です。 わずか1年です。3年は頑張らなければ仕事が体得できません。
お礼
そうですね… どんな経緯であれ、縁あって入った会社です。 辞める意志は固いですが、その前に1度 成りきってみようと思います。 この成りきる点で 自分にウソをつく事、 思っていない事に同意する事が 何より苦しかったのです。 回答ありがとうございました。
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お礼
実感の込められた回答、とてもありがたいです。 「稼ぐシゴト」と「物を作るシゴト」を同一視していました。 分離して考えた場合… やはり 稼ぐシゴトに作る要素があるのがキツイですね。 商品を素の感性で見てしまうんです。 作らなくて良い「稼ぐシゴト」を見つけようと思っています。 沢山 これからのヒントを下さり どうもありがとうございました。